google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 水谷豊のCDは通常版必聴!: ひとくちメモ

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2008/05/05

水谷豊のCDは通常版必聴!

音楽を聴きたくないっ!と書いてから舌の根も乾かぬうちに音楽CD紹介ですけれど(笑)、水谷豊さんご出演の「SONGS」(NHK)観ました。すばらしい!

なにがすばらしいって、番組のなかで「表参道軟派ストリート」(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童)を歌われたんですよ!正直10代でなきゃ歌えない(いや21世紀の10代でも歌えない)恥ずかしい歌詞を、当時の自分の映像とデュエットですよ。

リラックスした水谷豊さん、はじめて見たような気さえしました。

水谷豊という特異な役者について、ボクは大いなる勘違いをしていたようなのです。ボクは水谷豊はオトコ市原悦子(家政婦は見た)ではないかとずーーーと思っていたのでした。

その独特の雰囲気・オーラに包まれた演技力。他の誰にも替えることの出来ない存在感。棒読みに見えて、しかしそのセリフ回しでなきゃ完成され得ない苦悩する若き犯罪者(の役)。

原田美枝子と夢の共演映画にして秀逸な「青春の殺人者」や、「俺たちの勲章」第15話「孤独な殺し屋」こそが、ボクにとっての水谷豊の真骨頂なのでした。

しかし、SONGSのなかで言われたのは、ドラマのなかに(演技ではなく)素の自分を観てもらいたいということでした。熱中時代を引いての談話でしたが、ボクは驚愕しましたね。あの存在感は素の自分なのかって。おそるべき役者ですなぁ。

そして50代で歌う「表参道軟派ストリート」です。素の自分で歌える歌じゃないんですよ、ホント!22年ぶりのCDでも、制作者側は悩んだと思うんですよ。この曲をセルフカヴァしてもらうのかどうか。

それでかどうだかわかりませんが、初回限定盤には「表参道軟派ストリート」が入ってません。通常版のほうにだけ入ってるようなんですよ(発売まで若干日があるので変更あるかもしんないけども)。

普通、初回限定盤(DVDもついてる)を買いたくなるもんですが、水谷豊22年ぶりの新作「TIME CAPSULE」は通常盤で「表参道軟派ストリート」を聴くことがもっとも重要だと思ったりしているわけです。

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コメント

僕は1stに収録されていた「飛行場」と云う歌が好きです。
常やん(by.猫)の隠れた名曲だと思います。

投稿: Sleepy | 2008/05/05 12:04

お久しぶりです。

硬派な歌番組かと思った「SONGS」
民放の映像も出しまくりで水谷さんも自然体で
思わぬ活気のあった番組でした。
思い出の神社を巡る水谷さんとか滅多に見られない映像でしたね。

自分は最後の水谷さんが作詞+作曲?に関わった曲が印象的でした。

投稿: せる | 2008/05/05 22:35

Sleepyさん>

隠れすぎた名曲ですね(?)。聴いたことないなぁ。猫って「雪」の猫ですよね。
 水谷豊のデビュー曲が「はーばーらいと」だったのも番組見るまで知らなかったくらいです。陽水のセルフカヴァ「9.5カラット」の1曲目だったので、ものすごく陽水らしい曲だなぁという印象持ってました。楽曲にも恵まれてたんだなぁと実感!「表参道軟派ストリート」とのギャップもすごい。

せるさん>

「相棒」のNHK進出おめでとうございます(笑)。家出の思い出神社で恩師と再会ってNHKならではでしたねぇ。語りもご本人で。
 最後の曲は水谷豊作詞作曲「何て優しい時代」でしたね。愛愛愛...Love Love Loveみたいな歌詞、なかなか素人じゃ書けませんねぇ。阿木燿子や松本隆と仕事してきた証しかも。
 あとバックミュージシャンも石川鷹彦氏に鈴木茂氏と往年の名ギタリストのアレンジで価値ある番組でした。

投稿: ポップンポール | 2008/05/06 08:46

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