自然のコラボ!知床岬
夜、知床半島のウトロ温泉に着いた。ホテルの人に明日の天気を聞くと「くもりだそうです」と無難な応え。まぁくもりとしかいえない天気が続いているからな。
しかし翌朝は、くもりではあったが晴れに近いくもりだ。前日は知床半島観光船が途中で引き返したような天気だったそうだが、今日は行けそうだ。
観光船は3種類ある。途中までで引き返す短時間(90分程度)コースと知床岬まで全部見る(3時間45分コース)、そして個別にクルーザーで行くコースだ。
今回は前日観光船の予約を入れられたので全部見るコースに乗ることが出来た。朝10:00出航。船内では加藤登紀子の知床旅情が流れた。やっぱ歌がうまいほうが流れるのかと思っていたら、知床岬の突端では森繁御大の知床旅情も流れた。なるほどね...。
知床半島はなんといっても地形が面白い。街中で見かける岩肌からして本州とは組成が違う感じがする。知床遊覧船での観光もまったく飽きない。次々と現れる断崖や洞穴。植生のグラデーション。ところどころにある大小の滝。刻々と変化する雲。自然が織り成すみごとなコラボレーションを堪能しながら知床岬の突端へ。
観光船は早く並べば座れるが、後ろのほうだと船内ソファにはまず座れない。まぁいくつもイスがあるので、ずっと立ちっぱなしということもないと思う。立ってても景色が飽きないので大丈夫。
ひとつ注意したいのは前半でちゃんと観光することだ。そのためにはウトロ温泉から知床岬に向かう船の場合、船の右サイド(出航前は向きが違うので注意)に居場所を確保したい。そうすれば後半あいたイスでしばし休憩できる。
船が進むにつれ天気も回復し観光日和となった。甲板で日焼けしたほどに。今回の旅行は常に雨との折合いを考えなければならなかったが、行く先々で不思議と天気が回復した。そしてまた車に乗ったとたん雨が降る。そんな旅が続く。
知床半島観光船から降りたらもう午後2時近い。すぐに昼食。有名な(芸能人の色紙がたくさんある)食事処でイクラとウニのハーフ丼を喰らう。美味かった!
以前山陰旅行でやたらと宣伝している店の最低のウニ丼を食ったことがあった。ふいにそれを思い出し、
ノリが違う
シャリが違う
ウニが違う
イクラが違う
ごめんね おいしい丼と
また比べているぅ
などど、イミテーションゴールドの替え歌を歌いながら駐車場まで歩いたのであった。
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