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16 posts from June 2008

2008.06.25

そろそろ出発

そろそろ出かける時間だ。携行品チェックリストを作って確認し終わった。いつもなんでこんなに荷物が多いのだろう。特にデジタル小物が集まるとかさばる。重っ!

デジカメ、PHS(つながらないけど)、携帯メディアプレーヤ、ノートPC、リニアPCMレコーダ、ライト、そしてそれぞれのケーブル類とACアダプタ、バイノーラルマイク、予備SDカード、予備電池各種、コンセントプラグ...。思わず「やさしさ紙芝居」の替え歌を歌いながら確認してしまった(笑)。

気象庁による天気予報では、確度Cで曇り一時雨。確度Bよりも翌日にズレる可能性があるとか。こりゃ希望的観測をするなら、明日は到着時パラパラ雨、その後いったんやんで金曜日中が曇り、夜半から翌日にかけて終日雨というところか。

でも他の悲観的予報を見ると逆パターンもあって、やっぱり悩ましい。いまの為替市場と同じくらい読みにくい(笑)。宿のインターネットが使えれば、日々チェックしながら出かけたい(島では全工程徒歩の予定。くじけなければだけど)。

とりあえず着いた当日と翌日が重要かな。雨が降っていない隙を見つけて、とにかくチャンスがあれば近場から波の音を録音しつつ、南へ向かうという作戦にしてみたい。

録音さえ出来てればゴアテックスのレインウェアがボクを雨から守ってくれるはず(暑さからは逃げられないが)。晴れてれば、南崎まで到達してから戻りつつ録音したかったが仕方がない。全工程4~6時間程度になるはずなので、臨機応変に対応したい。

また今回のもうひとつのテーマは、小笠原諸島日本返還40周年記念の旅だ。1968年に返還された。ボクの生まれた年だから、直感で行こうと思ったわけ。母島の返還祭は先週末だった。父島は今週土曜(雨が降らなきゃいいですね)。父島の祭り客が多いとおが丸は混んでそうだが...。

そういうお祭りを避けて母島にしたのは、波の音を録音しながら一人1968年生まれを祝おうと思ったりしてさ。でも、できれば母島の40周年記念Tシャツを買って帰りたい(笑)。それ着ればいいから、持って行くTシャツ減らすかな。

返還40周年記念特集をNHKの「首都圏ネットワーク」(18:10~19:00)で今週やってた。昨日たまたま見て、途中からあわてて録画を始めた。金曜まで毎日放送されるようだ。録画して帰ってから見よ。

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2008.06.24

ドラマ監査法人

NHKの土曜ドラマ「監査法人」が面白い。この枠は以前から注目のドラマが多い。前回の「トップセールス」も、実は前クールでもっとも面白かったドラマだ。ただ、いかんせん話数が少なくて、ここに書き込むタイミングを逸してしまう。今回の「監査法人」も全6話ですでに2話終わってしまった。

だいたいいつも3話目くらいから面白さを判断し始めることが多いので、そうなると土曜ドラマはもう半分終わってる。名作中の名作「ハゲタカ」も「人生はフルコース」も「ちゅらさん4」も、ちゃんと書けずに終わってしまった。

というわけで「監査法人」は、書いておこうと思ったわけ。それにしてもNHKの経済ドラマは銀行に厳しいっすね(笑)。悪の枢軸は銀行っていう基本路線が明確。気持ちいいっす!

ボクも某監査法人と仕事したことありますが、正直、厳格監査って効率悪い。通常業務の合間を縫って協力してるわけだけど、膨大な時間を割かれる。あれもってこい、これ説明しろ、(ま、言い方はもっと丁寧ですけれど^_^;)。言うのは簡単だからねぇ...。

例えば企業がみんなこんな非生産的なことをさせられているとすると、収益に影響するんじゃないかとも思えてしまう。悪く言えば「営業妨害」みたいにすら感じるときがある。資料集めに使った残業代を監査法人が払ってくれるわけじゃないからね。

前に倒産した取引先からの債権回収のため、弁護士事務所で法廷用の書類をガッチガチに固めたことがあるけど、それに近いことを四半期ごとにやってる。そりゃキッチリやって清廉潔白かつ透明な決算書類は大変大切だ。しかしここで出来上がる書類は正しいことが前提なので、完璧になっても生産性はまったくあがってないどころか、逆にコスト増なだけ。書類の保存だって保管費用がかかるんだよ。監査法人の倉庫を無償提供してくれないでしょ?

「いや、それによって株価に影響する」というのももっともなご意見だとは思う。株主資本主義でしたっけ?ボクなんかそういう考え方「ケッ!」って思うけど。内申書にビクビクして本当の学びが身につかない優等生の姿にちょっと似てる。現場を巻き込むなよって思う。

まぁ、「監査難民」って言葉もあるくらいだから、監査してくれる監査法人がなくなったら決算が通らずに、それこそ存亡の危機に陥る。なんだかわけのわからないスパイラルに巻き込まれる可能性があるから、協力せずにいられない。三谷幸喜のコメディみたいな話だ。

そもそも本家米国のSOX法は、一部の巨悪が露呈したがために、あらゆる企業なり事業主を性悪説で見ようという法律じゃないの?アメリカが没落していくのは、こんな非生産的なものを全体に適用しようとしてるからだと思えてならない(すでに緩和策も取られているとか)。もっともモラルハザードが進んでいけば、それも経済衰退を招くんだろうけど。行くも地獄戻るも地獄のSOX法。どうあがいても世の中、盛者必衰ってことよねぇ...。金融版禁酒法じゃない?

そんな非生産性を日本にも導入しようってのがJ-SOX法ってヤツだと思うんだけど。きっとこれで経済がさらに停滞して、そのうちゆり戻しが来るよ。例えるならダイエット後のリバウンドってヤツ(笑)。締め上げて再度緩めたら、それこそモラルはさらにハザードっちゃうよ。

不正をする輩は、どんな法律が出来てもやっちゃうんだからイタチごっこ。そのとばっちりを厳格監査という名の非生産性システムで普通の企業が受けるわけ。どんなに厳格なことしても限界あるでしょ。正しいけど非生産的。この「正しさ」ってヤツも扱いにくい概念だね。結婚式での長いスピーチみたいな感じ。お願いした手前止められない(笑)。よかれと思ってやってくれてるわけで...。

とまぁ、私見はこのくらいにして、「監査法人」はドラマとして面白い。巨悪を相手にしているときは、監査法人がまさに正義の味方だ(笑)。そして目に見える悪の背後には、必ず銀行という名の諸悪の根源(ボスキャラ)がのうのうと生きさらばえているわけだ。

そういうことなら銀行を最初から徹底的に調べ上げればいいんだけど、銀行にはカンタンに公的資金を導入しちゃったりするニッポン。チグハグだねぇ。そういう世の中を完成させたのがコイズミだったことは死んでも忘れちゃならないよねぇ。

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2008.06.23

天気予報に釘付け(>へ<;)

毎日、暇があると週間天気予報サイトをはしごしている。見れば見るほど悩ましさばかりがつのる...。確実そうなのは、オレが自宅に戻った頃、小笠原諸島に久々の太陽が現れるってことだ!やはり小笠原には2航海の日程を組むべきなのかも。次回気をつけよう(っていつになるのやら...ってまだ行ってませんけど!)。

母島滞在中に雨が降ることはほぼ間違いなさそうなのだが、それがいつなのかだ。終日フリーの日はどちらも降水確率50%前後で、曇り一時雨というのがほぼ一致した見方のようだ。

一時雨とは、24時間のうち25%の連続した時間(つまり6時間程度)降るということらしい。そして降水確率50%とは、統計的に見て1mm以上の雨が降る確率が五分五分ということらしい。

そういう状態が2日に渡って続くということは、初日降っていなければ、そのうち降りだして翌日に雨を持ち越す可能性がもっとも考えられるのだろうか?両日とも日中だけ降るというのが最悪のパターンだな。そういう事態も見越して本はたくさん持っていこう。

昨日雨に当たった身体でクーラーガンガンかけてうたた寝していたので頭痛がする。こりゃサバイバルの旅が待っていそうだな。湿度100%で気温30度のジャングルをレインウェア着て単独行をしたりするとリスク高いかな?

とりあえず、雨の強行軍では定番の歌手別(歌いだし別、曲名別)あいうえお順鼻歌という強力な武器がある!鼻歌で歌える歌の数では、流しの兄ちゃんもビックリの私なので(笑)、いまから練習しとこう。

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BREEZE FROM 21 CENTURY

BREEZE FROM 21 CENTURY featuring KING CRIMSON
(MP3/4.6MB)

ふと、リニアPCM録音を媒介にして昔のカセットテープの音をデジタル化できるなと思い立って、試しに1990年に作った曲をMP3にしてみた。それがこの曲。まだ時間が無限にある学生でした。

Midistudio644ほこりをかぶったTASCAM MIDISTUDIO 644という8トラックのカセットテープMTR(結構優秀なマルチトラックレコーダでござんした!)のフォンアウトからZOOM H2のマイクインにつないでSDカードに録音し、それをパソコンに取り込んで若干リヴァーブをかけ、イコライザー他で少し加工して、iTunesでMP3に変換した。

作った頃のボクは、完全にアンビエント・ハウスにはまっていた時期。あるいはスティーヴ・ライヒなどの現代音楽にはまっており、ミニマルな音楽を聴いていた。それでこの曲も今聞くとかなり単調...。

当時YAMAHAが第4回ワンマンバンドカーニバルという打ち込みの祭典をやっていて応募した。ランクAって評価だったけど決勝には残れず。評価は「ピアノがうまい!」だって。手グセも含めて打ち込みだっちゅーの(笑)。

フィーチャーしているサンプリング音源は恐れ多くもキング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」だ。このプログレの代表的名曲を爽やかにミニマルに調理してみたかったというのが、最初のコンセプトだった。若いって怖いよね(笑)。

21世紀が10年後に迫っている状況で、21世紀の精神異常者をアンビエントハウスなそよ風の中にまず置いてみたかった。でもそれは爽やかに見えて単調な、ある種整然と並んだ鉄格子のような音楽に閉じ込められた21世紀の精神異常者でもある。

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2008.06.22

雲が好き!

台風6号はどうやら大陸側に逸れて行きそうだ。しかし週間予報では、お日様は見られず、くもり一時雨の母島となりそうだ。気象観測は父島が基準だから、50kmはなれた母島は多少異なるかもしれない...と淡い期待をしているのだが、50kmというと東京駅-成田空港間より近いくらいなので、大きく差はなさそうだ。

そうなると、曇りの楽しみ方をいろいろ考えなければ。もともと雲は好き。このタイミングで雲が好きというのは、負け惜しみみたいで(しかもまだ出発すらしていない)、もっと早く「雲好き」をカミングアウトしておけばよかったと、そのことを後悔している。

雲は“発明”されたって知ってます?神の発明とか、そういうことじゃなくて。ひとりのアマチュア科学者が発明したんですって。

前にタモリがタモリ倶楽部で「学問ってのは分類から始まる」と非常に核心的なことをおっしゃいました。どの回だったかな?アンガールズご出演の「苔」の育成のときだったような気がするな。

まさにそうで、気象学を語るうえでも欠かせないのが「雲」です。雲の分類です。そして雲を分類するという行為は、19世紀初頭のひとりのアマチュア科学者によって成された画期的な行為だったというわけです。

『雲の「発明」』(リチャード・ハンブリン著・小田川佳子訳/扶桑社刊)は、移ろいやすく捉えがたい雲の変化に対応する画期的な雲の分類を発明したルーク・ハワードについてのお話。

19世紀という時代のイギリスは、科学が大衆娯楽として花盛りだったそうで、雲の発明という歴史の始まる瞬間も大衆への講座というカタチで発表されました。知的好奇心を駆り立てる科学の面白さ、いまの日本の教育にも欲しいっすね(^-^)。

知識は得てしまうと娯楽じゃなくなるのかも。得る過程にこそ自発的動機ってものが芽生える。詰め込み型知識教育の行き詰まりはそういうことなんだよな。得た知識を一生使える道具とできるかどうかは、最初が肝心。

他人の知識で埋もれた21世紀だからこそ、知的好奇心も多様化せざるをえないわけだし。画一的な知識の詰め込みには直接的学習動機がない(大学受験などの間接的動機だけのつまらない勉強しか残らない)のは歴史の必然。

でも人類の学べるキャパは思ったほど多くないから、自分の好きなことだけを学んでいても100年くらいは充分楽しめる。その20%を画一教育に犯され、そのブロイラー的成果によってその後の40%程度を支配される官僚的人生なんてつまらなくて当然じゃない?つまらない人生を送ってるから居酒屋タクシーでウサはらすしかないワケよ。あるいはモラルハザードを起こすワケさ。

なーんてことを、雲の発明から脱線して思ったりして。現代は知識に埋もれてるわけだから、今度はその先、知の編集とか、そういうことが重要になってくる(松岡正剛の受け売りみたいな言い方だけど)。

一点の曇りもない青い空って、最初はいいけど段々飽きてくる。絶世の美女みたいに(笑)。あるいは、海の写真撮ったことがある人は覚えがありませんか?360度大パノラマだって、その大きさを表すには岬とか砂浜とか山とか島とか、なにか風景を構成する、一種の抵抗(カウンター)があってこそ、その海の大きさや美しさが表現できる。青い海しか写っていなければ、なんだか青いだけのつまらない写真になったりする。

雲もそうです。青い空をただ撮影してもなんだかさえない。そこに入道雲でもあれば、それはひと夏の暑い一日を連想させたりできる。雲は気象学にとってはモノサシであり、風景にとってもなくてはならない存在だと思うんです。それも主役じゃない。そこがバイプレイヤー好みのボクの嗜好に合ってるわけ。

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2008.06.21

台風6号フェンシン

Fengshen20080621なんとも悩ましい台風6号フェンシン(FENGSHEN)が発生している。(財)日本気象協会の衛星画像(左写真)を見るとかなり強そうだ。昨日現在フィリピンにあり西北西方面に進行中。

今年は台風の当たり年で、4号も5号も記憶に新しい。もうすぐ出発する小笠原の旅への影響が出てくるかもしれないな。

今回の旅のテーマはバイノーラルマイクによるフィールド録音。曇っていても大丈夫だけど、雨は厳しい。レインウェアを着込んでしまうと、リアルヘッドのバイノーラルマイクでは、レインウェアに当たる雨音しか録音できない...。こちとら潮の満ち干きまで記録して準備してるんだけどっ!

雨の音も自然音の一種だし、ある意味梅雨明けの小笠原諸島で雨に遭遇するほうが貴重かも、みたいな思いも旅人感覚としてはなくもない。「雨」もフィールド録音のテーマとなり得る。それも結構上級レベルの。

だけど、たとえば雨の森を美しく録音できるスキルはいまのオレにはない。残念ながら。雨音の練習は本州でやればいいんで、なにも小笠原で初雨音ってのはなぁ。

それに波の音を期待してくれてる理髪店のマスター(元サーファー)への手土産は、やっぱ美しい波の音でなきゃ(笑)。

前に民俗学的アプローチのフィールド録音を目指すみたいなこと口走ったけど、その後サウンドスケープ理論とかいろいろググってみたところ、やっぱ「美しさ」というのは自然音といえども選ばなければ得られないことを耳で感じた。

これまで美しい自然音ばかり聞いてきたが、サウンドスケープ理論の一環として録音されたある漁港の波の音(+カモメの声)を聞いてビックリした。まるで美しくないのだ。敵(笑)の子どもも車も飛行機もおらず、波と鳥だけの音なのに、美しくない。

美しい音は謙虚に求めて自然界からいただく贈り物だということをあらためて認識した。そして選択と編集の重要性も。だからこその小笠原の旅でんねん!台風6号フェンシンなんぞに邪魔されたくないねん。

Fengshen2008062124今後の予想が気になる。いつもブログパーツでお世話になっている天気予報コムによる台風情報(左画像)を見ると、24日3時の予想位置が表示されていた。

現在は父島から南西、約2560km地点にあり、24日には台湾南岸あたりに上陸しそう。これが25日以降東に進路を大きく変えたりすると直撃なのだが、この流れでユーラシア大陸方面に消えて行ってくれることを、できれば小笠原近辺の雨雲を巻き込みつつ去ってくれることを、祈るばかりだ。

雨さえ降らなければ、死ぬほど暑くても我慢する(:^~^;)。

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2008.06.15

物語にはサイドストーリーが必要だ

近づいてきた島旅のために、持っていく本を選ぶひととき。この上なく楽しい。これも旅の一環だと思う。25歳の頃に環境評談家・森林ジャングル(もりばやし・じゃんぐる)名義(^_^;)で、「ジャムとサラミとトマトジュース」という紀行エッセイを某同人誌に書いた。先日の秋葉原無差別連続殺人犯と同い年の頃だった。

このときの旅、そもそもは留学中のある女性を追っかけて行った旅だった。まだ連絡手段もほとんどなく数ヶ月間絵はがきの交換をしながら見切り発車で旅立った。オレも相当若かった。

結局、彼女とはすれ違いで会えず、傷心の(しかも下痢気味の)観光旅行となったわけだが、このときの読書体験とか録音体験がいまに生きてる。ひとつの挫折で自暴自棄になったりしない。

いくつものサイドストーリを膨らませて旅は続く。最後にもうひとつ。欧州のジャムとサラミとトマトジュースが好きだ。加工しすぎていないから。欧州では必ずジャムとサラミとトマトジュースを食べる。今後もきっと変わらない。

25歳のオレはエッセイの最後をこう締めくくっていた。ジャムもサラミもトマトジュースも旅の本質じゃない。ただのサイドストーリーだ。でも、それもまた旅の一環であり人生の一環でもある。最近ハマってる録音にたとえれば、五感を外に向けてバイノーラル感覚(全方位感覚)で生きることが大切だと思う。

いまの25歳とは環境が違う。いまのほうが生きずらいとオレも思う。いまの25歳はいいときの日本をまったく知らない。生まれた頃はバブル真っ只中。だが物心ついた頃には転落していく大人が急増し、自殺者も3倍に膨らんだ。そして政局サイボーグ・コイズミの登場...。

日本のセーフティゾーンを崩壊させた戦犯とそれに熱狂する大人たち。その頃成人した彼らは、あのバカ騒ぎをどんな目で見、その感受性でどう受け止めたのか。その答えがそろそろ出始める。そして選択しなければならなくなる。バカ騒ぎを続けるのか、新たな希望を見出すのか。

自身の物語のサイドストーリーを膨らませて、たくましく生きる術を身につけて欲しいと思う。サイドストーリーがヴァーチャル空間で手に入ると錯覚しやすい時代だけど、やはり人間の精神活動というものは「実働」と結びつかないことには次のステップへ進めないと思う。

いいサイドストーリーが本編を輝かせる。もし世の中がいやになったなら、無差別殺人ではなく、政治的手法を身につけて戦犯と戦わなければ世の中は変わらない。敵の正体は見えないわけじゃない。未熟なうちは戦い方が見えないのだ。日本は格差確定社会に向け、多くの民を労働者・消費者としてしか位置づけない教育を延々としてきた。気付けば戦う相手が見えてくる。

アキバの彼について思うことを書く予定ではなかったけれど、たまたま25歳のオレの文章を引いていて、あの日あの場所にオレが(被害者として)いてもおかしくなかったことに思い至り、いまの思いを記録だけしとこうと思った次第。これもサイドストーリーだな。

日本の海洋民さて、今度の旅に持って行く書籍がとりあえず2冊決定。

ひとつは、「日本の海洋民」(宮本常一・川添登編/未來社刊)だ。この書籍は1974年7月10日に初刷発行で、2008年5月15日に7刷が発行された。8出版社共同復刊企画“書物復権”のなかの一冊として復刊された。

「海の話をするまえに山の話からはじめなければならない。」

文学者でもないエッセイストでもない民俗学者なのに、この書き出しの軽妙さ。これで決まった。宮本常一氏の書物のうち、どれを持っていくか考えていた。「旅の民族学」つながりで対談本も複数出ていて捨てがたかったけれど、25時間以上の船旅にはやっぱこれかなと。海洋民のひとりとして思ったわけよ。

もうひとつは、ガラリとジャンルが変わって「久世塾」(塾長久世光彦/平凡社刊)に決定。これは書店でたまたま見つけた。2007年2月19日初版発行。比較的新しい本だが、久世さんは2006年3月2日に亡くなったので、この久世塾は大変貴重な空間の記録だと思う。

脚本家をめざす塾生へ、久世さんほか表現を仕事としている人々による講義録になってる。久世光彦はテレビドラマを文学にした人だとオレは思っているし、向田邦子とのコンビはもっともっと見たかった。

ひとり旅は少なからず人生に影響する。その旅の道程で久世塾を読みたくなった学校嫌いのオレです(笑)。

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ジェット風船の音@西武球場

ジェット風船の音@西武球場

前に私が「スポーツ観戦の全方位感も面白いかもな...」と言っていたことを覚えていた友人に誘われ、土曜は西武球場に西武×広島戦を観戦に行ってました。初めての西武球場ですが、私の興味は野球じゃなくバイノーラル録音です(笑)。

昨日の西武球場は涼しくて、こういう日は吹き抜けのあるドーム球場は気持ちがいい。駅から降りて徒歩1分。とりあえず電車を降りる前から録音開始して入場しました。

午前中は所用で秋葉原と有楽町にいたので、ちょっと時間がかかり、ついたのは4回が終わったあたり。すでに6対0で広島大量リード状態。ここから試合は停滞ムードに...。録ったり止めたりしながらチャンスを待ちます(録音の)。

内野自由席だったのですが、ほぼ満席で立ち見でした。でも録音という観点からはいい位置でした。右耳マイクには1塁側外野席の西武ライオンズ大応援団の音が。左耳マイクには内野自由席で個々に応援する人々の声やメガホンを叩く音が。

左前方の通路からは、帰り支度のライオンズファン(そんな試合だったもんな)や、ビール売りのバイトさんの声が近づいてきたり、後ろも通路ですから、頭の後ろからも常時しゃべり声が聞こえてきます。まさにバイノーラルな全方位感(笑)。左右を写真で撮るとこんな位置です。

西武球場1塁側内野立ち見

ただし、美しくはない(笑)。バイノーラル録音のプロフェッショナルでネイチャー・サウンド・アーティストのジョー奥田さんは、「神の作られた自然という完璧な美」を追求されてすばらしい作品を作られていますが、私の場合は民俗学的アプローチ(っていま考えたんですけど)。なにが面白いか、オリジナルな視点かを追求してます(これもいま思いついた^_^;)。

というわけで、球場内の音のどこを切り取るかを考えつつ試合を見ていたんですが、大量失点で1塁側は停滞ムード(笑)。

そんななか、変化のある音といえば、7回裏攻撃まえのジェット風船です。広島の風船を先に見ていたので、これだ!と思いました(笑)。録音的には今日のメインイベントです。

オモロイのは7回裏攻撃前に飛ばすため、7回表の試合ではみんな風船膨らますのに一所懸命で試合そっちのけ(笑)。膨らますときも「ヒューヒュー」とあちこちから音が聞こえます。たまに「パン!」って割れる音も。

7回表が終了したら、まるで青いイナゴの大発生かと見まごうようなジェット風船がボッコボコ生まれてきました!

ダンスチームのお姉さん方が登場し、西武ライオンズの応援歌で躍りだします。その曲の最後「せいぶーライオンズー!」という歌詞が終わるか終わらないかのところで、いっせいに青いイナゴが飛び立ちます!

今回はその瞬間を捉えたバイノーラル録音です!かなり削って短くしておりますが、ジェット風船がシューシュー飛んでいく音は...見たまんまです(笑)。

この音も含めて10年後、20年後に振り返ると、これがなかなかいい思い出になってたりするのかも。そのとき、我々の眼下で真剣に試合に見入っていた女性と居眠りしていた男性カップルの行く末を心配したことも、まざまざと思い出すのかもしれません(笑)。

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2008.06.13

渡辺“ジェニファー”直美

今週の爆笑レッドカーペットでレッドカーペット賞を取った渡辺直美。ますます磨きがかかってますな。

今回はビヨンセじゃなく、ジェニファー・ハドソンがドリームガールズで歌った名曲中の名曲「And I Am Telling You I'm Not Going」でした。

これは楽曲のインパクトと渡辺直美のインパクトによる、ある種ワンマンコラボカーペットだったな。

この曲は実力のあるスターを作り出す魔法の曲だ。

ジェニファー・ハドソン、ラキーシャ、そして渡辺直美...。

共通点は、肉体派ってことかも(笑)。

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2008.06.11

目玉おやじ?

目玉おやじ?スタイリッシュになって蘇った「Get!Get!Get!鬼太郎」では目玉おやじもチョイ悪だ!

てのはおぉウソで、答えはこちら

ちなみに、「Get!Get!Get!鬼太郎」は略して3G鬼太郎(笑)。

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2008.06.08

歩くのが速すぎる

今度行く旅のテーマはスローライフ。なのだが、長らく都会生活を続けているために、歩くスピードがあまりに速すぎることに気付く。逆に遅く歩こうとすると難しい。つい足が出てしまう。足首が固いというのもあるだろう。ゆっくり歩くには関節がほぐれている必要がある。スローライフもなかなか難しいものだ。ゆっくり歩く練習をしなければ。

さて、前の記事「砲丸投げ」のコメントで、中学時代をスポーツマンとして過ごせたウラに秘密があったことをカミングアウト(?)した。その秘密とは!?

Continue reading "歩くのが速すぎる"

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2008.06.07

砲丸投げ

先日ビルの上階からふと外を見ていたら、小学校のグランドが見え、ソフトボール投げをやっていた。体力テストの季節なんだな。放射状に伸びる白線の間に1m間隔で弧を描くよう線が引かれ、子どもがボールを投げている。ほとんど5mも飛ばないボール...。でも懐かしかった。

小6のころ走るのが結構速かった。中1になったときは100m走の選手だった。その後身体が上下左右にデカくなり(笑)、忘れもしない中1の夏、体育の教師にみんなの前で「砲丸投げはどうやって投げるか、やってみてくれ」と唐突に言われた。ご指名だ。短距離走の選手なのに、センセーの頭の中のオレは完全に砲丸投げの選手だったのだ。それほど砲丸投げに適した人材に見えたのだろうか...。

「やったことありません」と応えた。普通なら「あぁ、先生勘違いしてたよー。」と笑い話で終わるエピソードなのだが、そのセンセーは違っていた。まるで21エモンで「つづれ屋」を「つぶれ屋」と言い続けるがごとく、オレを砲丸投げの選手だと頭の中にインプットし続けたのだ。

そして、なぜか秋の市大会では、砲丸投げにエントリーされていた!寝耳に水とはこのことだった。まえに一度書いたけど、陸上部でもないし、やったこともないのに、夏休みには強化合宿に参加させられていた。

まぁそうはいいつつ練習は楽しかった。ヒマなときは走り高跳びして遊んだり、投てき距離でセンセーとジュースをかけて競ったりした。その成果があって大会では3位入賞した。

その後、この体育のセンセーは、相撲の大会にも出場させやがった。他校は柔道部なんかが出場してるんだぞ。いったんは断った。「友達のお誕生日会があるから」って言った(笑)。今にして思えば、もっとマシな言い訳あるだろと思うが、事実だった。

完全にブン投げられた。そりゃそうだ。相撲は練習すらしていない。「参加することに意義がある」なんて言葉は嫌いだ!

そして中3になり、砲丸投げもそれなりにはなった。市内で1位になり、県大会にも出場した。県大会は次元が違ったが。みんななんだか回転して投げてる。オリンピックなんかで見る投げ方だ。そんなの誰も教えてくれなかったぞ(笑)。

そもそも中1でソフトボール投げ以外の投てき競技をやったことがある子どもなんてほとんどいないだろ。その時点でセンセーは間違っていた。だがその勘違いによって、ボクの中学時代は不思議な3年間になった。

絵画にギターにソフィーマルソーに映画鑑賞に同人誌製作にプロレス観戦にと忙しかったインドア派だったが、陸上競技を通して感じたあの真夏のフィールドの匂いと、太陽光線に白く輝くフィールドの熱さとすがすがしさ。感受性に大きな広がりを持てたように思う。だから今でも真夏の太陽のもとで活動するのが嫌いじゃない。インドア派なのに(笑)。

もしかしたら、あれはセンセーの勘違いじゃなかったのかも知れないなとも思う。しらばっくれて陸上大会やら相撲大会にオレをおびき出すワナだったのかもしれない(笑)。見抜かれてたな。でもそのおかげで中学時代はもっとも輝いた思い出のひとつとなった。

しかし、高校進学したときは困った。中学時代のデータがすべて渡っており、連日柔道部からの勧誘がすさまじかった。「かつて柔道部の勧誘から逃れたものはいない」とまで言われたが、いろんなラッキーな条件(顧問教員の出張とか)が重なって柔道部には入らずに済んだ。柔道は授業で初段までは取ったが、もし柔道部に入っていたら、また違った人生になっていたことだろう。

ふとしたきっかけで人生どう転ぶかわからない。そのきっかけに乗るもよし乗らざるもよし。それは選択の自由だ。社会人になれば断る勇気も必要だ(^_^;)。でも、きっかけを与えられること、それ自体はありがたいことだと思う。小学生のソフトボール投げを見ながら、そんな気分になった。もうすぐ、夏に、旅立つ。

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ポップンポール名刺リニューアル

Popnpoll_logo久々にプライベート用の名刺をリニューアルした。前のパソコンがぶっ壊れて久しいので、元データは残っておらず、このたび残りわずかとなった先代の名刺を見ながら、あらためて作り直した。

今回のロゴタイプもその一環。Pop'n Pollロゴはこれが何代目か忘れたけど、もうずいぶん長くこれを使ってると思う。

「ロゴマーク」というのは和製英語らしい。ロゴタイプ(logotype)が正しいそうな。図案化された文字でコーポレートアイデンティティを表現しているとか。ふーん。

ポップンポールのロゴは、どんなアイデンティティを表現していることにしよっかな?

ポップンポールカラーは本来オレンジとグリーン。そのなかにカラフルな5色の円をコーディネートしている。ひとつひとつの色の意味とかウザいから考えてない。一色に染まらない多様性を表現してるみたいな...。

あと、ビス止め風なのはモノづくり礼賛みたいな感覚。もともと表札イメージだったので。

Popnpoll_namecard2008名刺自体はひとくちメモのURLを初めて入れた。というかプライベート用なので、ひとくちメモを全面的に強調してみた(笑)。

この名刺を見てこのブログにたどり着いたら、確実に「あ、ここだ(笑)」って思えるんじゃないかな?

あと、何度も言ってますが、リアルな社会でボクをポップンポールさんと呼ぶのはやめて欲しい(^_^*)。恥ずかしいから。勝手なお願いですんまそん!ポップンさんならまだ大丈夫だけど。「よー、ポップンポールー」と呼ぶチミ!よしなさいっての(>ビートきよし風に)。

そもそもポップンポールという名前は、プロフィールページに書いてるストーリーを成立させるためにつけたようなもの。物語ありきで出来た(ジャ爺とボサノ婆が命名)わけで、ヴァーチャルなればこそアリなのさ。名前として名乗ると恥ずかしいのだ!それで今回の名刺ではロゴとEメールアドレスだけに留めてる。ポップンポールというのは名前じゃなくてある種プロジェクトコードですな。セグウェイがジンジャーだったようにさ(なんだそれ?)

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2008.06.03

税金を払いたくてしかたがない!

ボーナスシーズンでまたぞろ勧誘電話が増えてきているようだ。これだけ勧誘電話がなくならないということは、カモがネギしょって電話に出続けているのかもしれない。日本人には人の良い人が多いんだろうなぁ。

何度か勧誘電話のお相手を楽しむ方法を書いてきたけれど、今回は“ボク国家主義者編”だ(笑)。

彼らの常套手段は「節税」と「年金」だ。誰もが「税金」を取られることを不満に思い、「年金」がもらえないかもしれないという不安を抱えている。そういうテイである。

だから、こっちはとにかく「税金を払いたくて仕方がない!」と「年金はお国が必ず何とかしてくれる!」で押し切ってみた。

税金を払うのは国民の義務であり、日本を豊かにするにはまず官僚の皆さまの心の潤いが必要なのだ。そこに投資したくない国民がいるのか!?

年金不安なんて国家を信じている私からすればまったくない。不安をあおるのは国賊だ。国賊の薦める不動産にどうしてオレが投資せなアカンのや!

心にもないことをバンバン口走ってみた(笑)。

自分の思いの逆を言えばいい。中高生のころやったでしょ。ディベートってやつ。自分の考えを棚上げして議論のための議論をするディベートって大っきらいだったんだけど、こういう場面で使うんですよ!

役に立ったねー。役に立ったよー。

で、今回の対戦相手だが。まだ新人なのか軟弱...。速攻で一本勝ち!弱すぎる。君が共感を得たい内容に、ことごとく乗っかって、ただ反対するだけのパターンなのに。でも彼も学習して、少し成長してくれればいい。ま、これも心にもない言葉だけどね(笑)。

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2008.06.01

南硫黄島シンポジウム聴講記

2007年南硫黄島自然環境調査の概要昨日購入したソックスとシューズに慣れるため、今日は一日ジャングルで試し履き。ま、ジャングルといってもアスファルト・ジャングル新宿ですが(笑)。

本日、新宿の東京都庁・都民ホール(都議会議事堂)で「南硫黄島自然環境調査報告公開シンポジウム」が開かれたので、それを聴講に行ってきました。パンフの画像に写っている島が南硫黄島(無人島)です。画像をクリックしていただくと、公式サイトにリンクしてますが、この南硫黄島の写真がめっちゃカッコイイっす!これも東京都の一部なんですよねぇ。

南硫黄島の特殊性は際立っていて、漂流者以外に人が定住した記録が残っていません。というか、人が住める場所がほとんどないそうです。砂浜とか平地がなく、海>岩>絶壁という感じ。

シンポジウムでは、そんな厳しい自然環境へ敢然と挑んだ調査隊の皆さんご本人からお話が聞けました。植物(植物相、植生)、動物(哺乳類、鳥類。陸産貝類、昆虫、爬虫類、海洋生物)、地質の専門家の皆さんに加え、ルート工作(山岳)、海洋調査、映像班の皆さんも参加され、映像・写真をふんだんに使って、南硫黄島の貴重な資料をわかりやすく面白おかしく(笑)、説明してくださいましたよー。25年ぶりの調査隊ということで、みなさんハイテンション!

Tentそれにしても聞けば聞くほど、ものすごい島です。調査っていっても、ほとんど探検隊ですよ。上陸からして船はつけられないから、ウエットスーツに着替えて生活物資を泳いで荷揚げしたり。ウツボがうようよいる海岸スレスレの岩肌でテント生活とか。さすがに就寝用に重い簡易ベットを持っていかれたそうです。重量制限の厳しいルールもあるなか、何を持って行き何を残していくか、そういうところにも気を使うのが探検なんですねぇ。

断崖絶壁をザイルとユマールで昇っていく山の素人たち。皆さん学者であって登山未経験者ばかりです(もちろんルート工作担当の山のプロもついてます)。登山訓練もやられていたそうですが、いきなりこの断崖絶壁ってのはすごい。ザックの重さも20kgだそうです。大きな怪我がなくて良かったです。コウモリにかまれたりウツボに襲われそうになったりハエの大群に辟易されたりはしたようですが。でもコウモリにかまれた鈴木副隊長の映像は噛まれながらうれしそうでした ^_^;)

また外来種を自ら持ち込むわけには行かないため、徹底的な検疫を行われていました。皆さん日常的にフィールドワークをされている学者さんなので、例えばカメラのカヴァの裏側に種子がちょこっとくっついていたりします。そしたらそのカヴァは持ち込み禁止(買い替え)になったり。

帰りも大変です。今度は採取した標本などから予期せぬ生物を持ち出さないよう、すべて冷凍したりして。夜間の自動撮影装置の内部にミナミトリシマヤモリが潜んでいた写真もありました。もし冷凍処理をして持ち物チェックしてなければ、一匹の密航ヤモリのせいで外来種対策の努力が水の泡になる可能性もあったわけです。自然を守りながらの調査というのは並大抵のことじゃないですなぁ。

しかし南硫黄島は人が行かなくても、外来種の脅威にはさらされています。50km隣の硫黄島はほとんどが外来種に制圧されている島だそうです。そこから鳥や風その他によって外来種がやってきて、いつ南硫黄島の生態系に悪影響を与えるかわかりません。ひとつの生態系を守るというのは個体だけでなくまさに自然環境全体の問題であるということなんですねぇ。しかし外来種が生態系の一部と化してしまう場合もあり、なかなか難しい問題です。

小笠原はいま世界自然遺産の認定を受けようとしており(2007年1月29日ユネスコに通知)、この調査もそういう流れのなかに位置づけられます。今回いくつかの新発見や前回調査との違いなども明らかになりましたが、今後も定期的な調査・観察、また別ルートでの新発見(今回は25年前とほぼ同ルートでの山頂トライでした)なども期待したいと思います。

追記)-----
そうそう、このシンポジウムでスクリーンに映し出された映像は、8月にBShiで「大自然ロマン」3部作のひとつとして放送される予定だそうです。まだ細かい日程等はわかりません。7月下旬に要チェックです!

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旅支度三種の神器

土曜は雨の中、アウトドア用品専門店へ。旅のイメージが固まりつつあるので。まだチケットが確保できるかどうか微妙な段階のため行き先等は公言できないのですが、そこへ行くという前提で必需品の靴、レインウェア、ザックを見てきました。

●靴とソックス
とにかく靴です!これがなきゃ始まらない。前回の店は合う靴がついに見つからず断念したため、今回はさらに気合を入れて店員さんにお願いしました。店員さんのお話では、登山靴だと足への力のかかり方等を考慮して、あまり幅広(4Eとか)はないんですと。とくにハード登山では指先を内側に向けて踏ん張る必要性もあり、普段履きのような指が開いて楽ちーんみたいなのとはそもそも用途が違うってワケですな。それは大変納得のいくお話でした。

とはいえ、ハード登山をするわけではないので、そのひとつ手前くらいのミドルカット・ハイキングシューズで足長をあわせて幅広3Eがよさそうという話になり、初心者がハイキングするシューズをということで探してもらい、最終的にはキャラバンの靴(C-1)に落ち着きました。だよねー。事前の雑誌・カタログ調査でも、たぶんこの足に合うのはシリオかキャラバンのジャパニーズ用ラストだろうと思ってましたよ。とりあえず合う靴が見つかってよかった。

ただ足回りはこれで終わりませんでした。店員さんからX-SOCKSをとりあえず履いてみてちょと言われて、履いてみましたら、これがすごかった!X-ソックス・トレッキング・エクスペディション・ショートというヤツなんですが、このフィット感は異次元だったな。

靴のサイズはいくら合わせても、動き回っている間に靴のなかで足がズレたり滑ったりということが少なからずありますよね。これはほとんど正確に計測しないで靴買ってる日常ではよく体験してます(笑)。そういう事態を防止する役割がソックスにあると。それだけじゃなくて、そのフィット感の気持ちよさは履いてみると明らかに違ったわけです。ま、かなり高価なソックスではあるんですが...。気に入ったので、2足購入しました。

●レインウェア
レインウェアは、ノープランで挑みました...。軽量でゴアテックス仕様がいいかなくらいの感じで。あと色は派手目がいいなくらいで。

で、今度は女性の店員さんにいろいろご相談させていただきました。私の場合、いろんな意味でデカいので(笑)、セパレートタイプがいいでしょうということで、いくつかのブランドを試着しました。

まずはパンツから。ジーンズの上から穿いて、ストレッチ(ヒンズースクワット)をして選んで見ました。いわゆる昔の雨合羽とはワケが違うんですね(笑)。ほんと、世の中ってのは進歩してるんだなぁ。めちゃめちゃ動きやすい。というわけで結局ミレーのパンツに決定。

パンツが決まったら、あとはジャケット。同じミレーのMIV0050で色はオレンジ。ポップンポールカラーだから(笑)。さすがおフランスのメーカーだけあって、いい色出してるな。かなり気に入りました。雨の日も明るい色で心も明るくお出かけできます。でもできれば雨は降ってほしくない...。

●ザック
最後にザックです。まぁ、時期的にも体質的にも「暑い」がテーマです(笑)。そんで背中が蒸れずに、軽量なものというのが基準でした。サイズは30リットル級。宿に荷物を置いて日帰りトレッキングというテイでいくつか背負って見ました。

ただ登山ではなく、あくまでも旅であるという部分がキーワードになりました。その大きな違いはポケットの数でしょうか(笑)。これも店員さんのちょっとしたヒトコトに超納得でした。

登山の場合、きっちり密閉して背負いたい場合が多いそうですが、旅の場合は逆にこまごましたものを取り出しやすく整理したいというニーズがあると。たとえば、ちょっとサンダルに履き替えて遊んで、帰りはザックのポッケにザクッと挿してフリーハンドで歩けるのがいいよねみたいな。

まさにごもっとも。というわけで選んだのはグレゴリーのZ30でした。ポケットいっぱいなのもうれしいですが、それ以上に背中が蒸れなさそうなのがいい。通気性と背負い心地を両立する Jet Stream DTS サスペンションてのを採用しているそうです。結構軽そうだし(いろいろ入れると9kgくらいにはなりそうですが)。

と、以上が今回の購入品です。もうひとつハイキング必需品としてはライトがありますが、これはペツルのe-ライトをすでに購入済み。非常用のちっちゃいライトなんですが、本格登山でなければかなり使えそうです。日常の生活でも一家にひとつ置いておくにも便利。

頭につけられるだけでなく、まるでiPodシャッフルみたいにクリップ留めもできるので、ちょっと手元を明るくしたいとか、そういう用途にももってこい。LEDはいいなぁ。ちっちゃいのに明るいし。昔の懐中電灯のオレンジのわっかみたいな光(<昭和やなぁ)じゃないんですよ。白色灯です。赤色灯にもなります。点滅もできます。赤点滅させると、自分がネイチャージモンになった気分です(笑)。

さーて、どこへ行こうとしているのでしょうか、私は...。まぁ、もしチケット入手できなくても、バイノーラル録音がらみのハイキングは今後増えていくと思うし、アウトドア三種の神器(靴・レインウェア・ザック)は必需品なので、とりあえず気持ちのうえで一歩踏み出せたかなと思う、今日この頃です。

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