石破センセーの現代日本語講座
みなさーん、石破茂センセーの現代日本語講座の時間ですよー!
「現在のところ」って言い回し、知ってる人手をあげてー!
ひぃ、ふぅ、みぃ...たーくさんいるねー。
じゃね、その意味知ってる人はどのくらいいるのかなー?
いかん、いかん。この口語体じゃ膨大な時間がかかりそうだから、普通に書くことにしよう。
25日の予算委員会で石破茂防衛大臣は「現在のところ乗組員に接触していない」と言いながら、事故当日にヘリコプターで航海長を呼び出し話をしていたことが判明。それを民主党の前原副代表に詰め寄られて「現在のところと言った。乗組員から聞き取ることは問題だと考えていない。」と答えた(新聞記事はこちら)。
この「現在のところ」って、これまでのボクの日本語力では「事故発生時点からいま現在までのところ」という意味以外は考えられない。前原議員もそういう認識だった。だが石破防衛大臣の日本語の意味はまったく異なり、おそらく「現在、いまこのときに限り」という意味らしいのだ。
つまり「現在のところ乗組員と話していない」という日本語の意味は「過去はどうあれ、いま現在に限れば乗組員と話していない」ということなのかな?そりゃいまそのときには大臣は予算委員会で答弁をしている真っ最中だったわけだから、乗組員と話はしていないわな。
たぶん普通の日本語では石破大臣のこういう言動のことを「屁理屈」っていうんだよね。こういう日本語の曲解というか破壊は、コイズミ総理の時代から特に顕著になってきた。それは責任回避とセットになり、国会に定着した。
国会では現在のところあさっての方向を向いてしゃべるのがブームなのだ!
これが通るなら答弁はすべて無意味だ。それよりも日本語力の弱い人が防衛大臣をやっていることの恐怖。まぁ、日本の(日本語の正しい意味で)宗主国たるアメリカでは英語のあやしいブッシュが大統領なんだから、現在のところ仕方がないか。
日本語検定ってのがあるけれど、政府主導で「屁理屈検定」ってのを創設したらどうだろう。1級は国会議員レベルみたいな(笑)。
権力を象徴するひとつのパワーは「強大な暴力の所有」だ。
それを握る面々を列挙してみると...
防衛大臣:石破“日本語破壊男”茂 :お国を守って民を守らず
国交大臣:冬柴“官僚原稿棒読男”鐵三 :官僚のお犬様
法務大臣:鳩山“暴言失言貴族”邦夫 :友達の友達がテロリスト
総理大臣:福田“地盤看板鞄男”康夫 :お家を守って民を守らず
こんな感じだ。そもそも「防衛大臣」って日本語の意味も曲解してたりするのかも。彼らは日本国土は守るけど日本国民は知らないよって思ってるかも。まぁその国土も破壊が進んでいるわけだけど。利権と既得権益がすべてに優先するってことなんだろう。
こんな人々だから日本軍による集団自決への関与はなかったなんて平気で言える国家なんだろうな。自衛隊がウソにウソを重ねるのを見ていると、かつての日本軍だって似たような(あるいはそれ以上の)風土を持っていたのでは、と思えてくる。
はーい、きょうはここまでー!
石破センセーにごあいさつしましょーねー。
センセー、さようなら。みなさん、さようなら。
はい、よく出来ましたー!よい子はマネしないでねー!
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