志田未来のもうひとつの才能
「わたしたちの教科書」も実は見ていた。実はって言い方もないが、このドラマがはじまった頃にはなんだかプロットがとっちらかってる印象を受けたので、大丈夫かなと思っていた。
だけど見続けたのは、エンドロールでのBonnie Pink「Water Me」と廃墟のなかを中学生たちが走るシュールな描写とが大変決まっていて、この先良くなるという期待に賭けたのと、志田未来が途中で死んじゃう役だったからだ。
その予感は的中!最終的にはかなりいいドラマに仕上がっていたと思った。そもそも志田未来を起用しておいて、あんなに早く死なせてしまうなんてどーかしてると思っていたのだが、これが大逆転で(というか制作側の意図どおりで?)、死んでしまった志田未来の影響下にドラマが収斂されていった。
ヒッチコックの「レベッカ」とかベケットの「ゴドーを待ちながら」とか、不在の主人公に物語が支配されて成功しているケースは昔からあった。このドラマも志田未来演じる藍沢明日香の死の真相がキーになっているわけだが、出番が少ないのにものすごい存在感を残す志田未来。すごい子だな、まったく!
また藍沢明日香の友人であり、最終回でも光る演技を見せていたのが谷村美月。志田未来とは「14才の母」でも共演していたし、映画「笑う大天使(ミカエル)」にも出演してたなぁ。この子も実力あるなぁ。なんか記憶に残るオーラを持ってる。
他にもTBS「ホームドラマ!」以来ボクが実力を認めまくりの酒井若菜や、珍しくシリアスな役だったが大成功の佐藤二郎ほか、思い返すとすばらしいキャスティングなんだな。なんだか日本のドラマの未来はあかるいぞ。
さて、ここからが本題(笑)。そんな抜群の演技力と存在感を示す志田未来が、被りものキティとコラボってんだ!志田未来デザインの「おか仔&コリコリ」とおかっぱキティのコラボレーション。この感覚、いいなぁ。こんな才能もあるんやねっちゅー話が本題や!ここに画像を貼りたかったけど、サンリオ&研音だからやめとく(笑)。オレ何気に権力に弱いねん!だからリンク先をご覧ください。プチタオルを是非作って欲しいわぁ。
でも本題はとりあえず終わり。ご当地&被りものキティ大好きっ子のオレと感覚が似てるなと思てな。志田未来曰く「小さい頃からキティちゃんが大好きでした」って、いまも小さい頃ですからっ!
さ、そんな才能あふれる志田未来の次の連ドラは日テレ「探偵学園Q」だ!こちらは、あえてこの文脈から「あの」と言わせてもらうが、あの名子役・神木隆之介君(なんだか青年になってる)とコンビを組むポップな青春ミステリーなのだ!不幸な役が似合う志田未来だが、ここではじけた演技を見せてくれるか乞ご期待って感じだ。お子ちゃまドラマかと思いきや火曜22時だぞ。要チェキ!<久々に使ったなこのフレーズ(((^_^;)
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