うるさいぞ勧誘電話!
ボーナスシーズンである。重税感に打ちひしがれている人々のもとに今日もN社やW社からの勧誘電話がかかっているのだろうか...。ナニを血迷っているのかボクのところにも定期的に同じ人が違う名前でかけてくる。
ボクは怒りまくって対応するのでアチラも楽しんでいるのかもしれない。期待には応えたい性質なので、彼らのためにいつもいろんなアイデアを考えてトークを楽しんでいる。ネコの相手をしているような感じだ。
でも不動産投資の会社はどうしてこうマニュアルどおりなんだろう。ボクも嫌いじゃないんで(笑)、ヒマなときはお相手をして最近の勧誘電話のトレンドを勉強させてもらってる。
でも不動産投資会社はぜんぜん手口が進歩しない。必ず「近所に来ているから会いたい」と言ってくる。実際近所から電話してくるらしい。このまえ「来なくていいよ。オレが行くから会社の住所教えて」って聞いたけど全然教えてくれない。ポリスと一緒に行くって言ったのがまずかったな。反省...。今度は最寄の交番で会おうと言ってみるつもりだ。
話の内容も同じ。年金がどうだとか、老後の不安を煽るだけ。でもこちらのどんな反論にも必ず反論するように訓練されているから、結構面白い。悪徳商法だなんだとめちゃめちゃ怒鳴り散らして、警察沙汰にすると電話を切ったら、このときばかりはすぐかけ直してきて「投資の話をしていただけで詐欺や悪徳商法ではありません」と釈明してた。珍しいことだ。彼はまだ立ち直れるかも。人間的弱さを持ってる。たまたまオレの担当になって相手が悪かっただけだ。がんばれよ(いや、がんばるな!早く足洗え!)
そもそも彼らの話すマンション投資なんて、2000万円投資してたかだか5~6%の世界なんだよな。しかも不動産は動きが取れなくなったら終わりだ。流動性のない市場に一発必中の2000万円をぶち込んでうまくいってもリターンが年率5%で20年身動きとれず...。株の時代錯誤投資法バイ&ホールドよりも数倍危険だ。だいたい年率50%の世界にいるオレ様(ナニ様?)がなんで好んでこんなリスクを抱え込む必要があるんだ。失敬な(笑)。相手を見て電話してこいっ!なーんて。言ってみただけ。また電話してきて。多少は頭使ってね★!
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コメント
また電話してきてって書いたけど、手紙が来て連日電話が来るN社...。まだ新入社員だという中国人の女の子。かわいそうになってデメリットをキチンと説明して「この仕事辞めたほうがいいよ」って諭してしまった。そしたら「他のどんな仕事がいいですか?」って聞かれて絶句したオレもオレだな。勧誘電話の相手をしてるより難しい展開に(笑)。
確かに外国から来て日本の大学で日本語の勉強して勧誘電話が出来る程度に上達しても、いまの就職状況は大変厳しいのかもしれない。派遣業界でも外国人の雇用はどうなっているのだろう。そういうことが次々と頭に浮かんだ。まぁどこまで事実かわからんが...。
だがあくどい商売をしている会社だと知らずに入社していく女性勧誘員を何人も見てきた。また派遣社員も何人も見てきた。彼女たちは前後の論理性とかその業界のシステムとか、それを検証する余裕を持っていない。ただ与えられた仕事をして少ない給料を貰う賃金労働者でしかない。場当たり的であるから罪悪感もあまり持たないのかもしれない。
とくに日本における外国人はもっとも格差のある階層だ。そういう子女を使って、写真付きの手紙まで送らせて不動産投資の勧誘をさせる会社が悪徳業者でなくて何なのだろう。かつての日本軍のようだ。外の敵を成敗するために内に対してもウソをつく非論理的かつ非人間的な集団だ。
だが中国人で日本語がこれだけしゃべれるなら、上海あたりで職を見つけたほうが得策ではないだろうか。必ず有利な就職口が見つかるような気がする。今度それを勧めてみよう。ヒマだったら(笑)。
投稿: ポップンポール | 2006/06/24 08:53