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2006.12.28

アイデアを売ろう

今日明日で仕事納めの方も多そうです。正月も何かと忙しいご家庭も多いと思いますが、ヒマを持て余している方は、いつもと違う脳みそを使って、アイデアを考えてみてはって話です。静かに考えるには冬の長期自由時間ってもってこいですからね。

成功している実業家は元旦にひとり思索にふける方が結構いると思いますが、普通の人でも、ちょっとしたヒラメキってのはあるもの。それをもう一歩進めて、現実社会とリンクさせていく意志や手段を持っているか否かで、展開は変わってきますよね。

会社の力学とかよくわからない新人サラリーマンだった遠い昔(笑)、いろんな提案をして社長賞もらったこともあります。でも、それで終わり。ほとんどの提案はボツになりました。

それはもちろん提案の稚拙さもあるでしょうが、内容を理解してもらえなかったり、興味をもたれなかったり、アイデアクラッシャーといえる評論家風の面々が会議を重ねれば重ねるほど批判的になっていく(これがもっとも多そう^_^;)という、アイデアの本質とは無関係な環境によるボツネタが結構あるんです。

画期的じゃないけれど迅速に実現すれば利益につながった提案、自分でやれば成功したけど他人に曲げられた提案、2億円程度は稼げてた提案を他社に実現され成功ニュースをただただ読むだけってことも。めちゃくちゃ悔しいですよね。他社に売っとけば...と大後悔したんです。トラウマですね。そのとき社内提案ってのは徒労だなと気付いたんです。

社内で提案してしまうと、権利が会社に移ってしまう可能性もあります。ボツにされたあげく封印されてしまうのでは何のために頭をひねっているのかさっぱりわかりませんよね(>_<)。でもアイデアを買ってくれる会社ってのは、思った以上にあるようですよ。

700万人とも言われる一般発明家は日々そういう会社にアイデアをアプローチしているわけです。複数の目、それも興味を持つ相手とのマッチングの確率は、自分の勤めている一社よりも高くなります。評価の視点は厳しいですが的確で、アイデアのブラッシュアップにつながる機会も多そうです。しかも拘束されないで、いくらでも売り込み先があるってわけ。

また社内提案は商品化するか否かってレベルまで突き詰めてやっていくんで、最終的にどっちかしかないわけです。社内提案で実現しなかったアイデア報酬は、多少賞金が出たりとか、まぁ良くて出世が多少早くなったりするくらい(笑)。でも社内出世ってのはリスクも増えていくわけで、利益とは必ずしも言い切れないわけですよ。

でもアイデアを売るだけならその中間があるんです。数十万円で買い取るならOKとか、売上の数%とか、契約報酬にもものすごい幅があるので、社内提案では徒労に終わって実入りがなかったものでも、それこそアイデア料くらいは元が取れたりする。これが次への励みになったりさっ。

ただし、どうやって売り込むかってノウハウはやはり必要で、その入口を示してくれるありがたい本がこの本です。ずいぶん前から版を重ねているので、やはり発明家予備軍は結構いるんだなと思います。雑誌では「公募ガイド」なんかがありますよね。

せっかくのアイデアは実現にむけて広くアピールしたほうが、自分にとっても社会にとっても利益になるんじゃないかな。ホワイトカラーエグゼンプションなんてのが導入されれば更に考える時間はなくなりますから、サラリーマンの方は、会社は作業を早く終わらせる場と割り切って、アイデアは自分の利益のために使うという防衛策を身につけるのは得策だと思いますよ。

ではよい年末を。

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