年末恒例!2007年のクロス円を振り返る
2007年も残すところあと一週間となりました。相場師にとってはすでに2008年が始まっております。投機筋の皆さん、めっちゃ軽くなったポジションを持て余してますよね(笑)。相場に入りたくて入りたくてウズウズしてるでしょ?クリスマス休暇が終わったら正月からドーンと働いてください!そして富をボクにも与えてください!やったるでぇ!
さて、冗談はさておき。毎年どっかでやっていた恒例企画、今年はココログでアップします。題して「2007年正月に何も考えず目をつぶって買ったクロス円は年末どーなっているのか!?」ってヤツです。右画像をクリックすると大きな画像が開きます。
これまでは毎年正月に仕込んでおけば損しなかったクロス円ですが、今年はちょっと様相が変わりましたかね?スイス円、ポンド円はほぼゼロベース(スワップ金利分はプラスですが)。ドル円も11月の下落では-5円近くまで行きましたが戻ってきました。
ポンド円の乱高下はすごいです。今年は大きな下落が3回ありました。中国株下落起因の2月末、サブプライムローン問題起因の7~8月、そしてその影響を色濃く残しての信用収縮起因の11月。この3度のトラップをすり抜け、あるいは利用できた人が今年の勝者でございます。
個人的には2月7月はうまくかわして下げでも取って、それで油断して11月につかまった年でした。タイムスパンが崩壊した今年の大相場では2勝1敗ですな。7月は若干損切りも大きかったから1勝1分け1敗かも。
リバモアの流れを汲むタイムスパン最重要視派(システマチック裁量トレード)を気取っている私には、避けられない11月の負けだったと思います。予兆が短くて逃げる時間がなかった...。これは仕方がない。資金管理で助かっているって感じです。
年間を通せば資産倍増で勝ちは勝ち。でもウチの決算期は年末じゃないので、まだまだ先は長いのです。来年もがんばろっ!
ポンドは今年利下げしました。来年は弱いという声もよく耳にします。このグラフは今年だけですが、10年チャートで振り返れば、今年1年の乱高下が天井圏の動きと見れなくもない。タイムスパンの取り方次第ですが、金利差の縮まった世界の泳ぎ方を知らないFX投機家も多いはず(私も含めて)。英国旅行には良い年になるかも(笑)。
今年上半期までは最高の儲け時だったわけですが、下半期以降、これまでのゆるーい規律でも勝てて来た時期は終わろうとしています。本当の実力が必要な時代の到来で、これまでのようには勝てなくなるかもしれません。気を引き締めてかかりましょう。私も初心者のころには気付かなかった基本事項をもう一回学びなおし始めました。
沈黙のファサード・エンタープライズでは、2003年正月からの5年間を振り返ります。登録されてる方、よろしく!相場には何も関係ないデータですけど、スワップ派が跋扈した5年間の記録はなかなか興味深いですよ。
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