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2006.12.20

映画エンロンは達郎ファン好み!?

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せっかく渋谷に行ったので「六分の損切り四分の熱」で紹介した映画エンロンを観てきた。

あの事件当時、発覚した後でいくつか特集番組を見た。架線工事など現場で働くおじさん達が自社株を買っている裏で、経営者は売り抜けていたのを見て、むかっ腹がたったものだ。そのときのおっさんと似た元エンロン従業員の姿がこの映画にも登場した。

だが今回はなんといっても、エンロン幹部たち本人の当時の映像をふんだんに使い、電話記録なども使ってエンロンの犯罪を克明に追っている点で、むかっ腹も青天井だ。それだけ見る甲斐のある映画だと言える。

また誰にも環境によって悪事に手を染めてしまう可能性があるという過去の実験映像が挿入され、そういう怖さも表現されていた。

とくにエンロンのトレーダーがカリフォルニアの電力停止に絡んで電話で会話しているのが強烈だった。火災が起きてとんでもない事態になっているニュースを見ながら「バーン、ベイビー、バーン」とか言いつつ(Ashの曲か?)、めちゃめちゃ喜んでいるのだ。他人の不幸で巨利を得ていたのだ。

これを日本に当てはめるなら、大震災の画像を見ながら「もーえろよもえろーよー」と歌っているようなものだ!こんなトレーダーにだけはなりたくないものだ。かつてのアメリカ人はアメリカがダメになっていてもアメリカ買いをするようなヤツらだった。地に落ちた愛国心か...。

そのカリフォルニアのくだりでは、BGMが大人気ドラマ「The O.C.」の主題歌だった。このイントロが耳に残っている方も多いのではないだろうか。確かにいまやカリフォルニアといえばこの曲だからなぁ。

このうら寂しい、しかしかっこいい歌。Phantom PlanetのCaliforniaって曲は名曲だ。クープのお父さんも投資で失敗したりしてたな。関係ないが。「The O.C. Mix 1」で聴くことができる。このサントラアルバム(エンロンのじゃなくてTheO.C.のだけど)は秀逸な楽曲が多くてオススメ!

うーん、どこまで行っても山下達郎との関連性が出てきませんが、だんだん音楽の話になって来てるでしょ。

この映画エンロンはドキュメンタリーだけど選曲もかなりいいのだ。サントラにはまとまらないのだろうか?なかでもヤマタツファンにオススメだと思ったのはエンディングテーマ。

God's always on businessってタイトルだったと思う。山下達郎のディープなファンだったら絶対気に入るな。どういう曲かといえば、いわゆる奇盤・珍盤系の歌なのだ。このヴォイシングはヤマタツの好きなゴシゴシ感にあふれてた。

というわけで、ぜひ最後まで席を立たず、このしゃがれた歌を全部聴こう!どうせマニアックな映画なんだから、とことんマニアックに楽しんで帰ろう(笑)。渋谷では1月19日まで上映だったと思う。

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