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2006.12.23

のだめオーケストラは楽しかった

ドラマ「のだめカンタービレ」についてはこれまであえて書かなかった。このコメディタッチのドラマを感動で泣きながら観ていたから。特にSオケの練習から本番までのストーリとか感涙。オレの感覚がヘンなのではないかと思って怖くてブログに書けなかったの(笑)。

でも昨日東京国際フォーラムでのだめオーケストラの生演奏を聴いて、あぁ泣いてて正解だったんだと思ったの。それで書こうと思ったんだ。あさってドラマは最終回だし。

まずは昨日ののだめオーケストラから。ドラマ連携だけあって、構成がよく練られてた。普通のオケと異なり、楽器の入れ替えが多発するところを、ドラマのあらすじ映像でカヴァしたり。

で、とにかくのっけからトップギアに入ってた(笑)。ベートーベン交響曲第7番第一楽章のサビ(っていわせてもらうけど^_^;)から入った。画像はもちろんのだめカンタービレのオープニングタイトルだ。きらびやかな演奏は若さ爆発。

これまでオレにとって交響曲第7番といえば第二楽章だった。それはもちろん「未来惑星ザルドス」が最初の出会い(笑)。中学時代、はじめてクラシックの楽譜を買って聴いたのがベートーベン交響曲第7番第二楽章とモーツァルトのジュピターだったの。

そんなオレに第7の第一楽章、そして第4楽章への興味を高めてくれたのがのだめカンタービレだったわけ。ベートーベンってやっぱすごいな。1曲でザルドスとのだめをカヴァするんだから...。その振り幅嫌いじゃない。むしろ好き!

指揮の梅田俊明さん。キビキビした指揮と地の底から湧き上がるような情感がビシビシ伝わってきた。指揮している姿を正面からリアルタイム映像でも見ることができたのは大変良かった!ブラームス交響曲第1番第4楽章の最後の棒さばきはまさに千秋センパイでしたよー。

司会で軽部アナが登場したときは会場が和んだ。ドラマでの指揮科講師役に「軽部アナが出てきて現実に引き戻された」というクレームが来たとおっしゃってましたが、この日は会場の雰囲気作りに貢献してましたよ。

Book_tone20061127オレは待ち時間に細野晴臣さんと小山田圭吾さんの貴重な対談が載ってる「TONE」って雑誌を読んでいたんだ。このヘビメタ雑誌(?)を読んでる自分に強烈な違和感を感じてほくそえんでいたんだ。でもNAOTOのクラシックコンサート会場での強烈な違和感には脱帽。まさに峰龍太郎だったな。強烈なバイオリン演奏を披露されました。

そしてゲストののだめ役の上野樹里と千秋センパイ役の玉木宏。玉木宏はほんとかっこいいな。「この指揮の演技のために1000回以上ブラ1(ブラームス交響曲第1番)を聴いた」とか。確かに堂に入ってた。ハマリ役だったよ。

さらにハマリ役のじゅりっぺこと上野樹里。ナマで観るのは「幸福のスイッチ」以来。しゃべり方がますます“のだめ化”しているのは大丈夫なのか(笑)。「笑う大天使」の舞台挨拶ではもっとキチンと(?)話せてたけど、なんだか田舎のおばちゃん風女子高生みたいになってた。「それもアリ!」って思えるキャラだから超OKなんだけど。

あっという間に22時をまわってたよ!ジョアンのときに書いたけど、もう閉館ギリギリですよー。ついでにジョアンのときと比べると客席は咳込む人が多かった。季節の違いもあるけど、いかにジョアンファンが気を使っていたかをヒシヒシと感じたりもした。でも、時間の長さを感じさせないステージで大変楽しかったです。またやろう!ってやるんだよね。来年2月3月。ファミリーで楽しめますよ。

さて、ドラマの方か。もう結構長々と書いてしまったから短めに。のだめはボクに似てる。楽譜なんてあってないようなもの。すぐ作曲するし、自分のやりたいようにしか弾けない。違うのは性別と天賦の才能の有無くらい(^_^;)。

最初に書いたとおり、泣きながら観た。感動できるドラマになってたのは良かった。交響曲の名曲って喜怒哀楽すべてを含んでる。ブラームスが20年かけて作り上げた第1番をR☆Sオケのメインに採り上げたのと、ドラマがただの笑いだけでない感動を与えてくれたのとは密接に関係があると思う。

オーケストラの音ってのは、ゴージャスで倍音多くて基本的に贅沢なもの。インストが売れない時代が過ぎ去って、あらためてクラシックが大衆受けする時代が来る可能性はある。それをこうして月9という「装置」で展開したのは大成功だったと思う。10代の視聴者も多かったそうだし。

ついでにNHK教育テレビがN響アワーでオーボエ特集したのものだめの影響だったと思うし(いい番組だったよ)。

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Comments

いくつかのだめオケについて書かれているブログを巡回してみた。結構皆さん辛口...。
 そりゃねぇ、確かにアンプ通して聴くオケ、しかも若いプレイヤーを集めて作って間もないオケ、ウィーンフィルとかN響とかと比べるわけにゃいかんけどさ。それでもこの切り口は評価したいよね。
 音楽って聴き手が作るイマジネーションの部分がある。完璧なオケでも感動できない人だっているし。そういうことを含めて音楽の自由とか楽しさを自分で見つけにいくのがのだめらしさかも、なーんて思ったり。
 まぁ上手になるに越したことはないんで、のだめオケがもっと上手になって、アンプなしでも響くオーケストラになっていけばすばらしいとは思う。

Posted by: ポップンポール | 2006.12.23 at 19:00

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