「消えた年金」調査費は残業代との噂
ちょっと「噂の真相」チックなタイトルにしてみた(笑)。日々ニッポンが崩れていくのを見るのはツライものだが、まだ国民には真のイタミが浸透しているわけじゃない。それは示現したほころびよりも、やる気のない政治を抱えて生きざるを得ないこの国に生まれた業(ごう)のようなものだ...。
先週のパックインジャーナル(朝日ニュースター)で、二木さんが言ってた説が面白かった。5000万件の「消えた年金」問題で、あべちゃんが一年半かけて調査し直すと言っているのだが、その調査費に10億円を当てるという話だ。
ちょっと逸れるけど、二木(フタツキ)はボクのPCの漢字変換では出なかった。“ニキ”と打つと二木が選べた。この程度の理由で、フタツキがニキと登録されてたら、年金は受け取れない。そういう理不尽が5000万件あったって話だ。友人で洋一くんがいるが、ヒロカズと読む。ちゃんと社保庁へ行って確認しろよ!
さて、期限のない漠然とした夢ばかり語ってきたあべちゃんが、珍しく期限を明言したのは評価に値する(笑)。ただその10億円でどれだけできるかというのがフタツキさんの話だ。
例えば、5000万件すべてに50円ハガキを発送して確認するとする。
50円×5000万=25億円
ハガキ1枚だすにも郵券代25億円かかるって話だ。
でも、おそらくハガキを出したりしないでしょ?
では10億円とは何に使うのかっつーたら、調査する役人の残業代じゃないかって疑惑なわけさ(笑)。
つまり、10億円って金額の妥当性というか、調査の手順化とその費用を計算して出した10億円という数字じゃなく、とりあえずやりますよってポーズだけなんじゃないかってこと。
そんなことがあって、いきなり年金特例法案が出てきた。参院選を出来るだけ有利に運びたいってだけで、内容なんてどーでもいい。10億円という計算結果と同じ思考回路ってことなんだ。
法治国家で立法がここまで軽んじられたら、いったい何を根拠に安全な生活が送れるの?
もっとも日本ってもしかするともう助からない(破産してる)から、後は野となれ山となれってことかもしれない。
なにをいまさら年金だと。
そんなもの当てに出来る日本ですかと。
例えるなら、ヤクザが殴りあいしてるところに、テポドンが飛んで来るような話だ(笑)。
ヤクザのケンカが年金問題、テポドンが財政問題って感じで。
とにかく地に足の着いた政治は二度と訪れることはないだろう。
少なくともボクらと次の世代が生きている間は。
その先のことなんて、だーれも考えてへん。
だって年金問題って、そういう思考回路の昔の偉いさんがボクらに突きつけた問題なんだから。
ボクらだけが次世代を考えてないわけじゃなく、昔からそうだったってことじゃん。
社会保険庁の歴代トップの顔写真さらして、詐欺罪でとっつかまえて、なーんてやらないでしょ?
これからの格差社会は、とっつかまらずに何でもできる階級がさらに増えるってこと。
それだけはコイズミ時代から一本筋のとおった植民地JAPANの政策だもの。
愛国のあべちゃんが実は売国の元締めって、面白すぎて涙が出てくらぁ!
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