google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 台風6号フェンシン: ひとくちメモ

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2008/06/21

台風6号フェンシン

Fengshen20080621なんとも悩ましい台風6号フェンシン(FENGSHEN)が発生している。(財)日本気象協会の衛星画像(左写真)を見るとかなり強そうだ。昨日現在フィリピンにあり西北西方面に進行中。

今年は台風の当たり年で、4号も5号も記憶に新しい。もうすぐ出発する小笠原の旅への影響が出てくるかもしれないな。

今回の旅のテーマはバイノーラルマイクによるフィールド録音。曇っていても大丈夫だけど、雨は厳しい。レインウェアを着込んでしまうと、リアルヘッドのバイノーラルマイクでは、レインウェアに当たる雨音しか録音できない...。こちとら潮の満ち干きまで記録して準備してるんだけどっ!

雨の音も自然音の一種だし、ある意味梅雨明けの小笠原諸島で雨に遭遇するほうが貴重かも、みたいな思いも旅人感覚としてはなくもない。「雨」もフィールド録音のテーマとなり得る。それも結構上級レベルの。

だけど、たとえば雨の森を美しく録音できるスキルはいまのオレにはない。残念ながら。雨音の練習は本州でやればいいんで、なにも小笠原で初雨音ってのはなぁ。

それに波の音を期待してくれてる理髪店のマスター(元サーファー)への手土産は、やっぱ美しい波の音でなきゃ(笑)。

前に民俗学的アプローチのフィールド録音を目指すみたいなこと口走ったけど、その後サウンドスケープ理論とかいろいろググってみたところ、やっぱ「美しさ」というのは自然音といえども選ばなければ得られないことを耳で感じた。

これまで美しい自然音ばかり聞いてきたが、サウンドスケープ理論の一環として録音されたある漁港の波の音(+カモメの声)を聞いてビックリした。まるで美しくないのだ。敵(笑)の子どもも車も飛行機もおらず、波と鳥だけの音なのに、美しくない。

美しい音は謙虚に求めて自然界からいただく贈り物だということをあらためて認識した。そして選択と編集の重要性も。だからこその小笠原の旅でんねん!台風6号フェンシンなんぞに邪魔されたくないねん。

Fengshen2008062124今後の予想が気になる。いつもブログパーツでお世話になっている天気予報コムによる台風情報(左画像)を見ると、24日3時の予想位置が表示されていた。

現在は父島から南西、約2560km地点にあり、24日には台湾南岸あたりに上陸しそう。これが25日以降東に進路を大きく変えたりすると直撃なのだが、この流れでユーラシア大陸方面に消えて行ってくれることを、できれば小笠原近辺の雨雲を巻き込みつつ去ってくれることを、祈るばかりだ。

雨さえ降らなければ、死ぬほど暑くても我慢する(:^~^;)。

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