ニッポン無責任時代
植木等さんが鬼籍に入られた。
植木等といえば平均(たいらひとし)。
映画「ニッポン無責任時代」だ。
この映画は大好きだった。
ある意味ミュージカルだ(笑)。
ドタバタなのだが品がある。
バカバカしいけどクレバー。
ニッポンにパワーがみなぎっていた!
個人的にも変わった思い出がある。
学生時代の一時期。
ボクの部屋に台湾娘がいたことがあった。
片言の日本語と筆談をしていた。
最初に部屋に来た日。
なんとか日本文化を伝えたいと思った。
そして観たビデオが無責任時代...。
まったく伝わらなかった(笑)。
台湾娘はクスリとも笑わなかった。
植木等さんの高笑いがむなしく部屋にこだました。
その沈黙がつらくて最後まで観れずビデオを止めた。
あのときどうしてこの映画を選んだんだろう?
自分の無責任時代を演出したかったのか?
笑いは万国共通だと思ったか?
あきらかにミスチョイスだった。
まさに、およびでない状態(笑)。
こりゃまた失礼いたしましたー!といいたかった。
きっと伝わらなかったとは思うが...。
だがニッポン無責任時代が思い出の映画になった。
それだけは間違いない。
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