google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg お手軽!専用ダンボールで蔵書収納: ひとくちメモ

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2009/07/26

お手軽!専用ダンボールで蔵書収納

ダンボール箱が届いた。昨日午前中に発注して24時間以内。はやーい!お店には「不在時は宅配ロッカーへ配達してください」と書いてもらったのだが、そのあまりの大きさにビックリ。宅配ロッカーには入らない可能性あるな。それで早めに届けに来てくれたのかな?

Box_book01

引越しするわけじゃない(笑)。本の収納用だ。本棚よりも効率よく収納する方法をいろいろ探して考えた結果、やっぱダンボール箱がお手軽かつ収納力が高いってことで。将来的にどっか倉庫を借りるとしても、すぐに移動できるようにしておきたい。

今回発注したダンボールは書籍サイズでいえば四六版とB6サイズ、いわゆる単行本といわれる大きさにフィットするもの。1セット10枚で5セットだから50枚だ。お店は「ダンボール・梱包資材の店 In The Box」(パッケージアート株式会社)さん。小ロットでも手軽な価格で購入できるのがうれしい。

単行本のサイズってのは結構くせもの。文庫とか新書よりもかさばるし収納が難しい。だが増えていく書籍の山をなんとかしたいという思いはあった。蔵書管理というほどマニアックではなく、お手軽かつ効率的な収納がしたかった。

とりあえず部屋にあった単行本を片っ端から入れてみた。新旧取り混ぜて入ってます(^_^;)。

Box_book02

どうでしょう。天地(書籍の高さ)が単行本サイズにあわせてあるので美しく収まる。またこのお店の書籍用の箱は横幅(長面の内寸)が404ミリにあわせてあるので、リピーター魂もそそる。うまいねぇー。

さて、ここからが工夫のしどころ。箱の封をガムテープでしてしまうと、いざ取り出すときに箱を傷める。また箱詰めしちゃうと内容物がわからなくなる。中身がわからなくなるってところが書籍の収納で一番のネックじゃないだろうか。

そこで、まず箱のフタのガムテープ留めをやめた。そして卍固めを採用。かざぐるま方式といってもいい。なんていう呼称かわからないので...。いわば仮留めだ。こんな感じ。

Box_book03

最初は「どうやるんだ?」って思うけど覚えれば簡単。写真のフタの右短面がミソ。こいつを最初に普通のフタをするように折り、順々に上側の長面、左短面と折っていく。最後の下長面を折るときに、最初に折った右短面の下に潜り込ませる(右短面を半分だけ上に引っ張り出す感じ)。これで完成。

この方法は開け閉め作業頻度が高いダンボール詰めをするときによく使うのだ(笑)。収納時に重ねると若干グラつく。しかしそこはまた工夫して(面取りや積み方の卍積みとかいろいろ考えて)やってみたい。

さて、最後に内容物の確認だが、2つ上の写真はなにもブログで紹介するために撮影したわけではない!この写真をインデックスに使うのだ。カラープリンターは年賀状のためにあるわけじゃないのだ(年賀状も書かないオレは特に...)。

Box_book04

デジカメで撮った画像は、例えばエクセルなどに貼り付けてA4サイズで印刷すればいい。カラーのほうが絶対にいい。いわばこのダンボールのX線画像のようなものだ。これを箱の長側面に貼って箱を重ねていけば、書籍を探すたびに「箱の中身は何でしょねゲーム」をしなくて済む。箱詰め中に箱に番号をつけていけば、デジカメ写真をまとめて撮っても貼り違えることがない。たとえわからなくなっても箱詰め卍固めだからすぐ開けられる(笑)。

このデジカメ画像という方法、実は自分で思いついたんじゃない。世の中には蔵書管理マニアが五万といるのだ。All aboutの収納ボックス紹介に載っていた。そこでの紹介のボックスは1つの箱で2段3段と同サイズの本が入れられる箱だったが、個人的には1列で1枚の写真インデックスというのが手間がかからずいいと思って今回の1段の箱にしたわけ。

ついでにいえばデジカメ写真を貼ったエクセルシートをうまく管理することで蔵書画像のインデックスが出来上がる。検索するには書名や著者名などいろいろ打ち込む必要があるが、たとえばフリーウェアの蔵書管理ソフトを使えばかなり簡略化できそうだ。

例えば私本管理Plusという優れたフリーソフトがあった。バーコードスキャナーを導入しなくてもISBNコードだけ打ち込めばアマゾンから書籍情報が得られる(古い本は自分で入れる場合もあるが)。また、このソフトには保管場所の入力項目欄がある。そこにこの箱画像のエクセルファイル名やシート名のパスを入れておけばどうだろう。ヴァーチャル倉庫の出来上がりだ。もっともその箱をどこに保管したかを忘れたら意味ないが(笑)。保管場所が家の中とか倉庫1つ程度のレベルならば充分だと思う。

なにはともあれ、1箱に15~20冊入るとして750~1000冊の単行本を収納できることになった。10箱重ねると高さが約1,650mmくらい(横幅約414mm、奥行き約200mm)。単行本サイズ約200冊がこのスペースに収まるのは驚異的だ。インデックスも10枚のデジカメ写真を撮って貼るだけ。このシステマチックな作業が心地いい。たかだか人生数十年のうちに購入した書籍類くらいは捨てたり売ったりしないでおきたいと思ってる。そのための工夫だ。掃除のモチベーションも上がるというものだ。

追記)-----
Box_book05とりあえず3段重ねた画像をアップしてみた。

箱詰め卍固めは一番上がちょっと不安定そうに見える。しかし書籍(紙)ってのは結構重いので、いい感じに重なってくれた。

1箱には20冊弱といったところか。単行本で買う本は結構厚みがあるので、寄せ集めると20冊は入らない感じ。これは個人差もあるだろう。

作業した実感として、1箱がこのくらいの重さなら女性ひとりでも作業できる重さだと思った。この倍になるとちょっと重くてオレでも挫折しそう。立花隆みたいに重ねて床が抜けても困る()。

あと、どうしても作業中に積読中の書籍を残したくなったり書誌分類したい衝動に駆られる(笑)。なんだか箱に入れてしまったらもう読まなくなってしまうのではないかという不安がよぎり、収納を躊躇してしまうのだ。

だが安心しよう。そんな書物は箱に入れなくても読まない(笑)。読みたくなったら(必要が出てきたら)探してでも読むものだ。そんなときデジカメ写真と箱詰め卍固めが暖かく迎えてくれよう。

分類も考え出すときりがない。このあたりは「超整理法」の押し出しファイリングとか各種収納法などもあるが、あまり考えないことにした。あるいは、いま現在埋もれているその場所にあったグループで固めてしまう。どっちにしろその時期にそこに埋もれていたんだから。

これは過去の時間を押し出しファイリング化しているような面もあるが、現場をそのままパッケージ化しておくことで、その当時の記憶がシナプスを刺激して探しやすいかも。これも個人差があると思う。もちろん自分の専門分野などがあって確実に分類可能なものは分類しても構わないと思う。

ダンボール箱の山なので「見せる収納」というわけにはいかないが、在庫の見える化が出来るというのはなんともありがたいものだ。カタをつけるという意味では、同じサイズの箱単位で仕切れるのは精神的にも気分が良い。これで本棚を空けて読みかけの本に入れ替えたい。

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コメント

「ありがとう」と言わずにはおれれなかったですよ。

投稿: 落第爺さん | 2011/07/14 04:18

落第爺さん、コメントありがとうございます!

いまも着実に増えていく書籍の山...。でもまだまだ箱に余裕があるので休みの日に作業したいです。

ビバ!ダンボール(笑)

投稿: ポップンポール | 2011/07/14 07:55

この記事へのアクセスはいまでも結構多くてありがとうございます。

先日から大片づけをしているのですが、そのときもこの段ボールが大活躍!5年前に50枚買っているのでまだ使い切っていません。ようやく半分切りました。

とはいえ書いてから5年経ち、世の中の状況も変わってきました。一番変わったのはデジカメ写真インデックスをしなくても、スマホ写真+クラウド保存によってさらに手軽になったことです。

印刷して貼らなくても番号(たとえば作業日+番号など)を箱に書いておき、スマホ写真のファイル名をその番号にしてクラウドで写真を保管しておけば、どこにいても本が探せそう。

探すときはスマホ写真で本の背を眺めて探すわけですが、書店でもやってるそういう作業、得意だし嫌いじゃない。本好きならそうじゃない 印刷して貼ってもやることは同じだったわけだし。スマホ写真なら拡大表示もできるし検索効率も上がるかも。

ついでに重ねている段ボールの置き場の全体写真なども撮っておくとか、いろいろ工夫の余地はあると思うので楽しみながら蔵書管理しましょう!

In The Boxさんも最近はいろんなタイプの箱を作ってらっしゃるようです。内寸404mm統一はやっぱありがたいですね。オリジナルサイズにも小ロットから対応してもらえるようです。

投稿: ポップンポール | 2014/11/27 07:47

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