google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ジェット風船の音@西武球場: ひとくちメモ

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2008/06/15

ジェット風船の音@西武球場

ジェット風船の音@西武球場

前に私が「スポーツ観戦の全方位感も面白いかもな...」と言っていたことを覚えていた友人に誘われ、土曜は西武球場に西武×広島戦を観戦に行ってました。初めての西武球場ですが、私の興味は野球じゃなくバイノーラル録音です(笑)。

昨日の西武球場は涼しくて、こういう日は吹き抜けのあるドーム球場は気持ちがいい。駅から降りて徒歩1分。とりあえず電車を降りる前から録音開始して入場しました。

午前中は所用で秋葉原と有楽町にいたので、ちょっと時間がかかり、ついたのは4回が終わったあたり。すでに6対0で広島大量リード状態。ここから試合は停滞ムードに...。録ったり止めたりしながらチャンスを待ちます(録音の)。

内野自由席だったのですが、ほぼ満席で立ち見でした。でも録音という観点からはいい位置でした。右耳マイクには1塁側外野席の西武ライオンズ大応援団の音が。左耳マイクには内野自由席で個々に応援する人々の声やメガホンを叩く音が。

左前方の通路からは、帰り支度のライオンズファン(そんな試合だったもんな)や、ビール売りのバイトさんの声が近づいてきたり、後ろも通路ですから、頭の後ろからも常時しゃべり声が聞こえてきます。まさにバイノーラルな全方位感(笑)。左右を写真で撮るとこんな位置です。

西武球場1塁側内野立ち見

ただし、美しくはない(笑)。バイノーラル録音のプロフェッショナルでネイチャー・サウンド・アーティストのジョー奥田さんは、「神の作られた自然という完璧な美」を追求されてすばらしい作品を作られていますが、私の場合は民俗学的アプローチ(っていま考えたんですけど)。なにが面白いか、オリジナルな視点かを追求してます(これもいま思いついた^_^;)。

というわけで、球場内の音のどこを切り取るかを考えつつ試合を見ていたんですが、大量失点で1塁側は停滞ムード(笑)。

そんななか、変化のある音といえば、7回裏攻撃まえのジェット風船です。広島の風船を先に見ていたので、これだ!と思いました(笑)。録音的には今日のメインイベントです。

オモロイのは7回裏攻撃前に飛ばすため、7回表の試合ではみんな風船膨らますのに一所懸命で試合そっちのけ(笑)。膨らますときも「ヒューヒュー」とあちこちから音が聞こえます。たまに「パン!」って割れる音も。

7回表が終了したら、まるで青いイナゴの大発生かと見まごうようなジェット風船がボッコボコ生まれてきました!

ダンスチームのお姉さん方が登場し、西武ライオンズの応援歌で躍りだします。その曲の最後「せいぶーライオンズー!」という歌詞が終わるか終わらないかのところで、いっせいに青いイナゴが飛び立ちます!

今回はその瞬間を捉えたバイノーラル録音です!かなり削って短くしておりますが、ジェット風船がシューシュー飛んでいく音は...見たまんまです(笑)。

この音も含めて10年後、20年後に振り返ると、これがなかなかいい思い出になってたりするのかも。そのとき、我々の眼下で真剣に試合に見入っていた女性と居眠りしていた男性カップルの行く末を心配したことも、まざまざと思い出すのかもしれません(笑)。

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