チョーウケる!おんな任侠筋子肌
毎週水曜深夜にやってるテレビ東京「週刊真木よう子」は、毎週「真木よう子主演」という部分だけが共通しているオムニバスドラマ。その第三回が「おんな任侠筋子肌」だった。さっきようやく見たが、もー昭和の匂いプンプン!
ニヤリとした真木ようこのドアップに、真っ赤な毛筆体(というか女囚さそり書体)でデカデカとタイトルの筋子肌が出た瞬間、バカウケ!気分は一気に昭和の東映映画にタイムトリップ。当時の映画の“文字の威力”ってキョーレツ。東映ヤクザ映画とか。いま観ると新鮮でもある。
そして30分間、ぜんぶ梶芽衣子と不条理な世界観のパロディで一気に突っ走った。オレ自身はもう柳原可奈子のパロディかというくらいに「超ウケるー!」を連発して一気に見終わった。キル・ビルのタランティーノ監督にぜひ見せたい!
阿部サダヲ、阿藤快ら豪華出演陣を使ってのこのバカっぷり(笑)。のっけから“スナック&バーさそり”にて、恨みつらみで筋子の化け物になった真木よう子が、熱くたぎる筋子肌で復讐に現れる。
銭湯の跡地で真木よう子と戦う阿部サダヲの顔は怖かったな。まるでスタートレックTNGのデータ少佐のような顔だった。
そもそも毎週異なる12人の真木よう子主演ドラマというアイデアそのものは、「24人の加藤あい」のパロディともいえるか。
パロディにパロディを重ねて徹底的に笑わせてくれた今回の「おんな任侠筋子肌」は秀逸だった。今後もタナダユキ(タカダワタル的)や三木聡(時効警察)などの注目作品が目白押し!
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コメント
ポップンポールさん、こんばんは。
この件に関して業務連絡ありがとうございました。見ましたよぉ~。このドラマには興味があったのですが、今回初めて見ました。予想外の方向にエスカレートしていくのが、すごかったですね。
全体は梶芽衣子もの風でありながら、「ガス人間1号」や「美女と液体人間」みたいな東宝ホラー色!。「ツブツブが熱い~」とのたうちまわる人や、真木よう子さんが「マタンゴ」に見えてくるから不思議です。
>文字の威力
納得です。「月曜ロードショー」の次週予告だとか、「仮面ライダー」の各エピソードのタイトルなんて、インパクトありましたよね。
投稿: tak | 2008/04/27 01:12
takさん、コメントありがとうございます。筋子肌そのものは東映ヤクザ映画とは違うカラーだとは思っていたのですが、東宝ホラー色なんですねぇ。きっとわかる人にはわかるパロディが随所に詰まってたんでしょうね。映画秘宝な世界だったなぁー。
仮面ライダーのタイトル!確かにそうでした。手書きのパワーって強烈ですよね。
投稿: ポップンポール | 2008/04/27 11:09
龍馬伝に真木よう子が出ていて、そういや週刊真木よう子の「おんな任侠筋子肌」が超ウケたな~とか思って、検索してしまいました。
ホント、阿部サダヲといい、板尾創路といい、ナイスなキャスティングで笑えましたよね!
投稿: 青レンヂャー | 2010/06/08 18:58
青レンヂャーさん、コメントさんきゅーです!久しぶりにこの記事思い出させてもらいました
また観たくなっちゃいましたよぉー。
竜馬伝の真木よう子もある意味週刊ですよね(?)。
投稿: ポップンポール | 2010/06/08 21:03