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2006.08.02

公を信用するとバカをみる国

また流れるプールで悲劇が起きた。ボクも子どもの頃は毎年広島県にあったナタリー(もうない)の流れるプールへ泳ぎに行っていたので、本当に頭に来る。

管理のずさんさというのはそこかしこにある。今回はこの事故云々じゃなく、公営プールで起きた悲劇から、基本的に日本という国ではおおやけを信用してはいけないということを再確認したい。

日本人はかなりおおやけを信用しやすい民族のように思う。日本国債をホイホイ買ってみたりするのはかわいいほうで、公害訴訟や中南米移民(棄民)などの国家による犯罪的な裏切りは常に市民を苦しめてきた。国家を信用した者は常にバカを見てきたのが日本という国の民なのだ。

それなのに、おおやけのやることだから信頼できるとか、公務員希望者が多かったりとか、国というものを過大評価している。それはあたかも信用することで思考停止しているかのようだ。

そんな国民だからコイズミの登場を許したし、また安倍お子ちゃま内閣を誕生させようとしている。おおやけはバカではない。おおやけは信用するバカな市民をカモに出来る賢さを持っている。気づかれないようにカモを引き込む。

ほとんどの市民をカモにすることでオイシイ生活がおくれる一部富裕層(高級官僚を含む)という構造はコイズミ以来加速し始めている。それでもまだおおやけを信用するのか、多少は批判的に物事を考えるようになるのか、そこが個人の幸福のベクトルを決める。

おおやけは大きい。頼らざるを得ない場合も多々ある。しかし頼り切ってアタマを使わなくなったらカモられる。そういう存在だ。自然にも似ている。利用の仕方で敵にも味方にもなる。しかし自然がフラットな存在なのに対し、国家は恣意的だ。常に不利な状況に市民は置かれているという認識を常に持って付き合ったほうが良いと思う。

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