本州最西端
人類はどうしてこうエッジが好きなのだろう。今年は6月下旬に小笠原諸島の母島の都道最南端へ行ったが、もうひとつ本州最西端へも8月に行った。山口県下関市にある「毘沙の鼻」だ。そこでの風景がこの写真。見えている島は蓋井島(ふたおいじま)という島で、神話の島と呼ばれているそうだ。
この向こうにすぐ九州があることは重々承知なのだが、それでも“最○端”という響きには惹かれるものがある。まったく予定になかったコースだったが、角島へ行ったついでに立ち寄った。
かなり地味でこじんまりとした場所だった。駐車場があったが自動車は我々だけで、バイク野郎が何人か入れ違いにやってきた。確かにバイクでちょっと行ってみたい感じの場所であった。
最西端だというのに、そこまでの道のりはぐんぐん山道を登っていく。海から遠ざかってなんとなく間違えて逆方向に進んでいるかのような錯覚を覚えるが、間違ってなかった。
夕陽の美しいスポットらしい。ただし夕陽が沈む時間帯(18:00~20:00季節によって違うらしい)には門が閉まる。この日は雲が広がっていたが、その雲の神々しさもまたすばらしかった。
ドライブルートとしては、萩や秋吉台方面からはまず角島へ向かい、無料の離島架橋としては日本第二位の角島大橋をとりあえず往復してから南下して、毘沙の鼻へ寄るのがいい。左右にローカル電車と海を見ながらの夕焼けドライブが出来る。
また、そのルートならたぶん日本各地のなかでも難読地名として名高い「特牛」を通る。さぁなんと読む ボクはなぜか知っていた。山口県人だから?ちゃんとした読みでかな漢字変換もされるはず。答えはこちら。
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