羽賀研二アワー 笑っていいカモ!
もう、笑っていいとも!とは言わせない。いや、いわせないどころか、笑いごとじゃなくなった羽賀研二。45年の半生は波乱万丈なんだけど、映画にもならない三文芝居のような人生だよなぁ。
まぁそんな人生を振り返って見る気はサラサラないのだが「特別ルートで未公開株が買える」みたいなタレントの話が、詐欺的とはいえまかり通る日本の株式に群がる人々の風景は滑稽ですらある。
日本で投資(という名の投機売買)は圧倒的に株式だ。どうして素人さんがみんな株に熱中するのかサッパリわからん。怖いもの見たさなのか?
株式投資なんてのは資産があってはじめてリスクを取る意味がある。それ以外は単純に投機であり、投機対象と考えれば、こんなに小さい市場はリスクの塊だ。南アフリカランドより小さい市場だぞ(笑)。
それもある日突然偽装牛肉が出てきたり、当局の査察が入ったりする。またそういうスキャンダルを仕掛けて儲けようとする人や市場もある。素人がノコノコ入って来て儲け続けることなんて出来るわけがないじゃないか。
そして普通の人はテクニカルでなく情報で儲けようとする。情報をファンダメンタルだと思ったりしている。だから羽賀みたいなタレントが跋扈するわけだ。そんな情報頼みで一攫千金なんて、それこそ笑っていいカモだ(笑)。
株式投資とか日本国債とか投資信託なぞが、なんだか大手ブローカーが多くて安心みたいに感じているお人よしが多いのは、カモにネギをしょわせておきたい人々がたくさんいるからだってことをお忘れなく。相場のリスクじゃなく素人であるリスクのほうがめちゃめちゃ高すぎまっせ!
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