ある同期の思い出
卒業式にスーツ+スニーカーで出ていた人の話を某mixiで読みました。コメントしたけど、その話の続きを書いとこう。
実はボクの同期にも入社式にスーツ+スニーカーで来た人いましたよ。
彼の場合はネクタイも2本しか持って無くてボロボロでした。
某社社長ご子息で月30万円のマンションで生活してたのに...。
価値観は多様化してるんですね
そんな彼なので、やっぱ中途退職してしまいました。
同期で送別会をやってあげました。
そのスピーチでいきなりこういいました。
「もうネクタイはいらないから皆で切ってくださいっ」
そういってハサミとネクタイを回覧したんです...。
みんなドン引き(あたりまえだけど)。
仕方がないのでボクが切ってあげました。
正確にはボクだけが切ってあげました。
ボクもネクタイ嫌いなんで(笑)。
でもなぜかネクタイをたくさん持ってる。
そこが彼とボクとのほんのちょっとした違いかも...。
それが奏功したのか、ボクには翌年年賀状が届きました。
コピーされた紙が袋とじのように貼られていました。
見開きの年賀ハガキというアイデアは面白かったな。
開けると小さな文字でギッシリと散文(?)が書かれていたのでした。
その文字数は2,000文字くらいだったかなぁ。
思いの丈を公表する場として、彼は年賀状を使っているのでした。
ブログなんてなかったからなぁ。
でもボクはそのとき思ったのです。
そこに切り取ったネクタイが入ってなくてよかったって...。
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