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2006.04.22

武士スピードウェイ精神

最近ベストセラーの「国家の品格」関連ワードで“武士道精神”を語るのが流行っているようだ。ボクは基本的に道を語る人をとりあえず信用しないことにしてる。

巷には道(●●道のたぐい)を語る人間があふれてる。販売関連なら営業道、出版業界なら編集道、投資界なら相場道、ビジネスならビジネス道などなど。業種別にやたらといろんな道を語る人々がいる。なかにはゴマすり道にもっとも長けている人々もいたりする。

昔読んだ本に「編集バカとバカ編集者」という名著があった。この違いの大きさは決定的なのだが、バカ編集者ほど道を語ったりするんじゃないかと思ったものだ。それはWeb業界にもあり、企画バカとバカ企画担当者との違いを悲しいくらい目にする。

そこに武士道精神と来た。語りたくてウズウズしてる皆様がたくさんいるのではないだろうか。道と精神論とが結びついたら、鬼に金棒、バカにアメ玉だ。武士道が出てきたら無視道で対抗する。

道は道でも相場の著作に鏑木繁さんの「相場難儀道」という名著がある。だか世間の道を語る人々は往々にしてこういう厳しい現実を知る道は避けて通る。耳障りのいい道しか語れないのだ。またボクの生涯の名著にも藤子不二雄さんの「まんが道」という道を語る書物がある。これも苦労の連続を記録したあすなろ物語だ。決定的な違いは上から目線じゃなく当事者目線で私小説だということだと思う。

巷で武士道を語る人々の道は、道は道でも武士スピードウェイだ。舗装されたコースをトップギアで走りたい人々が武士道を語る。路肩に何があるかなんて関係ない人々だ。だから司馬遼太郎ファンが多いのではないかと思っている。面白いものだ。別にいいけど。

道は究めるもので語るものじゃない。道を究めるには技術の裏づけが不可欠だ。たいした技術もないのに精神だけマネようとしても追いつかない。巷の道を語る人々には、道を語るまえに具体的な技術と事実とを語ってみて欲しいと思う。そしてその技術を見せてから道を語って欲しい。これがぼくの技術道(笑)だ。

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「上から目線」でしか物事を見たり聴いたりしかできない人がいる。 神のごとくホドコス式「上から目線」に目眩がする。 「何かを成し得た人(当人はそれすら自覚していない)が  自分と同じチャンスをもってもらいたい」 と行動する行為には不思議と「上から目線」は感じない。 あるのは無償の愛と仲間意識と相反する敵対意識。当事者意識。 そこにはヒエラルキーは存在しない。 いっぽう「上から目線」に過度に�... [Read More]

Tracked on 2006.04.23 at 13:27

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