google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ジブリのドキュメンタリー発売延期: ひとくちメモ

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2009/07/03

ジブリのドキュメンタリー発売延期

マイケル・ジャクソンが亡くなって、マイケルが保持していたというビートルズの原版権の行方が気になっていた昨今、まったく別の原版権の話題がもちあがった。

ひとくちメモ「ジブリの風景を録りたい」という記事の最後のほうに紹介した本日(7/3)発売予定のドキュメンタリー作品が、5ヶ月程度の大幅な発売延期となってしまいました。音楽の原版権(大まかに言えば著作権のひとつ)の許諾申請漏れがあったそうです。ジブリの説明はこちらです。

確かにドキュメンタリー作品の場合、現場で流れている音楽の許諾を得るのは大変な作業でしょうねぇ。

BGMとして後から入れた音楽ならば、どこにどんな音楽を使ったかがわかっているので事前許諾の必要性もわかって使う(許諾が得られない場合は発売時に差し替える)ことが出来ます。ドラマなんかではたまにありますね。

しかしドキュメンタリーでは、意図的に入れたわけじゃない音楽が多数ありえます。今回も「作業中の宮崎監督が聴いていた音楽」が入っていた場合には、その音楽の許諾を得なければなりません。外国曲の場合は著作権管理団体も複数あり結構大変だと思います。また差し替えが出来ないから、映像の編集からやり直す必要も出てきます。

個人的には社会全体があまりにも著作権に過敏症となり過ぎてるとは思います。著作権は利権そのものだから。すでに原著作者の意図とはまったく異なる次元で著作権は売買されています。極端な話、ドキュメンタリー作品の内容とまったく無関係に通りすがりの暴走族がゴッドファーザーのテーマを流していて、かすかに音を拾ってしまったら、そのゴッドファーザーのテーマを使ったことになっちゃいます。カネ払えと言われかねない。

これにすべて対応していたら金銭的に苦しいドキュメンタリー系制作会社は作品をあきらめざるを得ません。ジブリの場合はちゃんと対応しようという話なので、その判断をどうこういうつもりはないですが、著作権トラブルがなにか現場無視の神学論争的な話に思える現代社会でございます。

延期は残念...。でも出たら買いますので鈴木プロデューサーよろしく!お蔵入りだけは避けてちょー!!

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コメント

7/3本日ポニョ発売ですが
昨日すでにヤマダ電機で売ってました。。

おもわず店員さんに
「これ売ってんのかな?」と確認

「あ!どうぞ」

いいんだね…

さっそく三人のこどもらと見ました。

投稿: 八郎右エ門 | 2009/07/03 09:47

八郎右エ門さん、こんにちは。

ポニョ本編と特典映像は大丈夫だったんですね。

ヤマダ電機のフライングは許容範囲なのかも(

なんか得した気分!?

7/2中に見なければもったいないみたいな(笑)

投稿: ポップンポール | 2009/07/04 07:50

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