櫻の園 リメイクじゃなかった
昨日書いてからリメイク情報もググってみたら、リメイクじゃなさそうですね。中原俊監督・じんのひろあき脚本という前作「櫻の園」の最強タッグが、また違った視点で女子高演劇部を中心に据えた物語を紡ぐってことみたい。
いわばスタートレックTNGにおけるスタートレックDS9のような、カムイ伝におけるカムイ外伝のような、そんなイメージでしょうか(?)。大林監督の「転校生」と「転校生さよならあなた」との関係にも似てる。うん、この関係が一番しっくりくる。そして「さよならあなた」も名作に仕上がってたじゃないっすか。
戦国自衛隊とか(>この例えもうええっちゅーねん!)。「櫻の園」ってタイトルの重さというか思い入れがあるので、前作ファンからの拒否反応は当然あると思う。でもそれを作品力で克服していくという方法論(突破口)が見つかっている現在、営業的な戦略として前作と同タイトルをつける意味以上に、アーティストの力量が問われるチャレンジという切り口で捉えたい。
拒否反応というリスクを超えたところに、また新たな名作が生まれる可能性がある。それは単にハリウッド的な“パート2”という以上の。まぁパート2、パート3にも名作はあるけれど。ゴッドファーザーみたいに(もうええって...)。
スピンオフっていうと新作に失礼ですが、前作ファンもそういう目線で楽しめばいいように思う。まぁ映画の出来次第ってところはありますが。期待したい!
※ゴッドファーザーのDVDコレクションBOXは本編とぜんぜん関係ないけれど(笑)、あまりにジャケットがかっこよすぎなので、写真を載せたくなった次第。
| 固定リンク | 0
コメント