蛇拳、酔拳に感謝!
今朝、衝動的に2本とも予約をいれた(6/22から期間限定発売)。中学の頃からもう何度も見ているし、何度VHSビデオテープに撮ったことか...。それでも買ってしまうのは、やはり「蛇拳」「酔拳」は間違いなく生涯のベスト映画に入ってくるからだろうなぁ。まぁ廉価版になったというのも大きいが。
そういえば、先日も「スティング(しまった!スペシャルエディションも出てる!)」と「ペーパームーン」の廉価版DVDを購入した。どっちも飽きるほど観ているのに。テイタム・オニールは何度観てもなんて憎ったらしくて可愛いんだ!!お父さんのライアン・オニールも昨年はドラマ「ブル」でディトの父親を好演していたときは超懐かしかった。それもあって購入したのかも。自分自身の映画への情熱がもっとも高かった時代に気に入った映画は一生モノなんだなぁ。いい映画ばっかりでよかったよかった。どっちも詐欺師の映画ってところはオレの潜在意識になにかよからぬものがあるんだろうか(^_^;)。まぁ品行方正な優等生はつまらないってことよのぉ。
田舎に住んでいたから、映画はもっぱら水野晴郎の水曜ロードショーで観ていた。深夜放送もない時代、中学生は映画館も禁止(行ってたけど超少数派)...。TBSが深夜にオードリー・ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」をノーカット放映したのがものすごい衝撃だった。ウチの田舎の方じゃ深夜テレビはネットしてなかったが、RKB毎日放送を受信して荒い画像で録画していた。深夜は電波が拾いやすいから、昼間映らない他県の局が微妙に映ったので。そうやって観た映画はやはり忘れないものだ。
酔拳も蛇拳も、見たのは水曜ロードショーだったんだと思う。キレイな画像で見れたから(笑)。必死にコマーシャルを飛ばしながら録画したものだ。当時はジャッキー・チェンの面白さ&かっこよさばかりしか見ていなかったが、いま考えると「キル・ビル」の武術指導や「マトリックス」のカンフー・コレオグラファーで超有名なユエン・ウーピン監督作品なのだ。まさに納得のアクション指導だったのではないか。
ジャッキー・チェンも監督としてものすごい才能を持っていると思うけれど、若い頃に出あったユエン・ウーピンのこの2作品は大きく影響しているのではないかと思えてならない。明らかにそれまでのジャッキー・チェン主演映画と異なるし。また、この2本に共通する日々の鍛錬と創意工夫という基本は、相場への取り組みにも充分通用する。ボクが相場の世界にたどり着いて順応できたのは、ユエン・ウーピンのこの2作品のおかげだと本気で思ったりしてる。敬意を込めてDVDを予約したのだ。
あと、酔拳も蛇拳もなにげに音楽がいい。大変マッチしてる。特に真夏の訓練のジワジワと苦しい日常にほのぼのとした音楽が重なっていると、往年の名作ドラマ「俺たちの勲章」の暑い夏の聞き込み捜査と同じ感慨が沸きあがってくるのは、ボクだけだろうか???
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