流星の絆最終回はコロンボシステムで観た(笑)
いやー、最終回の出来がこんだけいいとうれしいね。「流星の絆」はネット的には最初からネタバレ探しばかりがヒートアップしていたけれど、そんな興味のベクトルは宇宙へポーーーイ!最終回の超シリアスなシーンのあとに「妄想係長高山久伸年末スペシャル」が挿入されたのにはやられたぁー
ネット上のネタバレ熱もあって、第3回あたりからは真犯人がわかったまま毎週見続けてきたけれど、やっぱりそんなの関係なかった。いいドラマ(あるいは原作、あるいは脚本、あるいは演出、みたいな)は「真犯人は誰だ?」というクイズ的視聴よりも数段別次元にあるってことだな。
NHKの「七瀬ふたたび」はこういうドラマと同クールだったのも不幸だったなぁ。あっちは超能力者が大勢いたのに、最終回がつまらなかったもんなぁ...。作り手に超能力はないからなぁ。ま、あえて書くこともないが。意地悪なオレ()。
特にこの最終回、ネタバレして観てるわけだから、ある意味最後はコロンボシステムだったわけだ。もちろん最初に間違えて書いてしまったコロンボシステムとは違うわけだけど(^_^;)。これならDVD-BOXでもう一回観ても大丈夫だ。ある意味DVD-BOXでは刑事コロンボシステムでの視聴を心がけて三浦友和の演技に注目するといった観方も出来る。
ちなみにホンモノの刑事コロンボはシリーズの最後まで犯人にはならなかった(笑)。もしコロンボが犯人だったら、自分で殺人して自分で捜査して自分を捕まえる猿芝居を視聴者は観るハメに。それ落語だよ(笑)。そんな刑事コロンボあったらある意味すごいけど!
でも最近、ピーターフォークがアルツハイマー病だって公表されていたから、今後も刑事コロンボが犯人になる回は制作されないことだろう。というわけで「流星の絆」のオリジナリティが際立った(そこかよ!)
しかしこれだけ人気のミステリードラマが放映されて成功したことは今後に影響大だ。テレビの枠から離れて、真犯人がはじめからネットで流布し、そもそも原作があるわけで、今後のミステリードラマ制作現場は「メタ・テレビジョンにおけるポスト・ネタバレの世界」(笑)へと進化せざるを得ない。
そうなると作り手は大変だ。回避方法としてはドラマオリジナル原作へ向かうという手がひとつある。ただしこれはテレビ局にとってもギャンブルだ。個人的にはオリジナルで良い作品になればすばらしいとは思うのだが、メディアミックスな展開も難しいし、カネもヒトも才能も必要だ。
だが、この点でも「流星の絆」はひとつの答えを出してくれてる。ネタバレしようが、原作があろうが、良いドラマは作れるということだ。そういう意味でもエポックなドラマだった。キャナメちゃんもいい味だしてた。自分スローが見たかった(それクドカンのネタじゃないからっ!)。
DVD-BOXへのリンクも入れとこうとアフィリエイトの画面で検索したら、このDVD-BOXが1位だった!すげぇ。オレがそんな普通に売れ筋のDVD-BOXを紹介してるとこがすげぇ。というわけで記念撮影した画像を最後にアップしてみた。最後までいいドラマに仕上がってました。くんく先生も肩の荷が降りてることでしょう。
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コメント
いやぁ。満足の出来でした☆
本筋ブレてないし
投稿: あんじ | 2008/12/20 07:45
ほんと良かったねぇ。いまボクなりの浸り方で最終回の余韻を楽しんでます。それを後ほどアップしまーす(
)
投稿: ポップンポール | 2008/12/20 20:45