google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ドン・ロス アンプラグド・ライブ!!: ひとくちメモ

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2008/09/23

ドン・ロス アンプラグド・ライブ!!

仙台から帰宅した翌日はドン・ロスライブに出かけた。ドン・ロスというのはフィンガー・ピッキングスタイルのギタリストで、その超絶技巧は21世紀において亡きマイケル・ヘッジスの後継者と目されている。確かにすばらしかった!

YouTubeにマイケル・ヘッジスへの思いを曲にした「Michael, Michael, Michael」があったのでまずは紹介しておきたい。この曲もナマで聴くことが出来た。オレもウインダム・ヒル・レーベルから出ていたマイケル・ヘッジスの1stが愛聴盤だったので、ドン・ロスの演奏に即効で親近感を持った。

今回のライブ会場は日暮里サニーホールという小さなホールで、200人も入ればいっぱいになる広さ。音響が大変よかった。ドン・ロスはアンプ類をまったく使わずに演奏し、オレはその生ギターの演奏を前から3列目で食い入るように見つめていた。

演奏のすばらしさもさることながら、とにかくギターの音そのものがむちゃむちゃいい響きだった。全体的に暖かい(やわらかめ?)だけど、ぶっとい低音。こんなにいい音のするギターを聴くのははじめてかも。

特にドン・ロスの特注ギターには驚いた。ドン・ロスの特注ギターは、ナットとブリッジがものすごく傾いてる。
ドン・ロスのギターの特徴
特に低音弦が長く、フレットもナットとブリッジの両端に近づくほど傾いている。他の人には扱えないギターだと思うけど、この特注ギターの音が信じられないくらいいい音だった。

またドン・ロスは歌もうまかった!2曲歌ったけど、美声だしフィンガーピッキングにバッチリはまっていた。もちろんマイクなしだ。

さらにしゃべりも面白い。英語だから完全には理解しなかったけど、コードに引っかかったりエフェクトを足で操作する動作(いわばエア・ギターならぬエア・ロック・ギタリストAir Rock Guitarist てか!?)をコミカルに演じたりして。ウルトラマンがなぜスペシウム光線を最初に使わないのかという昭和的小学生ギャグもかましてくれた

don ross Live in your Headまた、言葉あそびが大好きだそうで、日本で売っているわけのわからない英語Tシャツがお気に入りだ。今回ドン・ロスを招待してくれた亀工房さんによると、ファッションセンターしまむらに連れて行ったら1時間半大爆笑しながら、大量のTシャツを購入したらしい。

アンプラグドな超絶技巧とサービス精神と、ホントにいい人でしたよ、ドン・ロス。次回来日したら是非また行きたい。

また、オープニングアクトをされた亀工房さんの演奏もよかった ご夫婦で演奏されているのだが、奥さんの演奏するハンマー・ダルシマーは日本ではなかなか生演奏が聴けない楽器だと思う。

ハンマー・ダルシマーといえば、これも昔書いたが、ウインダム・ヒル系のマルコム・ダルグリッシュの演奏が大好きだった。今回ハンマー・ダルシマーの生演奏をはじめて聴き、また奏法の解説も聞けてうれしかった。個人的にはダルシマーとテルミンとの共演が聴いてみたいと思ったりした。

ドン・ロスと亀工房前澤さんとの20年以上の友情で実現できた今回のツアーは、フィンガー・ピッキングのすばらしさを存分に楽しめるものでした。感謝感動です!帰り際、ライブCDを購入しジャケットにサインしてもらった。このライブ盤もほんとにいい。

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