大勝軒最後の日
長年に渡り人々に愛され、昨今のラーメンブームのはるか以前から人気店であった東池袋大勝軒がこの日幕を下ろした。その日の模様はいろんなニュースで報道された。
おなじみのラーメンブログ「彩のラーメン一期一会☆彡」(燦燦斗のコメントサンキューでした!)では、その報道模様を俯瞰しつつ、ラーメン職人と仲間たちに焦点を当てて紹介されていた。ラーメンをたとえ食べられなくても現場へ向かう姿勢がさすがだ。
職人や名人には「引き際」というものがある。職人、名人、そして勝負師や企業経営者においても、引き際の美しい人が本当の成功者だと思う。本当に決断できる人間にしか出来ないからだ。
最近では円楽師匠の引退会見。ビートたけしは「遅すぎる」と言っていたが。ホンダの創業者本田宗一郎氏の引き際も大変良かった。
そして今回の大勝軒山岸大将の引き際。大勝軒を愛する人々に囲まれての引退は、まさにラーメン道の花道だったのではないだろうか。
今後大勝軒を思い出すには、ラーメン王石神もオススメの滝野川大勝軒店など、弟子の皆様がしっかりと味を継いでいかれることだろう。
ラーメン話は以上!
そんな日のオレはというと。朝8:00から夜24:00まで16時間労働でクタクタだ(>_<)。オレは企画屋ではあっても、タフネゴシエイターじゃない...。たんなるIT職人かつ相場師でしかない。自分の成功イメージに則って自分で判断し行動する分には何十時間だろうと問題なく働ける。作品や利益に直結してるから。しかしそもそもが他人と異なる発想だから成功イメージになるのであって、この成功イメージをゼロから他人なり組織なりに伝えるのは難しい。違う世界の人々に伝えようとしても伝わらない。それに本来伝える必要もない。伝えなくても実現できるのがIT職人であり相場師だから...。はやく専念できるようにならなければ!
と、まぁグチのひとつもいいつつ、与えられた役割を演じきるという子どもの頃に身につけた処世術(笑)と、引き受けたからには完遂したい勝負師魂をモチベーションとしてネゴシエイターを演じているわけだ。ドラマ「ハゲタカ」の鷲津になったつもりでがんばろう。鷲津のメガネをかけようかと思ったが、どうやら一ヶ月待ちで間に合わなかった(笑)。
というわけで、最後の大勝軒にももちろん行けてない。こんな日があと何日も続くのだ。不毛な議論も嫌いじゃないが、商売上がったりなのがさびしい...。ラーメンを普通に食べにいける日が早く来ることを祈ろう。ラーメン(>ダジャレかよ!)
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