幻の大雅ラーメンは美味かった!
埼玉県羽生市の大雅で大雅ラーメンに挑戦!あえて「挑戦」と言っている意味がわかってもらえたアナタもワタシも大雅通!...ではないだろうか(笑)。そしてこの写真を待ち望んでいた大雅ファンも結構いるのではないか?
なーんて、大きく出たな>オレ。だが大雅が出来て早8年...。オープン当初から幾度となく通っている大雅。毎回ラーメン師匠S氏(最近は一部でラーメン博士と呼ばれている^_^;)の車で、片道2時間程度かけて通っている。閉まっていた日が何度もあった。大雅以外、なんの用事もない場所で閉店に遭遇したときの落胆ぶりが君にわかるかっ?わかるかっ!わかるアナタも大雅通。そうまでして大雅へ向かう理由は、ひとえに大雅の味噌ラーメンを食べるために他ならない。な、そうだろ!?
昔からメニューには載っている大雅ラーメンだが、実物を見たことがない大雅ファンも多いのでは?オレがそうだったから。そんなオレが今日はじめて大雅ラーメンを食べたのだ。大雅に行って味噌ラーメンを食べないなんて、日光へ行って東照宮を見ないようなものなんだ。パリでエッフェル塔を素通りするようなものだ。だからこそ、これは記念すべきスナップなのだ!勇気ある行動なのだ(笑)。
初期の頃、しょう油ラーメンを食べたことはあった。メニューでは味噌ラーメンと同列に並んでいるから。だが、このしょう油ラーメンはいわゆる普通の東京ラーメンで個人的には面白みがなかった。このときのトラウマが、大雅ラーメンを更に遠ざけたともいえる。その日以来、オレのなかでは大雅=味噌ラーメンが公式となった。
大雅を知れば知るほど、味噌ラーメンから離れられなくなる。純連(すみれ)の系譜なわけだが、オリジナリティあふれるその味噌ラーメンはいつ食べても納得だ。店員の態度云々で語られることが多いのは残念(今日の店員さんは態度悪くなかったよ)。
しかし味噌しか食べないのは、そんじょそこらの大雅通レベルであることを今日知った。この大雅ラーメン、めちゃめちゃ美味い!こんな塩ラーメン食べたことがない。
もともと塩ラーメンはあまり好きなほうじゃなかった。胸焼けしそうな塩ラーメンが多くて。埼玉の名店ぜんや(オレが2時間以上並んだ記録を持ち、その光景をTBSに撮られてそれを田舎の家族が見ていたというエピソードもある店)ですら、それほど感動しなかった。
だが大雅ラーメンは一口目から違った。スモーキーなフレーバーのなかに、ピーマンやパプリカ、白菜、ニンジン、タマネギ、貝柱スライス、きくらげ、それぞれがスープのなかで独立しつつも融合し合い、みごとに調和している。豚肉の存在がもっとも薄く感じるほどだった。気付かないうちに豚肉だけが残っていて自分でビックリした(笑)。
この完成度の高さに、あらためて店名を冠せられたラーメンであることの意味を知ったような気がする。8年目の浮気は大成功だった(笑)。だがひとつ問題が発生した。それは、次回なにを食べるべきか相当悩みそうだということだ...。
大雅で大雅ラーメンを知らない大雅通の皆さん。ぜひ一度食べて欲しい。そんじょそこらの大雅通から、更に一歩踏み出すときが来てる。文化の日にふさわしいラーメンだった。たらふく食って大雅を出たとき、オレの頭の中でエンケンの通好みロックが鳴り響いていたのはいうまでもない(笑)。通!通!通!通好み!食べてるワタシは通好み!そうさー!アナタもミーハーワタシもミーハー!ラーメン一筋百万光年!
| 固定リンク | 0
コメント