安部ちゃんオトボケ?政治ボケ?
柳沢厚生労働大臣の女性機械論への批判拡大をうけて、安部首相は「発言は慎重に」的な苦言を呈しながらも、「さらに仕事を続けて欲しい」との考えを記者団に話したそうな。
一般にはあまり知られていないのかもしれないが、安部ちゃんは基本的に女性の社会進出反対主義者だ。それと愛国主義とが同居しているため、まとめて戦前への復古主義者というのが政界コンセンサスとなっているはず。
そんな首相だから、女性を生む機械だと思っていても発言だけは気をつけて厚生労働大臣を続けて欲しい...なんて想像力のまるで無い論理が露呈してしまうわけだ。
マッチョ発言だけで歴史学習をサボってばかりの薄っぺらい落ちこぼれ政治家の最先端だが、数のパワーだけはコイズミから引き継いでいるため、国民人気さえ気にしなければどんなトンデモ政策でも押し通せる。ハサミを持たせると何をしでかすかわからない怖さを持っている。
ボクは以前、同じ柳沢でも弟の柳沢逸司さんが書かれたエッセイ「ノーリスク・ノーリターン」(東洋出版)を面白く読んだ。奥さんの描いた絵画を章扉に配するような人だ。兄貴のハイリスク・ノーリターンな発言をどう思われているのか知りたくなった。
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