漢字検定儲け過ぎて何が悪い(笑)
漢字検定を年間270万人も受検してて、20億円の利益をあげていて、文部科学省が立ち入り検査。儲けちゃいかんというのだけど、それでも受けちゃう人がいるんだから仕方ないやんけ(笑)。不景気な時代に景気のいい話よのぉ。
この問題は漢字検定そのものよりも、漢検に会長のファミリー企業がぶら下がっていて、そこにマネーが流れてる(そこで私腹を肥やしてる)ってのが問題だってことだよね。結局儲かりすぎて仕方がないからカネを使わなきゃって強迫観念で泣く泣く私腹を肥やしてたのかも(笑)。
あるいは今回問題視されたのは、漢字に弱い麻生内閣のサシガネだったりして。国民が漢字に興味を持つから支持率が落ちたんだみたいなこと。言いかねないよねぇー 「麻生よ、漢検受けてみろ」なんて世論が盛り上がったらたまったもんじゃないからね。
儲かりすぎて困るっていえばこの映画。「史上最大の賭け」ですわ。マイナーなB級映画なんですが、めちゃめちゃ好きですこの映画。
マイナーリーグのピッチャーをやってるモンティに突然莫大な遺産が転がり込んでくる。でも遺言でそのカネを手にするには一ヶ月で3000万ドル(1ドル90円として27億円)を誰にも理由を言わず使い切るゲームにチャレンジしなきゃなんない。
そんなの簡単とモンティはカネを使いまくる。しかし事業に成功して儲かっちゃうもんだから、雇った敏腕な部下をクビにしたりする(笑)。使っても使ってもなかなかなくならず、最後は選挙に打って出てとにかくカネを使いまくる。そしてタイムリミットがやってくるのだが...。
このカネの使いっぷりがとにかく面白すぎるのだ。景気のいい話はとにかくオモロイ。だからボクは今回の漢検の儲けすぎって現実が面白い。
さらにその裏には文科省のお墨付きで大学入試に有利とか、そういう餌がぶら下がってる。その餌に飛びついた人たちから儲けたカネだってんだから面白さも倍増。受けたら漢字を読めるようになるわけで受検者も損してないしさ。めざせ漢字王やくみつるってとこぜよ(笑)。
これ映画になるよ。ドタバタコメディ映画。漢検に群がる受検ファミリーと漢検で儲かって仕方がない会長ファミリーと漢字の読めない総理大臣とそのファミリー。
それにしてもこの漢検騒動はどこに落ち着くのか?会長が辞めれば存続できるのか?受検料値下げするのか?文科省のお墨付きを失くすのか?儲けちゃいけない事業を誰が引き継ぐのか(天下るヤツいるのか)?儲けすぎの物語はまだまだ楽しめそうだ。
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