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2006.04.03

So Young MOTO Live!

20060402moto先ほど興奮の佐野元春ライブから帰宅した。今日は東京国際フォーラムでのツアー最終日だった。17:20くらいに始まって20:30くらいに終了。約3時間の長丁場だったが、すばらしいバンドライブパフォーマンスを見せてもらった。ありがとう、MOTO!もう少し早く書き込みできる時間に帰っていたのだが、興奮さめやらず自宅で一人ギターをかき鳴らしサムディとかアンジェリーナとか彼女はデリケートとかを歌っていたもので(笑)。右写真は会場で降って来た風船と星型紙ふぶき。

80年代から90年代のアルバムは結構持っている。今回一緒にいった友人はファンクラブに入っていて仙台から出てきたのだが、その友達と過去に3回ライブを見てる。佐野元春はとても作家性の強いアーティストだ。言葉を大切にし、健全なアプローチでロックンロールを追求してる。ビジュアルやメディア展開のコントロールもすばらしく、編集センスも持ってる。そしてバンドのクオリティも非常に高い。ホーボーキングバンドはバンドとしてトップレベルだと思う。たぶんそういういろんな情報を持ち、冷静にそして思いっきり楽しく安心して見れるステージがこれまでの佐野元春だった。

でも今回は、なぜか特別な感情を持った。それらのすばらしいステージングはもちろんなのだが、それを突き抜けてもっと熱いものを感じたのはボクだけだっただろうか。80年代から聴いて来たボクらにはなじみの音楽が次々と演奏される。新解釈もあれば遊び心の演出もある。佐野元春は今年デビュー25周年だ。そして25周年目のライブで最初の曲がデビュー曲アンジェリーナだった。

そのほとんどのキャリアを同時代で生きてきた。そして裏切ることなく楽しませてくれた。元春も年輪を重ねてきたけれど、ボクらもそれなりに苦労しながら生きてきた。20代の頃元春が作ったサムディを10代のボクらは聴いていた。それからもう20年以上が経つけれど、これからもサムディは聴き続けて行くだろうし、歌い続けて欲しいと思った。

涙腺がゆるくなった。ボクもなんだかかなり興奮してノリノリで踊って歌っていたのだけれど、「ワイルド・ハーツ-冒険者たち」の一節では、ちょっと目頭が熱くなった。

♪すべての「なぜ?」に
  いつでも答えを求めていたあの頃
  いつか自由になれる日を
  あてもなく夢みていた

ここで泣いてた。泣きながら心底感動して手拍子してた。ここまでグッと来るライブって珍しい。年のせいかなぁ?

佐野元春のすごいところは、コード譜Webサイトですべて公開してくれているところだ。ショウビジネスの重鎮にあってこのサービス精神。今日のMCでも寝る前にラジオから流れるロックンロールを聴いていたって話があったけれど、ラジオでロックンロールを聴きながら、たぶん必死でコピーしてたんだと思うんだ。

音楽の楽しみって聴くのはもちろんだけど、自分で演奏したいとか歌いたいとかそういうところにあると思う。そしてそんな仲間が集まってバンドを組んだりして覚えた曲を演奏しながら、自分でも作りたいって風に成長していくんだ。そういう音楽の楽しみを知ってるから、できることだと思う。ツアー先で忘れたときの備忘録にもなるし(笑)。

ボクもよく旅行をするけれど、ギターとパソコンがあれば、元春の曲はどこでもコード譜と歌詞を見ながら歌えるわけだ。これが音楽だよ。著作権云々の前に楽しむための音楽がある。それを自ら示しながら活動してるところにも、ものすごく共感するし、楽しさのありかを知ってる作家だと思うんだ。だからステージも思いっきり楽しいんじゃないだろうか。

というわけで、もう3曲くらい歌ってから、カフェ・ボヘミアを聴きながら寝たいと思う。

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