ボン・ジョヴィ@アメリカン・アイドル!
「ジョビ・ジョバ歌うジョン・ボン・ジョヴィ」と3回言いなさい!そんな早口試験がアメリカン・アイドルにあったら、「これまで聴いたなかで、もっとも遅いぞ!」とサイモンに叱られそうなオレです。
昨日は、DVD-BOX「ランチの女王」を全部観終わった後、思わずデミグラス・ソース仕立てのオムライスを食べに行ってしまいました(笑)。オムライスなんて何年ぶりって感じ。美味かった!ユッコが一緒ならもっと良かったのに!(<アホです)
帰宅が21:40くらいになってしまったけど、なんとかアメリカン・アイドルには間に合った。この日のレッスン・プロは、なんとジョン・ボン・ジョヴィ!
ロックの墓参りをしてるような私ポップンポールなのですが、ボン・ジョヴィの実力と才能は超認めてます!アルバム「New Jersey」が好きです。Bad Medicine最高!
で、今回のテーマはロック、それもボン・ジョヴィの曲。すごいよな。トップ6の段階でロックを歌わせるんだから。ジーナが観客席にいたのがさびしかった。特別に歌ってもらっても良かったのになぁ。
このテーマに大苦戦していたのが、ジョーダン・スパークス。でも好きなタイプの曲の傾向はこれまでの選曲と似ていたような気がする。
ラキーシャは、前にも書いた「引き出しの少なさ」がやはりあるようで、ボン・ジョヴィを聴いたことがなかったようだ。それでも初見でこれだけ歌えるんだからやはり天賦の才能がある。専門的なレッスンを受けたことがなく、教会で歌っていただけと言っていたが、その教会はどんだけすごいんだ!虎の穴みたいなゴスペル教会かも(笑)。
男性陣では、ハゲ男フィルがめっちゃ良かった。サイモンは酷評していたが、珍しくオレと評価がわかれた。今回のトップ6の中でもトップだったと思った。
ブレイクは自分らしさ全開で勝負に出た。本人もこれは賭けだと言い、評価も「リスクを取って成功」といっていたが、確かに成功だった。今回のロックというテーマをもっともうまく利用できたのがブレイクだったと思う。
ここまで来てロックがテーマだという意味を、歌唱力の差でなく自己表現の差を重視する回だと捉えていたのがブレイクだったように思う。すでに落選してもメジャーデビューへの道が開けているTOP6。ブレイクはもう優勝云々よりも、プロとして何をやっていくかに軸足を移し始めているような気がする。そしてそれこそが彼の賭けの本質であって、番組での優勝なんて付帯条項程度の価値だと思っているんじゃないだろうか。
というわけで、今回の個人的な評価は、
フィル、ブレイク、
ラキーシャ、
メリンダ、クリス、
ジョーダン
という感じ。今回は2名落選するとなると、ジョーダンはきっつい立場だな。もう一人は甲乙つけがたい。印象に残らなかったという意味ではクリスかな?
あと、前回のチャリティ大成功で、御礼にブッシュ大統領が登場した。前にもちょっと触れたが、FOXの政治意図がしっかり見られた瞬間だった。ボクはネオコンが支配する共和党を支持しない(だからって日本人なので民主党支持でもないけど)。だがアメリカン・アイドルはリスペクトする。世の中杓子定規にはいかないってことよねー。
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コメント
うーむ、そうかー。昨夜の結果発表ではフィルとクリスが脱落してしまった。しかしフィルにとっては良かったかも。それまでの低空飛行のまま脱落しても印象に残らないが、カントリーとロックによってアピールできたような気がする。
それにしても今回のジョーダンの結果発表のすばやさはどうだ。きっと前回チャリティでの仕打ちが全米のブーイングを受けたに違いない。
あとスタジオの外でのインタビューで、ラキーシャへの応援コメントをしたオッサンもオレと同じく「AND I AM TELLING YOU I'M NOT GOING」のときのラキーシャをベタ褒めしていた。あのときの印象があまりに強すぎ、その後の票の伸び悩みにつながっているのかもしれない。
残った4名はもう甲乙つけがたい。でもオレが唯一ほとんどコメントしてこなかったのはメリンダだ。それはそれでひとつの強力な個性かも。シーズン5の優勝者テイラー・ヒックスは最後まで審査員サイモンが酷評し続けた。今回はその逆パターンとかさ。性格も良く実力もあるメリンダ・ドゥーリトルが優勝しちゃうのかな?
それとボン・ジョヴィがテレビの歌番組で普通に歌う姿ってなかなか観る機会がなかったと思う。それも良かった!もちろんボン・ジョヴィが歌のレッスンしてる姿からしてお宝感あったけど。
投稿: ポップンポール | 2007/05/28 07:26