google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 六分の損切り四分の熱: ひとくちメモ

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2006/12/03

六分の損切り四分の熱

相場を張らば 書を読みて
六分(りくぶ)の損切り 四分(しぶ)の熱

パクリ。これを口ずさんではどう?ってことで。

友を選ばば 書を読みて
六分の侠気 四分の熱

これが元ネタ。与謝野鉄幹。
人を恋うる歌(明治30年)から。
菅原文太じゃないぞ(笑)。

与謝野鉄幹。
出身高校の遠い昔の先生。

中学の頃の国語のセンセが
この詩をいつも口ずさんでいた。


ボクは損失の研究が大好き。
相場は勝つ勝負じゃない。
負けない勝負だ。
どんな勝負も、名人はみんなそうだ。
そうやって知らないうちに勝ち続ける。

負けを嫌がる人はたくさんいる。
なのに負けを研究しようとしない人が多い。
勝つことしか考えない。それじゃ勝てない。
現実負けてるから、あえて避けてるのかも。
どっちも負けたくて負けてる人々だ。

負けないためにどうするか。
負けそうなときどうするか。
負けたときどうするか。
負けたあとどうするか。
負けを知ることが肝要だ。
勝ちたければ負けを知ることだ。

もっとも身近な負けは損切りだ。
損は誰がなんと言おうが負けだ。
だが勝つには負けの甘受が必須だ。

負けられない人は勝ちが続かない。
勝つことしか見えてない人が素人。
損はコントロールできる数少ない手段。
だが致命傷は復活できない。

10年の勝利も1度の損で相殺される。
やるなら負けを管理する方法を学ぶべき。
60年病気にもならず生活してきた元気者。
たった一度の事故で死ぬこともある。
相場も同じ。

日々の損から学ぶことは多い。
だがいつ致命傷が訪れるかわからない。
そんなとき、他人の負けは参考になる。

他人の負けを読み、
六分損切りする勇気を持ち、
四分の勝負に全精力を傾ける。
そうして良き友を得るのと同じく、
良き相場の住人となれるのだ。

損は友達。大損は敵。
利は恋人。大利は愛人。
何事もやりすぎはリスクを伴う。

損をもっと知りたい人へ。
告白(井口 俊英)
マネートレーダー銀行崩壊
DVDはこちら)
LTCM伝説
天才たちの誤算
エンロン崩壊の真実
(これが原作じゃないけど、エンロンは映画も公開中)

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コメント

CYBORG FX というトラックバックが付いていた。損について書けばこういうのがあるだろうなと予想はしていたが、削除するかどうか迷ったけれど、最終兵器というトンデモ加減が面白いので残すことにした。

完全自動売買ツールということだが、そういうのを作ることは簡単に出来る。そのルールの検証や前提となる売買方針が個々に違うのが最重要なのと、自動売買で必ず訪れるドローダウンの時期に我慢できる忍耐力こそが重要だ。そしてその忍耐力を支える心理がどこから来るのかといえば、システムの信頼性であり、その信頼性は自分自身のルール作りのスキルに帰着する。

つまりあらゆる自動売買もすべて自分自身のスキルと精神的な強さ抜きでは成立しない。逆にいえばそれらが確保できればどんな自動売買システムであろうとかまわないわけだ。

CYBORG FX のサイトには下記のコメントが書かれていた。

> 値上げはしましたが、12月29日までに購入した人には
> 
>「もう一つの全く別のシステム」がついてきます。

最終兵器にもう一つの全く別のシステムはいらないと思うが、どうだろう...。

投稿: ポップンポール | 2006/12/04 08:01

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