イマイもすごいがストレッチも効く!
昨日も面白かった特捜記者イマイ!最近はメジャーになっちゃって、詐欺師連中もみんなイマイを知っているようだ。
前回もそうだったが、あの独特のオドオド感は、詐欺師が電話を受けたとたんにわかりそうなもの。しかし、まさかかかってくるとは思っていないのか、イマイを名乗るイタズラ電話が多いのか、「イマイです」って名乗っているのに本人だとは思わないようだ。社会心理学的には逆オオカミ少年現象と言う(うそ)。
今回の海外宝くじダイレクトメール業者は香港に事務所を持つ。オドオドした電話にブチ切れて受話器を置きっぱなしにしてしまうのは新展開だった。そこから漏れてくるあちらの会話や他の電話応対の声が実に生々しくよかった。これを警察学校では逆盗聴機会の到来と教える(うそ)。
相手が本物のイマイだと気づくのは、イマイが日テレ報道に所属と話し、日テレの代表電話番号を詐欺師に教えてからだ。10分でかかってきて、確かにイマイがそこに所属することを確認したとたん、あいてのトーンが変わった。明らかに動揺し危機感に襲われ始めた。
イマイはすでにひとつの権力となった。マスメディアに自分たちが目をつけられているというシグナルになる。これに詐欺師連中がどのような方策で対抗してくるのか。有力情報を手に香港に旅立ったイマイの今後の展開も楽しみだ。
組織的な詐欺の末端はボロを出しやすいというところを巧妙につくイマイ。マスコミの限界は、犯罪組織の壊滅・根絶ではなく対症療法的に犯罪の横行を食い止めるという社会正義に立脚するしかない。だがそれを徹底して追及することは有意義な行動だと思う。その方法論として報道エンターテインメント番組というのはアリだと思う。
●イマイだけじゃない、報道特捜プロジェクト
さて、イマイの話を書くとついついひとり盛り上がってしまうが、今回の「報道特捜プロジェクト」の他の話題も実に良かった。まずはインチキサプリメントの追求だ。
サプリメントなんてものは不健康な生活の免罪符であって喫煙やコーヒーと変わらないと思う。病は気からというが、気分でかかる程度の病気ならサプリで直せるかもしれない。だが、いかんせんダイエットとか老化とか、生体現象の変化を食い止める手段としてははなはだ心許ない。
この追求の良いところは商品名を出しているところだ。メディアで商品名を出すというのは、最近では190万部のベストセラーとなった「買ってはいけない」(1999年・週刊金曜日)あたりから明確になってきたと思うが、それまではNHK的な遠慮報道ばかりだった。使う側(弱者)の立場に立脚した報道エンターテインメントはこうでなければならないと思う。
そしてもうひとつ。両足の長さが違う現代人のひざの痛みについて。サプリ追求と同時に健康の話題を盛り込むのもうまいなぁ(笑)。あんまり翼賛的になるのはオレらしくないけど、腰やひざの痛みには日々悩まされてきた私には、足と靴の研究所情報もひざの開閉ストレッチ情報も、めっちゃ有益だった!
座敷に直に座ったり立ったりという生活をしていた日本人は自然に足腰が鍛えられていたが、背もたれがある椅子生活になって姿勢が悪くなり、足腰も弱くゆがんでしまった。番組でみた悪い姿勢はオレじゃんか(笑)。
最近自宅ではパソコンに向かうときバランスボールに座っているので背もたれはなくなったが、腰やひざが痛くなるメカニズムと、それを緩和するひざ開閉ストレッチはすぐにやってみた。
一応簡単にメモしとこう。ブログ「ひとくちメモ」だからな(笑)。
1)まず両足カカトどうしと両足ヒザどうしをくっつけて椅子に座る。股を閉じて座るってことだ。
2)両ヒザを両手で外側から押しながら、両ヒザは外側に開くように力を入れる(これで5つ数える)。
3)次にこぶし2つ分ヒザを開く。カカトはつけたまま。これで2と同じ容量で力を加え5つ数える。
4)次にこぶし4つ分ヒザを開いて2の要領で。これは両腕のヒジをヒザの間にいれたくらいの幅だ。
5)今度は逆にやる。両腕ヒジをヒザの内側につけつっかえ棒にしてヒザは内側に力を入れ5つ数える。
6)次にこぶし2つをヒザの内側に入れつっかえ棒にして内側に向けてヒザに力を入れて5つ数える。
7)最後は1と同じく足を閉じた状態で内側に向けてヒザに力を入れて5つ数える。
これをやると骨盤に力がかかりスッキリするというワケだ。確かにいい!即効性がある。毎朝やってみたい。
それにしても、牛肉食ったり椅子生活になったりサプリ漬けになったり、欧米化して健康にいいことはなんにもないな...。
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