地の果て野付半島で母国愛
野付半島の風景は超絶だ。ここは行って損がなかった。左の写真は野付半島の北東側。知床半島と国後島を見ることが出来る。右の写真は南西側で野付湾側。まさに地の果てといった感覚だった。
この半島は地図で見ると半島そのものが波しぶきのような形をしていて地形としても面白く、近くまで行ったら寄って行きたくなったわけだ。
あまりの絶景に途中車を止めて双眼鏡を取り出して眺めていると野性の鹿がいた。この先めっちゃ見かけるわけだが(笑)、初めての鹿との遭遇(双眼鏡越しだが)に感激。
そして半島の先のほうのネイチャーセンターへ。余談だが、道東にはマシュー(摩周湖)だのネイチャーだの、やたらオレ好みの名称が多くていいなぁ。
時間があればここからサイクリングや散策コースもある。しかし我々は先を急ぐことに。すでに夕日が差している。野付半島からは羅臼山も国後島も一望できる。
その両方を見ながら、いまからあの山を越えるのか、時間的に本当に大丈夫なのかなぁという思いと、初めて目の当たりにした北方領土に、あべちゃん首相のマッチョ思想とは違う意味での愛国心みたいなものが湧き上がってきた。
「北方領土はわが国固有の領土です」というフレーズは、北海道で体験してみて初めて実感できるような気がした。この近さをまず実感することが必要だと思う。
野付半島ネイチャーセンターを出発したのは、17:30ごろだった。これから知床峠を越えてウトロ温泉に向かう。地図を見てると結構遠く感じる。しかしそれほど遅くない時間にウトロ温泉のホテルに着くことが出来た。
さすがに当日ホテル探しというのはリスキーなので、前日には宿を予約しておいた。着いたらすぐ夕飯。またカニだ。もういいっす...。
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