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2007.05.20

民主主義は多数決主義じゃない

いまの政権を見ていると、民主主義は多数決主義だと考えているようにみえる。あまり深く考えなければ、民主主義は多数決主義だと自然に思えてくることもある。学校でも民主主義は多数決で決めるって部分だけを覚えたような気もする。

しかし多数決というのは手続きの話をしているだけで、民主主義については何も語っていない。独裁者が方向性を示したあとに多数決を取るのが民主主義ではないように、多数決=民主主義とはいえないわけだ。

民主主義とは多数の民の考えを尊重すること?

そういう側面もある。しかし実際には小数の“民”の言葉(それは声なき声かもしれない)に耳を傾け、そこに“民”が確かに存在することを知り、もしも虐げられている民ならばそれを救い、独立して生きていこうとしているならばそのあり様を尊重しつつ受け入れ、小数への情報と想像力を多数の民が持ち帰り再度持ち寄って方向性を決めること、それが民主主義ではないかと思う。

日本の民主主義が内から沸き出でた考えでなく、押し付けられた思想だといえば、それはそうかも知れない。実際アメリカは日本に民主主義を押し付け成功した体験から、またイラクに民主主義を押し付けようとして失敗している。

日本には「和」と「恥」という土着の文化があったために、人と同じでありたいという思いが強い。そこに民主主義という着物が上陸したために、日本型民主主義は発展してきたのだと思う。しかしそれが借り物の民主主義であることは否定できない。

日本は憲法を押し付けられたのではなく、民主主義を捻じ曲げて押し付けられたのかもしれない。憲法に「天皇」という人権を持たない民を定義している民主主義なんてありえない。

日本が真に内側からの民主主義を確立するには、憲法改正も必要だろう。だが改正すべきは「天皇制」のくだりだ。あの囚われた一家に人権と平等を取り戻すことが、憲法を改正し民主主義を生み出す第一歩だと思う。

民主主義が多数決のことになり、憲法や法律が権力者の手足を縛らなくなり、政府は借金で首が回らないから国民から搾取する。そんな国がいつまでも繁栄するわけがないじゃない(笑)。

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Tracked on 2007.05.20 at 13:20

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