清志郎「入門編」にはたらく人々収録!
はたらーく!はたらーく!(せっせと!)はたらーく!はたらーく!(せっせと!)とてもよーくはたぁーぁぁらくぅーおとなしーいひとぉーぉぉがいるぅー(よいっしょこらしょ!うんこらどっこいしょ!)
昔フォークの神様と呼ばれた岡林が、一時はなれていた音楽活動を再開したとき、日本のリズムはこれだといって「エンヤトット」をプッシュしていた時期があった。正直かっこ悪かった!なんだか頭で考えた理屈を聴かされている感じがした。
前に書いた忌野清志郎完全復活祭ライブがついにDVD化される。それと同時に発売されるCDがあり、そのタイトルが「入門編」だ。このタイトル、清志郎を知らない世代に向けたメッセージなんだろうか?
特に目を引くラインナップはこちら。
8. はたらく人々(DANGER「DANGERII」'85)
9. い・け・な・いルージュマジック(忌野清志郎+坂本龍一シングル '82)
10. パパの歌(忌野清志郎「abcd」'93)
この曲目がこの曲順ですか。すごいなぁ。うれしいのは「はたらく人々」が収録されたことだ。エンヤトットのような理屈っぽさがない。日本の悪ガキ(でも根はいいヤツ)の音楽がここにある。どーしようもない感じの楽曲なんだけど(笑)、ハートに来る感じ。それが清志郎らしさで、入門編にうってつけなのだ(ってオレも理屈っぽいな)。
清志郎のソロワークには若手ミュージシャン(バンド)を起用したものも多い。起用っていうと大御所が若手にチャンスを与えてるみたいだが(傍から見ればそういう側面もあるにせよ)、悪ガキ清志郎が仲間を集めて好きなバンドをやって騒いでるようなものだ。
完全復活祭のときにも思い出の曲のひとつとして「はたらく人々」について触れたくらいこの曲は印象深い。この機会にぜひ聴きたいと思う。他に注目曲としては、初CD化されるCharとのコラボ「かくれんぼ」など。全18曲、まさに清志郎らしさ全開の入門編かつベストアルバムだと思う。
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