« June 2008 | Main | August 2008 »

18 posts from July 2008

2008.07.31

終わりなき旅へのフィードバック

おがさわら丸からの夕陽

母島の旅もそろそろ終わりのときが来た。

“旅”はいつか終わるもの。

いつか終わるから“旅”なのかもしれない。

終わらない旅があるとしたら、それは人生そのものだ。

もっとも人生という旅もいつか終わる、か。

“旅”と人生と、決定的に違うことがひとつだけある。

“旅”は終わったその先を生きることが出来るのだ。

それが“旅”の価値じゃないかと思う。

“旅”の前に人生があり、“旅”の果てに人生が続く。

何を持って“旅”に出て、何を持って人生に戻るのか。

“旅”は答えを出してくれない。

答えを出すのは人生の仕事だ。

ただ“旅”は、その方向性に深みと幅を与えてくれる。

人生を生きるために、“旅”を刻む。

これまでも、これからも。

水分補給だけ忘れないよーに(笑)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.27

日テレ行列のできる法律相談所

そら、行列もできるやろ!

法律相談せんと、トークばーっかりやっとんねんからっ。

番組主旨かわっとるちゅーねん!

ま、変わってから、よぅ見とるけどな(笑)。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.26

バイノーラル録音 hahajima wave

hahajima wave 石次郎海岸
(MP3/1.6MB/1分42秒)

hahajima wave小笠原諸島母島でのメインテーマだったバイノーラル録音は、ようやく1枚のCDサイズにまとめることが出来た。全10曲(?)で合計約65分の自然音CDだ。出発前に波の音をお土産にすると公言していたヘアサロンのマスターのところへようやく散髪にいける(笑)。

まずアップした上記MP3は1曲目のオープニング部分。石次郎海岸の波の音。CDでは約7分強あるが、その触りの部分だ。まとめてみると、使った波の音は石次郎海岸、北港、脇浜なぎさ公園など、やはり凪状態の場所が多かった。

このなかでも北港は波打ち際が丸い石ころの海岸で、石ころの間に流れ込む波の音は独特で面白かった。シュノーケリングポイントでもあり、かなり近くまでさんご礁の海岸でもある。桟橋跡の上で録音するとバイノーラル感が得られやすいように思った。

hahajima wave 北港
(MP3/940KB/1分)

リアルヘッドマイク(自分の両耳にマイクを仕込んでバイノーラル録音する方式)なので、自分がジッとしていられる場所の確保が必須条件だ。そういう点で、北港の桟橋跡は海に突き出た録音ポイントとしてありがたかった。

また母島は観光地化されていないため、昼間でも人に邪魔されることがほとんど無いのもありがたかった。

長浜橋波の音以外も収録した。長浜橋のところに小さな渓流があり、そこは渓流のせせらぎと小鳥の鳴き声が立体的に聞こえる。

長浜橋
(MP3/941KB/1分)

意識して走っていないと見失うような場所だ。立入禁止なので、バイクを反対側の路肩に停め、道路からガードレール越しに録音した。幸い車が大変少ないのだが、それでも車が走ってこないわけでもなく、3テイクくらいは録った。

最初に作ったCD「高麗川のせせらぎ」が、安眠CDとして個人的にめっちゃヘビーローテーションなので、どうやらせせらぎの音が好きなボクの脳らしい。

せせらぎは、長浜橋以外にも北港のちょい手前にある忠魂碑(海軍第三百九設営隊碑)へ歩く途中にもあった。録音したが、マイクゲインの調整がイマイチでCDには入れなかった。何事も練習が必要だね。

桑の木山は入れたかったのだが、ここもマイクゲインの設定の失敗で、ボクの実力では編集作業でどうしても消せなかったハウリングっぽいノイズ(専門的にはなんというのかわからないけれど、空気感が必要以上に倍増されたような金属的なノイズ)が気に入らないので泣く泣く削った。

月が岡神社雨の音もふたつ収録した。北港で雨宿りしていたときの音と月が岡神社での雨宿りの音。どちらも小鳥のさえずりが入って風情があったので。まぁ習作として記録を残した感じ。

月が岡神社の雨
(MP3/941KB/1分)

神社は月が岡神社と御獄神社と両方お参りした。ジョー奥田さんが「自然音は神からの贈り物で、それを録音させていただくという気持ちが大切」という主旨のお話をされていたから。また神社は緑がいっぱいで、小鳥も多く、録音ポイントとしても見逃せない。

というわけで、波の音を中心に、雨や小鳥、せせらぎなどバランスよく1枚のCDに収まった。レーベルの写真も鮫が崎展望台からのスナップに文字を乗せてみた。はじめからレーベル用の写真を撮る気マンマンで行っていた(笑)ので、これは意図通りに撮れた1枚。空、雲、島、波、そして海のグラデーション。CDの丸さを意識した構図で好きな1枚だった。

録音の課題としては、第一にマイクゲインの調整を慎重にやらなければならないということ。ゲインとボリュームとの調整は、モニターしながら納得のいく音に仕上げる必要がある。あとから編集で消せるノイズと消せないノイズを見極めることも必要だと思った。

第二に防風対策。これは自然が相手なので限界もあり、編集である程度カットも出来るので甘くなりがち。しかしできるだけ風の吹かない場所や時間帯などを考慮して現場へ向かいたい。

またデジカメ写真はこまめに撮っておく。写真と音素材とで作成年月日が一致すると、あとで整理しやすい。波の音も多くなってくるとどこの音かがわからなくなったりする。そんなとき写真が取材メモがわりになる。

これで肩の荷が降りた(^_^;)。正直、母島まで行って失敗録音ばかりだったらどうしようという思いはあった。これがセカンドCDでもあるし。でもやっぱフィールド録音は楽しい。今度の夏の旅行はひとり旅じゃないけれど、早朝などできるだけ独りになれる時間を見つけて、3分間録音に励みたい。

| | Comments (1) | TrackBack (1)

沖港近辺散策(後編)

脇浜なぎさ公園前編を書いてから、母島の音のCDが一足先に完成し、友人にあげたりしている。ブログ「母島の旅」(まとめてカテゴリ作りました)も、そろそろ終盤だ。

長文なうえに大変個人的な内容かつ脱線ばかりで読みにくい文章だと思う(^_^;)。でも、それがブログのいいところだとも思って、あえて推敲のうえ遂行している。パーソナル・メディアがマスに向かって開かれ、さらにマスのなかにいるピンポイントのパーソナルな感性の琴線に触れる面白さ。それがブログだから。ほら、また脱線し始めてる(笑)。

でも、ボクが母島に行く前もいろんなブログを読んできたし、必要な部分だけ頭に残ればそれでいい。水分は2リットル以上とか...。

また、母島以外のキーワードでたまたま辿りつくなんてのもいいじゃない。最近グレゴリーZ30つながりが多かったりするけど、例えばスカラベオをキーワードに北港の記事にたどり着き、スカラベオで母島ツーリングへ行こう!みたいなヒトがひとりでも出てきたら面白いじゃない。ブログは常にそんな気持ちで書いてます。それって旅の出会いにもちょっと似てるし。

●母島観光協会

母島観光協会母島の玄関口は小笠原母島観光協会だ。どんな旅人も最初は必ずここを起点にする。また島内どこへいくにも、母島観光協会から徒歩何分、バイク何分という到達時間が基本になる。

母島観光協会のホームページは母島に行こうと決めた瞬間から毎日読んだ。バックナンバーも行こうとしている日付あたりの過去の記事を読みつつ、天気を占ったりした。とにかく行く前は天気が気がかりだったので...。

そして帰ってきたいまも読み続けてる。Webデザイナーでもあるボクから見ると(いや普通の目線でも)お世辞にもレイアウトが優れているとはいえない母島観光協会サイト。だけど「今日の母島」の写真はほぼ毎日更新され、ガイドの梅野ひろみさん(島で何度もお見かけしましたが話は出来ず残念!)によるほぼ週刊の日記帳もガイドならではのコアな母島情報満載だ。

公衆電話のボイス装置美しいだけで内容のないサイトはうんざりするほどたくさんある。素朴でも内容が読者に届く母島観光協会のサイトは、まるで「母島」のあり様そのままといった感じだ。内面の充実がある。それが母島の良さだと思う。多少、化粧っけがあってもいいとも思うが(^-^)。

母島観光協会の外のトイレ横に公衆電話がある。そこにはボタンが3つ並び、ハハジマメグロ、バンドウイルカ、ザトウクジラの声らしき音を聞かせてくれる。クジラの声は錆びた歯車が軋むような音だった。この音を背景に電話をかけたら、どっかの工場にいるアリバイ成立みたいな(笑)。聞いてみる?

レトロな感じもいいのだが、いまや誰でもCD音質を上回るリニアPCM録音が出来る時代なので、新録音による「音のガイドブック」を母島観光協会の建物のなかに作ってはどうだろうと思った。小鳥のさえずりを聞き分けられるだけでも、旅の楽しさはグッと広がるはずだ。

●脇浜なぎさ公園

なぎさ公園は人口浜の砂浜で、海水浴場風なのは早朝散歩のところで書いた。鮫が崎展望台からなぎさ公園に抜けるルートは、運動不足のひとでもまったく問題ない超短距離遊歩道だ(笑)。なぎさ公園の砂浜は完全に凪状態なので自然音としても安らげる音になる(もっとも録音となると風の影響は受ける)。

海亀

脇浜なぎさ公園の脇(漁港側)には、ウミガメの産卵保護施設があった。この時期、夜には産卵の様子も見られるそうで、同宿の女性ダイバーさんはその瞬間に立ち会えたそうだ。オレが部屋でTBS「イロモネア」を見ていた頃か?これから観光に行かれる方も夜は有効活用していただきたい(笑)。亀の産卵以外にもヘリポートから全方位の星空とか、光るキノコ・グリーンペペ鑑賞とか、いろいろ興味深い自然に出会えそうだ。

写真の海亀は早朝散歩のときに撮影した。産卵しにあがってきているわけじゃなく、この保護施設に住み着いている感じだった。数頭いた。

鮫が崎展望台からの眺めなぎさ公園や鮫が崎展望台はボーっとしていてもいいし、読書しててもいいし、ゆっくりした時間を過ごすには最適。水分の心配もないし(笑)。もっとも展望台は陸上からのホエールウォッチングのポイントでもあるので、オンシーズン(冬)などは人が多いのかもしれない。

小富士登頂の翌日、鮫が崎はほとんどプライベート展望台と化していた。午後のかなりの時間、こことなぎさ公園を往復しつつ、波の音を聞いたり読書をしたり音楽を聞いたり寝たりして過ごした。その間、展望台には女性観光客がひとり訪れただけだった。もっとも浦和レッズのユニフォームの男が寝ていては近寄りがたかったのかもしれない。

かつて初めての海外旅行でパリに行ったとき、エッフェル塔の上で4時間、ボーっと街並みと雲を見ていたことがあった。無駄な時間のようで、案外そういうときの心の平静は覚えていたりする。

パリの4時間といい、おがさわら丸の25時間半といい、母島の午後といい、何の予定もない長時間をいかに過ごすかということについて、結構得意かもしれない。それは「銀河鉄道999」(小学館叢書版)第5巻の「C62の反乱」を想起させる。宇宙で一番退屈なテスト、時間を食べるテストだ。子どもの頃に読んだこの話を結構覚えていて、長時間ボーっとしているといつもこの話を思い出す。退屈を楽しむことが出来るのは銀河鉄道999のおかげだ(笑)。もっとも雲を見ているだけでも退屈しない性分ではある。

鮫が崎展望台からは沖港内の静かな波と防波堤の外の海と両方の音が聞こえる。外海はエメラルドグリーンに輝き美しい。母島CDのレーベルにはここからの画像を使った。だが近づくと波音は騒々しい。だから展望台にいて遠くに外海の波の音を聞きながら流れゆく雲を眺めて過ごすというのが気持ちいい。

さて、次回は完成した母島CDのライナーノーツ的に録音ポイントを書いていきたい。

鮫が崎展望台の屋根の下にて


| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.23

フジテレビ注目ドラマ2本

猿似の先生がモンキーっぽい生徒たちとにらめっこするドラマ「モンキーと猿の教室」が始まったね!?あああ、違った!「太陽と海の教室」だった。

それにしても出演者がいいっすね。「モップガール」の北川 景子に、「わたしたちの教科書」から谷村 美月と冨浦 智嗣(妙に声が高い男)、「あしたの、喜多善男」から小日向文世と吉高由里子、「プロポーズ大作戦」から濱田 岳。

視聴率とは無関係に、それぞれのドラマで光っていた役者さんが集まった感ありですよ。ある意味月9らしくないけれど、かなりそそられるキャスティングです。もちろんオレと誕生日が同じ織田裕二も、“素”のしゃべりも結構いけてしまう北乃きいも確実な仕事してくれそう。

●コード・ブルー

今クールのCXには「コード・ブルー」もある。こっちのキャスティングもみごと。フェロー役の皆さんは、役者としても大人に脱皮が迫られてる主役級の若手ばっかり。

役者としてのいまポジションが役に投影され、ここでの評価が成長へのステップに密接に結びついているといっても過言でない。そんなドラマだと思う。イメチェンという面では戸田絵梨香が注目だな。

こうして考えると、オリンピックイヤーではあるものの(であるから?)、力のある役者による世代交代の波が押し寄せてきているのをヒシヒシと感じる2008年だ。かなり層が厚くなってきた感じ。

数年前のある時期、どうにもこうにもキャスティングしずらい頃があった。ジャニーズ縛りのせいだけじゃなく、空白の数年間みたいなテレビドラマ界があったように思う。でもそろそろ時代が変わって、ドラマのヴァリエーションが増やせるサイクルに入ったかも。オレがキャスティングするわけじゃないけど(笑)。

どんな物語でも可能なこういうときに才能ある新人脚本家とかじゃんじゃん出てきて欲しいものだ。才能なんてものはいくらあっても時代の後押しがなけりゃ花開かない。時代が才能を欲しているときってのがある。いま、そういうときじゃないだろうか。波に乗れっ。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.21

2008年上半期のクロス円を振り返る

2008年上半期昨年末もアップしたFXお遊びチャートですが、2008年も上半期終了してたので(笑)、半期のチャートをアップします。題して「2008年正月に何も考えず目をつぶって買ったクロス円は年末どーなっているのか!?(上半期中間報告)」でございます。画像をクリックすると拡大します。

上半期、ヒマでした(笑)。まぁそれで小笠原諸島に旅行したり出来たわけですけれど。それにしても半期とはいえ明暗わかれましたねぇ。豪ドル円、ユーロ円、スイス円、(クロス円じゃないけどユーロドル)はプラス、その他はマイナス(ほぼゼロベース)という中間結果となっております。

そうはいってもクロス円については3月の底から戻り調子のチャートになっているので、下半期はどーなるかまだわかりません。

沈黙のファサード・エンタープライズのほうでご報告した過去1年のブルベア勢力図では、キウイ円を除いて今回のお遊びチャートの勝ち組通貨と重なっていたり、COTデータが完全に教科書どおりのサイクルに戻っているので、かなりテクニカルな動きを取り戻しているのかなと思えたり...。

ま、市場も冷静さを取り戻さないと次のトレンド形成に向かえないので、サブプライム問題をまだまだ引きずりつつも、徐々にリスクテイカーの玉が入ってきているような感覚があったりなかったり(>どっちやねん!)。豪ドル円とかスイス円はずっとブルトレンドではありましたけどね。下半期がんばりたいですね。

さて、相場よりも林輝太郎さんの新刊が出たことが個人的にビッグサプライズです。まさか新刊が読めるとは!うれしい限りです。

林輝太郎さんの本はほとんど読んでますから、その一貫した主義主張と素人を丁寧な言葉でコキおろす(笑)面白さについて、新しい発見はないです(いまだにヘンテコな素人が後を絶たないという発見はあります)。

それでも読んでしまうのは、この文体が好きなんだろうな。一貫した林流の主義主張も違う言葉で書かれると読んじゃう。ボクにとってはほとんど文学作品の域です。

でもこの本で特筆したいのは、エルダー博士の「投資苑」を林輝太郎さんが引用しつつ「とにかくホンネの本なのでぜひ読んでいただきたい。」と書かれているのがうれしかったこと。

ボクの私設師匠集団、相場戦隊ゴレンジャーのうち、黄レンジャー(エルダー博士)と桃レンジャー(林輝太郎先生)とがこういう形でつながった。中島みゆきと吉田拓郎がつま恋でサプライズ共演したときのような感激を覚えた!ついてきて良かったみたいな。

また逆に、この二人が青レンジャー(ラリー・ウィリアムズ)をどうも嫌っているんじゃないかと思われるフシもあったりして楽しい(これはあくまでも想像です!)。

相場戦隊ゴレンジャーのあとの二人の活動も活発化している。

緑レンジャー(マット今井師匠)のセミナーは(初心者向けが多いので)超ごぶさたしているが、7/27の東京金融取引所のパネルディスカッションには顔を出したいと思ってます。挨拶できるといいな。

赤レンジャー(ジム・ロジャーズ)の「中国の時代」日本語訳も発売された。ジムは相場師ではないけれど、目のつけどころが独特で面白い。

原油高騰もずいぶん前から当然のこととして分析して見せてきた。ボクが最初に聞いたのは2004年で、当時「原油はこれから10年、まだまだ上がる。調整もあるが15年の上昇トレンドだ。」とおっしゃってました。その根拠も明確なので、根拠が崩れる(シナリオが変わる)場合も対応できそうなところがすばらすぃー。未来は予測できないけれど対応しなきゃいけないというところはあらゆる投資・投機の基本ですからね。

現場主義ってとこもいい。娘に中国語ネイティブの乳母をつけていたと聞いていたけど、すでにペラペラらしい(7歳で)。そういう突拍子も無いところがいいな。

というわけで、しばらく書いていなかった相場の話をちょっとしてみました。その意味わかるよね???なーんて。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

沖港近辺散策(前編)

本日の1曲目、吉●三のナンバー「俺ら東京さ行くだ」の替え歌で「小笠原さ行くだ」をどうぞ。

鮫が崎展望台から外海アップハァ、バイクも無(ネ)ェ
クルマも無ェ
体力ぜんぜん残って無ェ
プランも無ェ ガイドも無ェ
それなら近場をぐーるぐる(なや)
朝起ぎて 飯食って
ぼやぼやしてたら昼過ぎて
目的無ェ 地図も無ェ
カメが卵を産みに来る
 
でも そんな村好きだー
小笠原村 好きだー
東京の一部だー 
母島来たなら 
沖港(おきこう)さ降りて
海辺を散歩するだェ か

小富士へ行った翌日、まだ体力は回復していなかった。そこでこの日はタウンウォッチング風にゆっくり過ごすことにした。今回はそんな楽しみ方について書いてみたい。運動不足でも楽しめる母島ウォッチングだ(笑)。

●風景印

母島風景印母島に着いた日、観光協会に無料の絵はがきが置いてあった。40周年記念絵はがきだ。それを数枚もらってきていたので、朝はがきを書いた。

土曜だったので郵便局は朝11:00まで。そしてここが重要なポイントだが、その時間までにポストでなく窓口にはがきを持っていくと消印のかわりに「風景印」を押してくれる。ポストに入れると普通の消印になるので注意が必要だ。

風景印というのは、日本全国の観光地等で押してくれる特殊な記念印だ。ブログのことを考えて、自分宛にも1枚送っておいた。もっともこのハガキはオレと同じ翌日のおがさわら丸で竹芝桟橋へ帰るのであった...。

朝の郵便局は大変忙しそうだった。島では一週間に1便のおがさわら丸にあわせて、商品の発送準備や仕入れ計画を立てる必要がある。この一日に島の経済活動は集中するわけだ。そんななかに分け入るので気後れしそうになるが、「風景印でお願いします」とハガキを渡すだけだから邪魔にはならなかったと思う。

●乳房山の触りだけ

乳房山は小笠原諸島最高峰である。命名の由来は乳房の形に見えるからという説があるそうだが、母島の中心の山だからだと思う。

海以外の自然観光地として母島を考えると、小富士、石門、乳房山は3大観光地かもしれない。小富士が万人向きなのに対して、石門は都が認めたガイド同行義務があり計画性(と体力)が必要だ。

乳房山は必ずしもガイドは義務ではないが、ガイドさんがいるとより理解が深まりそう。標高463mで決して高い山ではないが侮れない。他の遊歩道(という名のジャングル)を歩いてみて自分の体力と気力を試してから登るほうが賢明だと思う。

実は絵はがきを出した後、乳房山に向かった。母島小中学校の正門前を横切ってすぐのところに入口がある。だがそこは険しい登りコース(剣先山経由)の入口で、「この先の登山口から登頂することをおすすめします」と脅かされる(^_^;)。

先達の忠告は素直に聞き、もう少し先に歩くと遊歩道入口がある。ここから母島全島が一望できる一周徒歩3時間の乳房山遊歩道が始まる。そして、そこはもちろん...

乳房山遊歩道

ジャングル!

グリーンアノールジャングルだからといってジャングル・ビート(ボ・ディドリービート)で歩くと、疲れます(そんなチャレンジはオレだけ?)。

途中まで登ったのですが、ちょっと見るだけで登る予定ではなかったので、途中で引き返しました...。水分補給も少なめだったので。乳房山も次回のお楽しみ(宿題)です。

この日、浦和レッズのユニフォームで歩き回っていたのですが、山登りには最悪です。なにが最悪かといいますと黒いハイソックス!蚊の餌食です!ソックスの上から両足で10箇所は血ぃ吸われてた。黒だけは身につけず乳房山に登りましょう。

降り際にグリーンアノール(外来種のトカゲ)と遭遇。外来種ながら初めて個体と名前とが一致する動物に出会えて思わずカメラを向けました。あちらも撮られていることがわかったのか、この角度から撮ってネ的にポーズを決めてくれました。

それにしても、小笠原には戦争の傷跡(大砲とか)も色濃く残っているのですが、補給路を絶たれ何日も飲まず食わずで島に野営された兵隊のことを思うと、もうそれだけで戦争の恐ろしさが身にしみます。オレは一日も持たないです...。ジャングルを歩きながらそんなことを思ったりもしました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.20

MOMODESIGN

MOMODESIGNパンフ昨日はMotorimoda銀座店へMOMODESIGNのヘルメットを見に行った。購入スクーターをスカラベオにしたいと思ったときから、ヘルメットはMOMOしかないと思っていたから。

イタリア製なので頭のカタチとか大きさを確かめる必要がありそうだったのと、8月1日から値上げされるというので、その場で買うかどうするかという揺れる想い(?)もあった。

実物は思った以上にすばらしかった。特につや消しのFighter(44,940円)は現代アートのような発色で、オブジェとして家に置いておくだけでも価値があるかなくらいに思った。写真じゃわからない。

サイズはやはりこめかみ部分が若干細くて、展示品のLサイズでは合わず、新品のKomposit(59,640円)の3Lサイズを出してきてもらって被ったらピッタリだった。

スモークシールドはヨーロッパでは規格審査に通らないため基本的にシールドは透明だそうだ。それだけに、欧州人はサングラスをかけた状態でヘルメットを被りシールドをおろすという仕様になる。つまりメガネとシールドとの相性がいいわけだ。これも個人的にポイント高い。

それにしても、目立つヘルメットだ。こんなヘルメットでこけたらかっこ悪っ(笑)。ちょっと怖気づいた。オレが中型二輪を取った時代とは、明らかに変化している現代社会...。ちゃんと道交法を勉強しなおしてからバイクもヘルメットも買うべきじゃないかと思った。

クロムウェルのメットも扱っていたので、スピッツファイアーはもうないのかも尋ねてみた。これもめちゃめちゃカッコいいヘルメットなのだ。特にコチュールブルーのスカラベオ125とスピッツファイアーのインペリアル・ブルーとでトータルコーディネートしたい衝動に駆られる。

しかしスピッツファイアーは外側に鋲が使われており、こっちは日本の安全規格に通らないそうで、残念ながら販売できないそうだ。個人輸入という手はあるが、やはりSG規格のメットがいいので、あきらめた。

というか、スクーター購入そのものも先送りの状況である。メットだけ先に買っても、メットも消費期限みたいなものがあるわけで、ここはグッと我慢して時期を待つことにした。

店舗は落ち着いた雰囲気で、スタッフの方もおだやかで、明るい雰囲気。インテリアデザインの店のようだった。女性客の比率が高そう。この日も400ccのバイクをこれから購入する予定という若い女性がMOMOを見に来られていた。確かに女性には圧倒的にリスペクトされるブランド・ヘルメットだなぁと超納得!

しかし、MOMO+イタリアンスクーターというあまりに完成されたコンセプトを受け入れるには、オレ自身のファッションとかトータルコーディネートを考える必要があり、そういう気の使い方は正直したことがない(笑)。一点豪華主義が許されない魅惑の街乗りイタリアンスクーター界ではある...。考えすぎか!?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

小富士へ死闘140分!気分は墨谷二中

都道最南端母島南崎には都道の最南端がある。北緯26度37分だ。沖縄県那覇市役所の位置が北緯26度12分なので、那覇市とほぼ同緯度に東京都の最南端道路があるわけだ。山本高広バリに「来たー!」って感じだ。ちなみにオレの誕生日は織田裕二と同じ12月13日だ(笑)。

都道最南端までは車やバイクでいける。集落のある沖港からバイクで15分程度か。歩くと1時間程度らしいが、それは誰を基準にしているかわからない...。少なくともオレはその基準に含まれない。なぜなら歩けば確実にたどり着けない体力(もしかすると気力)しかあいにく持ち合わせていないからだ!

しかしバイクで走っていると、万年青浜(おもとはま)の入り口近辺で、柳原可奈子に似た女性が南崎方面から歩いて戻っていた。

えぇ!その身体で歩いて来たのですか、あなたは...。思わず我と我が身を振り返り、まるでメンターに出会ったかのような感動すら覚えた。

ここを歩いて帰る旅行者は確実に沖港まで歩くのであり、その生死を分かつ冒険の価値は都会の怠け者にしかわからない(>なんだそれ!)。なんだか勇気と恥ずかしさとがない交ぜになった気持ちでレンタルバイクの男は都道最南端にたどり着いたのであった。

●南崎までの2.4km

都道最南端から南崎や小富士までは遊歩道(という名のジャングル)になっており、徒歩が唯一の選択肢だ。そのとき時計は14:30を指していた。日没は18:30ごろのはずだ。まだ4時間ある。ガイドブックによると、この遊歩道(というジャングル)は万人向きで、往復約2時間、必要な水分は2リットルとある。

水分は2.5リットル(水1、お茶3、コーヒー牛乳1)補給してきた。シューズもウェアもすべてハイキング用だ。偶然メンターにも出会った。ここは行くしかない!ようやく遊歩道(ジャングル)に足を踏み入れた。

そこは...

南崎遊歩道1

ジャングル!お祭り騒ぎ!

そこは...

南崎遊歩道2

ジャングル!お祭り騒ぎ!

そこは...

すり鉢休憩所

すり鉢!休憩所!

そして...

南崎遊歩道3

ジャングル!お祭り騒ぎ!

百歩に一回は、歩くのお休みさっ!

...と、サディステック・ミカ・バンドの「どんたく」の替え歌を歌いながら歩いたかどうか定かでないが(笑)、とにかく歩いた。

途中で、ガイドを連れ杖を突いてこちらに向かってくる白髪の老人と出会った。挨拶を交わす。「まだ結構ありますか?」と先方のガイドさんに聞くと「結構ありますねぇ」との応え...。汗だくの老人からも「がんばって」と声をかけられた。

柳原可奈子に続き、二人目のメンターが現れた気分だった。どちらも体力的にはオレのほうがあるはずだと思えたし、それが精神的な支えにもなった。

●小富士登頂

南崎分岐点2.2km地点にたどり着くと、南崎(浜辺)へ降りるか、小富士に登るかの分岐点が現れた。波の音を録音するという主旨からすれば浜へ降りていくのがセオリーかもしれない。しかし初日の御幸之浜での外海録音体験が頭をよぎった。

ここは迷わず小富士に登ることに決めた。達成感を得られるのは「頂上」だと直感した。あと400mだ。

そして...

南崎遊歩道4

Let's do the JUNGLE SWING!

...と、山下達郎のジャングル・スウィングを歌う余裕もなく、一歩一歩歩いていった。満身創痍です...。

小富士までのラスト1マイル
あと少し、あと少しと思いながら歩き続けた男の前に出現したのは...

長い階段...

そしてはしごだった...。

通信用語でいうところのラストワンマイルってやつですか。

最後まで苦しめるねぇ。

この階段にいたっては2段ずつ休憩だ。

でもお茶を口に含むと、不思議とあと2段足が前に出る。

最後はしごまでの数段は、500mlのペットボトルを杖にして、ほとんど四つん這い状態でたどり着いた。

はしごを登ると、眺望が開けた...。

小富士からの鰹鳥島

誰もいない。360度この景色はオレのもの!

ベンチに腰掛け、コーヒー牛乳を取り出して飲んだ。その甘さが信じられないくらい美味しい場所、それが小富士だった。「達成感」という漢字が、はじめ人間ギャートルズの文字で頭に浮かんだ場所、それが小富士だった。「わたしはここにいまーーーす!」とドラマ「彼女たちの時代」の深津絵里のように叫びたい場所、それが小富士だった。

足が回復するまで、ほぼ30分程度山頂にいた。万人向けの遊歩道でこんなに達成感を得られるのは、単独行の良さかもしれない。

しかしオレにはもう、南崎、ワイビーチ、蓬莱根浜、唐茄子海岸、万年青浜という南崎遊歩道に隣接するどの浜に降りる体力も気力も残っていなかった。

それはあたかもマンガ「キャプテン」で青葉学院と全力で闘った墨谷二中ナインのような晴れやかな敗北だった。そしてまた来よう。今度は浜を制覇しようと誓った瞬間だった。

●小富士をあとにして

小富士で振り返って見た母島体力が回復し、帰る時間だ。帰路もジャングルを1時間歩かなければならない。しかし達成感で高揚しているので、それほどつらくない。

おがさわら丸での酔い止め薬といい、小富士までに出会った二人のメンター(勝手にそう思ってるだけだが)といい、気力とは不思議なものだ。体力の前に気力がヒトを支えているということがよくわかる。気力が萎えていなければヒトはがんばれるものなんだね。

帰り道ではいくつか歌が思い浮かんだ。概ね下りのときは杉田かおるの「鳥の唄」と山下達郎の「風の回廊(コリドー)」で、上りのときはチューリップの「青春の影」だった。なんでだろ?

あと快調に歩けているとき、RCサクセションの「雨あがりの夜空に」や「トランジスタラジオ」が歌いたくなった。誰もいないし歌いながら歩いていたが、オススメしない。のどがカラカラだ!ジャングルで声を出すもんじゃない(笑)。

帰りのジャングルは遊歩道に見えた(笑)。

南崎遊歩道5

ゴールの時間16:50ごろ、都道最南端に戻ってきた。

スイスミリタリーのポケットウォッチを記念撮影。

そして、しばし休憩所の屋根の下で寝た。

この旅のメインイベントが終了し、ゴールした気分に満ちていた。ここまでの旅を思い返していた。

来るまでは天気の心配ばかりしていたが、案ずるより産むが易しと申しましょうか。天気には大変めぐまれた。晴ればかりでなくスコールとの遭遇も含めてそう思う。ほんの数日ではあるけれど、移ろいゆく大自然のダイナミズムを肌で感じた。

写真にも録音にも残せないそのときの気持ち。それは思い出に変わるけど、そこでの経験はこれからの生活のなかにも何かを宿す。思い出に終わらない生活そのものに。筋肉が覚えている。心臓が覚えている。足の裏が覚えている。それが旅なんじゃないか。みたいな。

都道最南端で休息を

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.16

おがさわら丸で過ごした1日ちょい

前の記事で船酔いに関してのコメントいただきました。せっかくなので、船でいかに過ごしたかをメモしておきたいと思います。

昨年、フェリーで北海道に行きました。その往路では爆笑をこらえて体調を崩し、とんでもない目にあいました(笑)。それで今回はなんとしても2段ベットの特2等が取りたかったのですが予約がいっぱいで、結局雑魚寝部屋(2等)に甘んじました。しかし総じて快適でした。まったく不快なことはなく、25時間半がそれほど長く感じませんでした。

船酔いについては、乗船後出航前に酔い止め薬を飲んでいました。その筋(?)では「効く!」と定評のあるエスエス製薬アネロン「ニスキャップ」(6錠)です。そのおかげか、まったく酔わなかったです。

ニスキャップは2錠ずつ行きと帰りと予備とに小分けして持って行きました。この酔い止めは1錠で約1日効き目が持続するそうなのですが、なにせ片道1日以上なので(笑)、船内で起床したときも飲みました。それで往復4錠って計算です。

もし酔い止めがなかったら、船酔いしてたかもしれません。そんな酔いそうな揺れではありました...。2等船室にいて、北海道のフェリーよりもスピード感ありましたよ。そんで大きな揺れと小さな揺れとがグワングワン来る感じはあって、「あ、これで酔わないのは薬が効いてるからかなぁ」と思った瞬間は何度かありました。

●船の中での過ごし方

昼食の豚キムチ丼とりあえず出航後即効で食事。外海に出たら揺れそうだから。レストランはまだガラガラでした。そこで豚キムチ丼(750円)を食べました。基本的にひとりのときは昼夜問わずアルコールは飲みません。

食べたらとりあえずデッキに出て、東京湾にさようなら~。このときポータブルプレイヤー(iPodではなくZEN16GB)でシャッフル再生してたら、スタートレックのテーマが!うーん、下手な占いよりあたりだよ(笑)。

結構長く海を見ていました。その後、15:00~16:00は仮眠。メモ帳がわりにミニスケッチブックを持ち歩いているのですが、そこには「ゆれるが酔いなし」と書いてました。

その後18:45~19:10にレストランで夕食。おが丸島塩ステーキ(1300円)と、ちょっと豪華に。行きにステーキを食べるほうがいいと思ったのは、肉を仕入れて間がないと思ったから(^_^;)。もちろん真偽は不明ですが。このときも「かなりゆれているがよいどめ効果でよわず(のんでなきゃかくじつによってる!)」と日記に書いてます。

食べ終わって缶コーヒー(160円)を飲みました。基本的に、食べて寝てみたいな感じですけれど、あいてる時間は読書してました。これも酔わなかったればこそ!「久世塾」を21:00に読了です。その後就寝。2等船室は22:00消灯です。

翌6/26(木)は朝4:30ごろ起床しました。日の出を見ようという人はこのくらいから活動を始めるので、結構起きてる人いました。朝食は軽めでいいので、お茶(160円)とポテチ(150円)。

5:00~6:00は朝日を見るためにデッキへ。来る前はとにかく天気予報に釘付けだったのと、波の音を録るために母島の干潮・満潮とか日の出・日の入は頭に入れていたので、結構朝日とか夕陽とは縁がありました。

8:50~10:00にはデッキ左側に陣取って、ずーーーーとケータ列島を見てました。まったく飽きないです。なんたって小笠原諸島の玄関口との遭遇ですからっ!久々の陸地だし(笑)。このとき、母島へ渡る人向けのアナウンスがあり、宿が全室満室だと知りました。

おがさわら丸2等船室ざっとこんな感じなんですが、25時間半と聞くと最初はあまりに長いと感じますよね?しかし時間取りがいいというか、朝10:00に出航してワクワクしているうちに昼食・夕食食べて寝て、朝になったら朝日みて小笠原諸島が見えてきて、11:30にはもう下船でしょ。あまりボーっとしてる時間はなくて、いいバランスなんですよね。

北海道行きのときは、不可抗力で体調崩してたのもありますが、朝起きてからが長く感じました。中途半端な時間が長いと持て余すけれど、おが丸の25時間半は1日きっちり過ごせる感じでした。

ただし、帰りはちょっと気分が重いので(笑)、行きほど短くは感じないかもしれないですけれど(^_^;)。まぁ帰らなきゃならないんで我慢しましょ。でも島で知り合った人としゃべったり、船でちょっと声かけたりすれば、楽しいひとときも待っておりますわ。必ず父島か母島から乗った人ばかりだから話題はひとつだし、やっぱ旅慣れてるツワモノが多いから面白い話が聞けるかも。(うるさすぎる集団は最悪だが!!!)

というわけで、この記事の元になったミニスケッチブックメモ画像をアップして、快適なおが丸の一日ちょいを終わります(この画像だけでよかったかも...)。

乱筆乱文失礼!

| | Comments (4) | TrackBack (3)

母島までの海・海・海!

遅筆ゆえ、母島の旅を書くのも時間がかかる(などといいつつ亀田メキシコデビューとか寄り道してるけど)。今回は趣向を変えて、竹芝桟橋を出てから母島に着くまでの海の写真を時系列にならべてみます。写真のうえにカーソルを乗っけると、ひとくちコメント書いてます。

いざ出発!遠くにフジテレビ社屋が見える。曇り...

出発一時間後。なんだか妙なオブジェが見える。

いきなり翌朝5:30の朝日。まだ船の上...

朝5:50見渡す限り太平洋。でも空は徐々に青くなってきた!

9:30前後。遠くにケータ列島が見えてきた。俄然元気が出る。

11:00過ぎ。ついに父島が眼前に。かなり感動!

11:30ごろ。定刻どおり25時間半で父島着。ははじま丸へ乗り継ぎ。

12:30父島を後に一路母島へ!まさに遊覧船気分。

14:20ごろ。ついに母島が見えてきた。さらに感激!

14:30ごろ。もうすぐ到着。けっこう揺れてます!

日本返還40周年の小笠原諸島母島上陸!お疲れサマンサ!(最後がダジャレかよ!)

| | Comments (2) | TrackBack (0)

2008.07.14

亀田メキシコデビュー!

ついに、やったか!?

資金繰りに行き詰まった亀田のオヤジが、謎のマスクマン“エル・オヤジデス・カメダーノ1号”となって、ルチャ・リブレのマットにデビューしたのかと思ったら違った。

息子1号がボクシングデビューだって...。

ソレ・フツーヨ1号...。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.13

雨の北港で昼食

東京ドーム3塁側ゲート付近の雨これを書いている今日7月12日(土)の夕方、都内はいきなりのスコール!右写真は東京ドーム3塁側ゲート付近で雨宿りしていたときの写真だ。わかりにくいけど、屋根から滝のような雨水が滴り落ちてる。今日は某バイクショップ(って東京ドーム近辺ってだけでわかっちゃう人にはわかっちゃうけど)にスクータを見に行った。イタスクのアプリリア・スカラベオ125がお目見えと7/11のショップHPに記事が出ていたので。後輩がここがオススメと教えてくれたのだけど、ホントにめっちゃ感じのいいショップでビックリした。バイクショップに偏見持ってました(どないやねん!)。買うならここで買いたいっす!

20年ぶりに旅先でバイクで走って気持ちよすぎて...とか、20年前はアメリカン好きだったので、ビラーゴとかエリミネーター400の思い出話(全部もうないですねみたいなリアクションいただきました。そりゃそうでんなぁ ^0^)をしつつ、スカラベオ125の見積もり取ってもらいました。即買いそー!でも夏は車で旅行だし、秋まで待つか悩むーーーー!!ていうか乗る時間があるのか...(いや、時間は作るものだ)。

レインウェア姿そんないい気分になっての帰り道。東京ドームにちょっと用事があって(オレがじゃないけど^_^;)、立ち寄った瞬間に降り出した雨。しかし雨宿りをしながら、ふと20年ぶりにバイクで走った旅先、つまり小笠原諸島・母島の旅でのスコールを思い出したのでした...。(おぉドラマのような回想シーンに突入じゃ!)

ビッグベイ桑ノ木山を後にして、猪熊谷(ビッグベイ)から長浜(ロングビーチ)にさしかかる頃には、雨はやんでいた。ミレーのレインウェアを着た写真を残したいと思って、カーブミラーで素早く自分撮り(車来ないからっ)。その後、レインウェアの上着は脱いで丸めてザックにつっこんだ。ポケットいっぱいついてる旅行用のグレゴリーZ30ザックでよかった。買ったときの機能性への期待をここまで思い通りに実現してくれるとうれしくなる。

その後、かつてクジラ漁でにぎわったという東港に寄り道。完全に晴れていて、東港のコンクリートは雨が降った形跡もなく、完全に乾いていて暑かった。

だが油断大敵!そこから向かった北港(ほんの数分後)にはいきなりのスコールが!エンジン止めるか止めないかのタイミングだった。だが目の前に北港の屋根つきの休憩所があったので、そこまで走った(自分の足で)。

北港休憩所の屋根と雨

このとき、時計はまだ11時過ぎ。母島に来て初めての本格的な雨だった。これじゃ波の音の録音も出来ないので、早めの昼食を取ることに。

北港での昼食昼食は携帯用に持ってきた、ジャガバターとマヨネーズだ(笑)。有楽町の北海道どさんこプラザでこの旅用に事前に購入しておいたのだ。一個ずつにパックが分かれているのと日持ちするのと調理不要で食えるとこがいい。またマヨネーズも小さくて常温で日持ちするすばらしい調味料だ(>前にテレビで得た知識 ^_^;)。

昼食と一緒に写っている絵はがきはロース記念館のもの。バイクで出発直後にロース記念館に寄ってもらった。ロース記念館にはほんの少ししか居なかったけど、母島の歴史が詰まっていて民俗学的興味を満たしてくれた。その絵はがきに書かれた説明などをこのとき読んでいた。

昼食後も雨はやまない。しかし遠くの空は晴れかけている。とりあえずすることもないので、雨音の録音を練習していた。

そんな時、独りのおじさんが休憩所に駆け込んできた。Tシャツがズブ濡れだ。聞くと北港から大沢海岸まで続く遊歩道(という名のジャングル)をトレッキングされていたという。ジャングルなので湿度が異常に高いうえにこのスコール。かなり辛そうだった。

雨の邂逅...。というだけで芥川の「羅生門」を思い出した。それぜんぜんシチュエーション間違ってるよ!なんて不謹慎なオレ!

雨宿りは2時間に及んだ。もっとも雨は降ったりやんだりだった。やんだときには鳥が教えてくれる。雨と鳥の関係は桑ノ木山と同じだ。雨のときは休憩所でおじさんとのおしゃべり、やんだら思い思いに北港に降りて行く。おじさんはずっと水辺にいた白い大きめの鳥を見に行き、オレはもちろん波の音を録音する。

北港10分間の天気

上の写真は12:41から12:51までの3枚の写真。10分で天気が大きく変化する様。雲を眺めながら鳥のさえずりを待ちながら、雨が上がるのを待った。

そして13時ごろ、ようやく晴れ間が見えてきた。おじさんは先にスクーターで旅立った。オレはまた独りになり、もう一度北港の波の音を録音した。北港は小石の浜で、また一味違った波音になる。好きな音だった。満足してオレもそろそろ行こう。まだ昼だ。とりあえず集落のある沖港まで戻り、水分補給をして南へ向かってみることにした。

今日の東京ドームの雨もスコールのようだった。しばらくしてやんでくれた。...雨とスクーターか。まるで母島でのスコールとスクーターの思い出を忘れるなよと天が話しかけているようじゃないか(笑)。買えってか!?

北港側から見た車道

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.10

正義の味方の見方は志田未来の未来

母島の旅を書いている途中ですが、日テレドラマ「正義の味方」についてちょこっと書いておきたい。というかこのドラマは早く書かないと視聴のベクトルがブレちゃいそうだから。

個人的にはこのドラマ、志田未来の未来を占う、その一点で見たいと思っているところ。志田未来については、なにげに結構書いてきた。その根底にあったのは「志田未来は子役なのか?」というテーゼだ(テーゼってなに?)。

子役としてウマい。子役として魅せる。子役として秀でている。そういう見方を半分はしていたが、もう半分は役者としての未来を感じさせる存在としての志田未来を買っている人も多いのではないか。成海璃子とは違った存在感で。

「正義の味方」はコメディのようである。いま(いろんな意味で)旬の山田優が主演かと思いきや、どうやら志田未来とダブル主演の様相だった。

志田未来は困ったり深刻だったりする役で抜群の存在感を魅せる。そんな志田未来がコメディの主演なんてどうなのか?と若干の不安もあったのだが、この役は山田優に対するカウンター的なポジションで、視聴者は山田優に翻弄される志田未来の困ったり深刻だったりする演技に笑いながら接することが出来る、という仕掛けになってる。

なるほど!この手があったかってな感じだ。

コメディエンヌのあり方まで考えさせる志田未来。そしてこのシチュエーションを与えられる引きの強さも持ってる。やはり大物感ありだ。

となると、このドラマは志田未来が子役なのか役者なのか、その分岐点として重要な意味を持つ。志田未来のキャリアのなかで、そういう位置にあるのが今回の「正義の味方」なんだ(>オレ目線でしかないですが...)。

だから、田中好子と佐野史郎が両親だったり(ついでにキャンディーズをハミングでハモってみせたり)、ものすごく贅沢なドラマで申し訳ないが(って誰に?)、今回の「正義の味方」の見方は、志田未来の「未来」を見せてくれるかどうか、その一点に絞って見ていきたいドラマだ。その贅沢さを置いてでも、未来を見たい。見せてほしい。

追記 -----
そんな志田未来中心主義のオレだが、もうひとり気になる存在は、志田未来演ずる中田容子の友人の一人、小松響子役の中村静香。

この子は上野樹里主演映画「幸福のスイッチ」で妹役をしていた(映画デビュー作)。そのときの天真爛漫な演技は実に爽やかだった。当時のオレも「今後期待できる逸材」と評価してる

今回はチョイ役だけど、こういうときにちゃんと仕事してみせるのが大切だ。見てる人はちゃんと見てるからね!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.08

救世主レンタルバイクの旅

ハイビスカス早朝散歩から宿へ戻って朝食。そこで何度もレンタルバイクについてしつこく聞いてしまった。予約なしで当日いきなりだから不安だったのだ。しかしあっさり借りることが出来た。

宿の駐車場のところで支度していると、いきなりのスコールが!走り始めてからでなくて良かった。スタッフのお二人としばし立ち話していたらやんだ。雲が南へ流れていく。その雲を見て、急遽予定を南から北へ変更した。一応、レインウェアのズボンだけはいて出発することにした。

思えば原チャリなんて20年ぶりだ。あれは確か茅ヶ崎で短大生M嬢のバイクを借りて直線コースを試し乗りしたんだった。そのとき以来の原チャリなのだ。実は中型二輪の免許も持ってるのに、その免許が普通自動二輪と呼ばれるようになっていることすら知らなかった(笑)。ほとんどエンジン始動方法から忘れている!

だが母島のいいところは信号がない。対向車もほとんどこない。ものの2分も走ったら感覚が戻ってきた。スローイン・ファーストアウトだ(笑)。念仏のように唱えつつ、北へ向かったのであった。もちろんペットボトル5本を補充しての出発だ。

レンタルバイク@ハスベイなんて気持ちがいいんだろう。この機動力は時間の節約にもなるし、風を切って走る楽しさを、ほんとに20年ぶりくらいに思い出した気分だった。実際自宅に戻って来たいま、台湾製125ccスクーターを購入しそうな勢いだ(マジで)。

北港までバイクで飛ばせば30分くらいで着くらしいが、途中いくつかのポイントで止まりながら北上したので、北港まで2時間程度かかっていた。

私の場合は景色の写真もさることながら、フィールド録音という目的があるので、止まるポイントもさまざまだ。景色がいいところは録音には向かない。パースペクティブの広がりはいい音に結びつかない。どちらかというと、空間的には閉じ加減なとこの方が録音には向いていそう。防風がやはり重要だからだろうか。

走っては止まり、写真を撮ったり自然音を録ったり水分を取ったり。休憩も取ったり(笑)。その繰り返しでも北港まで2時間、まだ午前中だった。もしバイクなしで南へ向けて歩いていたら、おそらくペットボトル3本くらい飲み干してギブーギブーと叫びながら、遊歩道の入り口にも到達できず、引き返すかどうかの検討に入っていたことだろう。まったく!天国と地獄は紙一重だよ(>_<;)。天国を選べてよかった!免許を持っているなら迷わず文明の利器を利用すべきだ。どうしても歩かなきゃ行けない場所はたくさんある。緩急が大切だっちゃ!

●森を感じる桑ノ木山

桑ノ木山(クリックで拡大)録音についてはまた後日まとめて書く予定だが一箇所だけ。フィールド録音で良かったなと思うポイントに桑ノ木山がある。自然音録音界の巨匠だった故・中田悟さんのCDでも録音されていたポイントだ。

たしかに何かを感じる森だった。エコツアーなんかだと、夜の桑ノ木山にグリーンペペという光るキノコを見に行ったりするらしい。もっともフィールド録音はひとりで行くのが基本(by ジョー奥田さん)だ。とはいえ夜ひとりでこの森に入る勇気はオレにはない(笑)。

ちょうど桑ノ木山にさしかかったとき雨が少し降り始めた。そこで桑ノ木山の入口にバイクを止めて、レインウェアの上着も着込んだ。正直、持ってて良かったと思ったぞ(笑)。そしてバイノーラル録音の準備もして、森に少しだけ足を踏み入れた。写真は入り口からほんの30mくらいかな。ホントに森だ。

雨の森に立つと、なんともいえないさびしい気持ちになる。入口からたった30mなのだが、はやく青い海と青い空の世界へ戻りたくなる。しかし雨が小降りになるにつれて、鳥たちが歌いだす。鳥も雨上がりとともに元気になることを初めて知った。

スコールのような降り方なので、待てば雨はやむ可能性が高い。雨音が遠ざかり、小鳥のさえずりが空間を満たしていく...。その狭間を録音するために、雨の音をジッとモニターしていた。

結果的に雨の録音は初めてでもあり、マイクゲインの調整がイマイチで、あまり成功したとはいえなかったけれど、この桑ノ木山という森を肌で感じられたことは良かったと思う。妖精がいそうな森だった(柄でもないが^0^;)。

しばし森の音を確かめつつ、またバイクに戻って走り出した。山の空気は湿っていたが、そのぶん気温も低めで快適だった。そしてまたすぐにカラっと晴れる。レインウェアも着たり脱いだり忙しい。そしてバイクの走りはひたすらどこまでも気持ちがいい。めまぐるしい天候の変化が、なんだか好きになっていた。(つづく)

桑ノ木山を後にして北へ

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2008.07.06

早朝散歩にうってつけの日

Hahajima10早朝5時過ぎ。宿泊先のラメーフから近い、鮫ヶ崎展望台へ通じる遊歩道を散歩する。この遊歩道は短く、脇浜なぎさ公園につながっており、早朝散歩にはうってつけ。写真は6月27日朝5:23の朝日だ。鮫ヶ崎展望台(沖村園地)から撮影した。

近くて涼しくて居心地のいい展望台だ。オンシーズンにはホエールウォッチングのポイントらしい。いまはひと気も少なく、のんびりするには絶好の場所だった。前の記事のレッズユニフォームセルフ撮影も翌日ここで撮った。

朝日もやや高くなり、明るくなった脇浜なぎさ公園に降りてみる。散策している人が何人かいた。早朝散歩をする人に悪い人はいない(笑)。朝早くから散歩するなんて心に余裕がある証拠だ(なんてことを言うヤツは都会に疲れた人間だという証拠でもある...)。もっとも釣り人は既に釣り船で出かけていて、港はすでに一仕事終えた静けさを取り戻している。

脇浜なぎさ公園は人口浜で海水浴場風だが、海水がやたらときれいだった。当然散歩にもリニアPCMレコーダZOOM H2とバイノーラルマイクBME-200を持参しているので、凪いだ浜の音をいくつかのポイントでさっそく録音。

防波堤の先のほうへ歩いて行った。岩と岩の隙間に潜り込む水と空気のコラボは微妙に好きな音だったりする。いわゆる波の音とはまた違った趣きがある。早朝の空気感まで音風景にパッケージングできたらいいのだが、それはオレのエフェクトテクにかかっている...のか?

天気もいい。雲好きにはうれしい大きな雲が朝日を受けて輝いていた。今日もすばらしい一日になりそうな気がする。だが、そのすばらしさを大きく左右する“文明の利器”をなんとしてでも入手しなければ...(つづく)

母島の朝

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.05

自分探し、もとい、自分の体力探しの旅

石次郎海岸母島ウォーキングのときに必須事項は3つある(よーな気がする)。

1)綿(コットン)100%のTシャツで歩くべからず!
2)必要充分な水分補給量を把握すべし!
3)自分の体力を過信するべからず!

これはちょっと歩いただけで痛感した3つの事項だった。もっとも、これ以前にウォーキングの基本(すべらない靴を履くとか)もあるだろうが。これらの根拠については記事のなかでおいおい触れていく予定。

日常、なにも考えず買ってるTシャツって、ほとんど綿100%だったりする。普段着ならいいけど、汗を吸って乾かないので、歩くときには大変不愉快だ。ぜひポリエステルとかアウトドア専門店で売ってる合成繊維系のTシャツを歩く日数枚以上持っていくべきだと思う。

ポップンinレッズ今回は、インナー用、ウォーキング用の吸湿速乾性素材シャツ2枚と、恒例の(?)浦和レッズのユニフォームを持参して行った。このユニフォームは10年以上前に購入し、マッターホルンともコラボしてるツワモノなのだ。今回母島とのコラボという勲章をまたひとつ獲得したのであった。

ただ初日は散策レベルだったので、普通の綿100%ノースリーブTシャツで出かけたわけだ。そして、頭だけで理解していた綿100%が汗100%の不愉快さへと変化していく様を実体験した。

●石次郎海岸

最初に訪れたのは石次郎海岸(右上写真)。集落のある沖港から徒歩数分だ。坂道を登ると入り口が見つかる。

この坂道、けっこう山道(笑)。

ここで運動不足人間は「おや?」っと思わなければならない。坂道がここだけだと思ったら大間違いなのだ。しかし、初日でもあり、起伏があることも頭では理解して来てるので、まだへこたれない。無知とは時に危険な冒険だ。

石次郎海岸石次郎海岸へ降りてみる。男性が独り「浸かって」いた。なんとなく銭湯に来てるような感覚にとらわれる小さな海岸だ。小笠原旅行には欠かせない「好きです!小笠原」(ニッポン離島探検隊著/双葉社刊)にも「6畳一間といった感じ」と書かれていた。

だが、この箱庭な感じのためか、波の音は大変心地いい。左右の壁に反響しているようにも思える(モニタリングしてるとだけど)。さっそく録音開始。先客の彼もしばらく泳いでいたが、いかにも録音してるテイのオレに遠慮してくれたのか、フッといなくなり、まさにプライベートビーチ感覚となった。

海岸のちょうど真ん中あたりと、右壁際での岩肌へ当たる波の感じとを録音した。地形的にも風に邪魔されることも少なく、一発目からかなり気に入った音が録れた。

気分良く帰ろうとして、降りてきた石次郎海岸の短い階段を戻っていくが、いきなり大腿四頭筋が弱っていることに愕然とする(笑)。足が上がらないぞ!まだ初日の一発目だぞ!筋肉の衰えってこんなに直接的ダメージだったっけ?いろんな思いが渦巻きつつ、やっとこさ登りきった...。

石次郎海岸入口

●御幸之浜

石次郎海岸で体力の衰えを自覚し始めてはいたが、まだ徒歩での島巡りを考えていた。これまで運動不足だったし、27時間超の船旅での疲れもあるんだろうと思い込み、明日以降のウォーキングに向けたトレーニングを兼ねて、もういっちょ行ってみようと思った。最初の録音の成功が弾みをつけたともいえる。

事前に母島観光協会で聞いた話では、次の御幸之浜までは沖港から20分程度とのことだった。それなら大丈夫!と歩き始めた。途中で、さっき石次郎海岸で泳いでいた彼と出会う。挨拶すると「どこまでいかれるんですか?」と聞いてくれる。

無謀な旅行者がこんな夕方から南崎方面へ歩こうとしているように見えたのかもしれない。ここから先に民家はなく給水も不可能で、歩き始める時刻はとうに終わっていた。「御幸之浜まで」と応えると、安心してくれた(ような気がした)。

だが、またしても坂道...いや山道。地図を見るともっとカンタンに浜へ出られそうに見えてきて(実は間違っていたのだが)、坂道を脇に逸れて歩いていった。するとそこにいた兄ちゃんに「こっちは抜けられませんよ」と教えられる。そこで地図を見せると、まぁわかっちゃいたのだが「あの道です」と山道を指差された。ごめん、楽しようとして幻の道を夢みてました!

タマナ並木母島に王道なしか...(?)。仕方がない。行こう。そのためのハイキングシューズじゃないか!というわけで坂道を登ると、程なくタマナ並木の入口があった。近くて喜ぶ。ここから300mで御幸之浜だ。

タマナ並木も起伏はあったが、右から波の音が聞こえ、海岸線にいることが感じられて気持ちがいい。あっというまに浜についた。だが、しかし。音的には正直イマイチ!

最初は砂浜ではなく岩場だったので、面白い波の音が録れるかなと思ったが、いかんせん波が強い。潮の満ち干きとも関係あると思うけど、このときの波の強さは、音だけで聞くとちょっとうるさい。

波の音は“緩急の妙”というか、ゆらぎが必須条件だと思うのだ。このゆらぎは宇宙(地球と月)のゆらぎであって、気持ちのいいゆらぎを得ることは、外海的な強さのなかでは難しいように思う。そういう意味で、御幸之浜も録るには録ったが、ちょっと使いにくい波の音だった。

音楽に休符があるように、波にも適度な休符が必須だ。気持ちのいい間といおうか。ひっきりなしの波の音はやすらげない。パンク聴きながら寝られんだろ(笑)。そんな感じの波音だった。

基本はやはり凪の音だなとあらためて自覚できたという意味では、この御幸之浜の経験も役に立ったと思う。

●水分補給は生死の問題!

御幸之浜ちょっと気分がトーンダウンしつつ、明日以降のイメージをあれこれ考えながら集落へ戻った。御幸之浜なんて徒歩20分の距離だが、これだけ体力を消耗している。明日もし南崎まで歩いていくとなると、片道この5倍程度は歩く必要がある。それも山道に等しい起伏の激しさだ。

また、水分補給の問題は実に大きな問題である。ガイドブックにも2リットルは必要と書かれている。万人向けの遊歩道で2リットル必要ならば、オレなんて6リットル必要だろう。おそらく遊歩道にたどり着く前にギブアップだ!

だが途中でギブアップしたとして、そこからどうする?徒歩で戻らなければどうしようもないが、電話もない(PHSしか持ってない)。人通りもない。ギブー!ギブー!と叫んでも誰にも聞こえない。こりゃ死ぬぞ。確実に死ぬ...。

そういうストーリーがハッキリ見えた瞬間、「明日はレンタルバイクを借りよう。うんうん、そうしよう。うん、絶対、そうしよう!」となだき武バリに言い聞かせながら、徒歩20分の下り坂を歩いて帰ったのであった。

帰り道、母島唯一の個人商店である前田商店で、500mlのペットボトルを5本購入した(お茶3、水1、コーヒー1)。コーヒーはメインストリートの中心にあるガジュマルの木の下に座ってゴックゴク飲んだ!美味すぎるー!さらにその日の夜、お茶も3本飲んでしまったのであった。こりゃ普通に生活してても水分は2リットル必要だな。(つづく)

メインストリート

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2008.07.02

母島の旅へ

小笠原40周年母島

母島にして良かった。そう思ったのは帰りの中継地父島でだった。母島と父島とは約50km離れている。父島からははじま丸という定期船で約2時間かかる。でも東京の竹芝桟橋から父島までおがさわら丸に乗って約25時間半。ここまで来ればもう父島も母島も同じかなとはじめは思っていたのだ。

この旅の目的は3つあった。日本返還40周年の小笠原諸島にとにかく行きたかったのがひとつ。ふたつめは小笠原の自然音をバイノーラル録音したかった。そしてもうひとつは島の持つゆったりとした時間の流れに浸りたかった。観光にしたくなかった。

父島かがや亭のラーメン帰りに寄った父島は、実に観光地だった。みんな楽しそうだ。サイパンを思い出した。そういう旅行もいい。思わずオレも暑いテラスで塩ラーメン食った。非常に素朴だが、チャーシューが最近では珍しい中華街風味のいいお味でした。島塩使ってるのか聞いたけど不明でした(一応ラーメン道も探求しないとね)。

しかし父島は、釣り人でもダイバーでも観光でもないひとり旅には向かない“ハイテンション”の島だった。こういう観光地には、アクティブな目的を持って徹底的に遊ぶ気で来るべきだ。来るときに父島散策をしなくて良かった。ひとり旅のゆったり感覚がその高いテンションで乱されるところだった。今回はそういう旅行ではないのだ。

父島でおがさわら丸からははじま丸に乗り換え母島へ向かう人は約1割(100人強)だ。釣り人、ダイバー、仕事関係、ジモティが主だと思う。あるいは2航海(オフシーズンは週1便なので、その最短往復便での旅が1航海。それ以上の滞在で、帰りの便が来た便から何便目かで2航海、3航海と増えていく)以上の人々がオプションで訪れたり。それでも今日はどこも満室らしい。

小笠原諸島は野営禁止なので必ず宿を予約しておく必要があるが、母島の返還祭は先週末に終了し、今週は父島の返還祭で、その狭間をあえて選んでの母島行きだったので、母島も全宿満室と聞きちょっと驚いた。

ラメーフ母島に着くと宿泊先クラフトイン・ラメーフのお迎え車に乗った。同乗は女性ダイバーさん1人だけだった。他の客は2航海以上ですでに宿泊中だったり、仕事関係で別の車で宿に向かったようだ。

1航海で母島だけ、それも観光でなく録音が目的というのは、なかなか珍しいのではないだろうか。同乗の女性ダイバーさんに録音しに来たことを告げると「なにかの調査ですか?」と聞かれた(笑)。いい音録ったるぜ!

14:30過ぎ。宿についたら荷物を置き、すぐに散策開始した。明日以降の行動感覚を確かめたいのと、まずは近場の波を録ってみたいということで。この日の行動が後に大変重要だったことがわかる。まさに生死を分ける準備活動だったのだ!(つづく)

母島沖港となぎさ公園の浜

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« June 2008 | Main | August 2008 »