セブンイレブンは船場吉兆を見習え!
昨日21:50ごろセブンイレブンで弁当を買おうとして、はじめて賞味期限切れ弁当でレジに並ぶ当事者になってしまった!
店員の女の子が「期限切れですので交換します」とレジを出て行ったが、同じ弁当がないことは知ってた。どうするか待ってたら「同じものが無いのですが...」との回答。ひねりなさいひねりなさい!
弁当の期限を見ると、午後7時が期限となってた。おしい!3時間早くオレが来れば良かった!めんご!
いやいやいや、違うだろ!3時間前には食えてた弁当が、もう食えんのかいっ!そんな危険なモノ出しとんのかい!っつーか、それなら3時間前に客の前からさげとけよー。本部直営トレーニングストアはこれだからダメだな。真剣さが足りん!
セブンイレブンはちょっとだけ船場吉兆を見習え(笑)。高級料亭なのに、他人の食べ残しを使いまわししてたんだぞ。前回の偽装問題といい、今回発覚した食べ残し問題といい、もったいない精神は健在だ。一本筋が通ってる。ブルジョア客に対する反骨精神が見える(笑)。
いつものオレなら店長呼んで無料にするよう交渉しちゃうのだが、疲れていたので期限切れ弁当より安くてカロリー低めの弁当に換えてやった。結果的にヘルスィー(?)。
まぁ、安易にコンビニ弁当を買ってる時点で、一夜の夕食がもったいないか...。
しかし、せめて賞味期限をもう少しフレキシブルに出来んのかな。あるいはここまで厳密にやるなら、買ってから消費するまでの猶予時間をレジで宣告してみたらどうだろう。
「お客様、こちらのお弁当はあと2時間16分以内に消費なさいませぇ!」ってさ。
「お客様!あと12分しかありませんよ。お近くにお住まいですか?素早く帰宅してお食べください!レンジで2分消費しますから、あと10分しかありませんよ!お客さまぁ」とかさ。
「お客様、あと4分ですよ!大丈夫ですか!ここで食べますか?あたためますから。いいえ、私の責任で温めますから、ここで食べなさい!そうしないと食あたりしますよ!」みたいな。
レジを通せないしくみは締め付けには都合がいいだろうけど、狂ったような潔癖さは、きっと人間の精神にも異常を来たし始めるぞ。ほんとのようなウソだけど(笑)。
人間社会はもっとファジーだったはず。その余裕というか寄り道感覚みたいな部分こそが、社会をうまーくゆるーく存続させて来たんじゃないかと思うわけ。労働までデジタル化しちゃった現代はほんとに生きずらい。
常に変化を求められているコンビニの過剰さと、伝統と格式の高級料亭での不始末と。真逆だけど根は同じ。継続は力なり。されど権力は腐敗する。コンビニは世の中を便利にしてくれたけれど、長く続くとトンデモな風習が出てくるのも世の習い。
「お客様、鈴木会長の方針に逆らうんですか!いえいえ、鈴木会長の著作に賞味期限なんてないんですよ!」
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