大願成就!ほりえもんの牢獄ダイエット
ほりえもんウォッチャーのポップンポールです(笑)。ほりえもんが塀の外に戻ってきた。3億円で戻れたんだから安いもんだよね。その映像を見ながら、94日間8kgダイエットの成果をキッチリおがませてもらいました。
そもそも、ほりえもんの最重要課題がダイエットだったことは「ひとくちメモ」読者の皆さんはご存知ですよね。
2005.8.20:ほりえもん出馬の真相
2005.8.26:やっぱり走っていた!
2006.1.20:替え歌ならオレだろう!(これは違うか ^0^;)
しかし選挙ダイエット法はことごとく失敗。ゲッペルス・タケベもあのときこそサイショはグー!ほりえもンー!ってやったら良かったのに。あの頃なら夏だし世の中熱狂のなかにいたからちょうどいいクールダウンになったはず(笑)。いまやったからサムすぎて凍え死んだのだ...。アイフルの宣伝手法とソックリなコイズミ劇場の舞台裏のサムさが伝わって来たよ。話題がそれた。
失意のほりえもんがどうするのかと思っていたら、年明けに究極のダイエット法を編み出した。いや編み出さされた!逮捕だ。このダイエットは想定外だったなぁ。修行僧が滝に打たれるように自らを極限状態に追い込んでいくほりえもんダイエット。修行僧はダイエット目的じゃないけど(>ほりえもんは?って聞くな!)。
一ヶ月に約3kg弱というのはハードだけどバランスのいいダイエットではないだろうか。粗食を心がけ適度に運動しながら自由な時間に大量の読書に励んでいたほりえもん。いい生活してんな(笑)。部屋の汚さとか冬の寒さも修行の一環と思えば、まさに更正施設を100%有意義に活用しきったのではないか。
マリーアントワネットは「パンがなければケーキを食べればよろしいのでは?オーホッホッホ」と言って民衆を激怒させたというが、ケーキばかり食べてきたほりえもんには、牢獄が好奇心を満たし贅肉を落とすパンだったのかもしれない。
オンザエッジほりえもんの原点は貧乏ヒマなしだったんだから。汚い牢獄でも2食昼寝付きなら、すばらしい時間を持てたんじゃないだろうか。ちょうどボクも受験浪人時代に「こんな自由が世の中にあったんだ!」って思って受験勉強をやめてしまった。そのときの自由な体験がいまに活きてる。あの自由がなかったらボクの一生そのものが牢獄だったかもと思う。ストレートでなくてよかった(笑)。人生には道草が必要だ。ほりえもんクラスになると道草もものすごく振り幅が大きい。出所して来たほりえもんを見て、ただそれだけのことのように思った。ほりえもんは蘇れるとオレは思う。
財政厳しい日本国は「牢獄ダイエット」として商品化してみたらどうだろう。現代に蘇る修行の場としてモノホン牢獄生活体験ツアーなども結構ウケるのではないだろうか。社会見学になるし、罪も無い一般人が牢獄で過ごすこの非日常感覚は現代人が自分を見つめなおすオアシスとなるかもしれないぞ。もちろん人権侵害で訴えないよう一筆書いて参加するのだ(笑)。
とりあえず、シャバに戻ってきたほりえもんは本を書くだろうな。ダイエット本を望みたいが。「ボクはこんな本を読んでいた」という牢獄読書日記か、安部譲二さんと「塀のなかの懲りない対談」あたりが無難か。
ほりえもんは花があるし才能もあるので、「告白」の井口くんが書いた「刑務所の王」みたいな、ノンフィクションも書いてみてほしいな。あと去っていったヒルズ族の人々の去り際を本音で書いて見るとかさ。この体験をカネに変えない手はないぞ。
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