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2006.12.12

14才の母の落としどころは

ハロー、ベイビー!というわけでドラマ「14才の母-愛するために生まれてきた」では無事(でもなさそうだが...)赤ちゃんが生まれてきた。

今クールのドラマは思った以上に粒ぞろいだったと思うけど、この「14才の母」はダークホースだったのではないか。志田未来は次々と代表作を作り上げていくな。

周囲の反応が否定から肯定へと徐々に変化し、事の発端を作った週刊誌編集長(北村一輝)までが、なんだか改心(?)しそうな状況になってきている。

オレも生まれてくる子には元気になって欲しいし、志田未来にも強く生きて欲しい。だがハッピーハッピーでいいのだろうかという思いもある。

「14才の出産。いいじゃん!」ってことで終われるのだろうか。そんな疑問はないだろうか。その疑問の答えとして、桐野静香(室井滋)が用意されているように思う。

先週のホラー映画かと思うような桐野静香の転落人生。あれは一ノ瀬美希(志田未来)の将来に待ち受けているひとつの道だと思うのだ。

女手一つで息子智志(三浦春馬)を育て女社長として脚光を浴び、財を成してきた。息子を可愛がるあまり過保護に育ててきた。そんな息子が15才の父となってしまい、週刊誌に叩かれ、夜逃げしてスラム街に暮らす...。

そういう道も美希の未来の可能性としてあるわけだ。だから桐野静香は徹底的に落ちなければならない。そういう厳しい現実を描きつつ、その隣で14才の母の出産が受け入れられていく。この対比がきっちり描き切れれば更に深いドラマになると思う。

メタレベルでもうひとついえば、役者志田未来の将来が役者室井滋的ポジションに育ったら、日本ドラマ・映画界にとって、大変ありがたい存在になると思う。そういう意味でも重要なドラマであることは間違いない。

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