google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg あの石川鷹彦でギター再入門: ひとくちメモ

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2009/03/30

あの石川鷹彦でギター再入門

NHK教育で4月から始まる「趣味悠々」シリーズの木曜日はフォークギター入門だ。講師が石川鷹彦だというのだから豪華じゃないか!再入門するために(?)テキストを買ってきた。

譜面を見る限り、ボクにとっては全部問題なくクリアできてるレベルだった。ただ石川鷹彦さんが初心者に教えるというそのシチュエーションからは学ぶことが多いと思う。そういう目線で見たいと思っている。

ギターには(あらゆる楽器にはともいえるが)譜面で表しきれない情感やニュアンスがある。とくにカタにはまるのが嫌いなボクのような弾き手はとかく基本がおろそかになりがち

そういうニュアンスを鍛えるにはいい演奏を聴いて身体で覚えるしかない。どんなに聴いても自分の手グセや身体能力によって良くも悪くもオリジナリティは生まれるものだ。

石川鷹彦さんはフォークミュージック界におけるギターの教祖みたいな人だ。かぐや姫や吉田拓郎の名曲になくてはならない存在だった。伊勢正三とのギターアンサンブルに身体が震えた。ボクより一回り上の世代くらいだと知らない人はいないのではないか。

このテキストにはDVDも付いてるし、名曲回顧録というコラムも面白い。最初の曲は拓郎の「旅の宿」だ!ボクがフォーク居酒屋昭和デビューで弾き語った曲だ(笑)。「旅の宿」はアルペジオで弾くのがいいのだけど、オリジナルはほとんど即効演奏でレコーディングされたそうだ。

簡単なコード進行(オリジナルキーはカポ2で)でタン・タン・タン・タララン・タンタンタンというリズムのタラランがミソの「旅の宿」。ここはハンマリングオンとプリングオフが印象的なのだが、この二つの練習は結構先に進んでの課題曲「赤ちょうちん」でやるようだ。出来るようになったら「旅の宿」のオリジナルを聴いて「旅の宿」レベルアップバージョンを応用練習するというのもアリだと思う。

そして決めては曲の最後のキメ。低音源を早弾きチックに単音で弾いて、最後はマイナー6で締める。ジャジーな雰囲気でキレイに決まるとかっこいい(笑)。歌の伴奏は弾きたいように(というか弾けるように)弾いてしまうオレでも、キメはキメとして尊重する。もちろん弾ける範囲で(^_^;)。

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