コンセプトから間違ってる民主党
そもそも4対0で勝てそうな試合を自殺点で逆転負けしているってところで信頼感なさすぎなのだ。そもそも今国会では民主党に有利な材料が多すぎた。好調なときほど気をつけなければならないのはどんな勝負事でも同じだ。
多少体調がわるいくらいのほうがうまくいく。コイズミも今回は茶化すことなく(それがまた裏で絶対ほくそえんでいると思えてムカつく^_^;)、あえて静かに淡々と「諭す」演技をしていた。さすが政局サイボーグだ。
自民党追求4点セットを吹っ飛ばしたのが、根拠の薄い疑惑メール1枚というところは、かつての野党と比べてもあまりにオソマツ。なんでこんなにオソマツなのかと考えるに、民主党の立党のいきさつからして政治的に無根拠だからではないかと思う。
ボクが学んできたなかで確実に正しいと思える情報戦略論に「コンセプトを忘れない」というのがある。初心忘るべからずってことだが、初心が間違っていたらすべてが無意味なのだ。だから初心を立てる前段階にしっかりとした基盤がなければ成功しない。
民主党はなにかにつけて「政権を我々に任せてくれ」とばかり言ってきた。この初心・コンセプトが既に無意味だ。政治を権力闘争に摩り替えてきたのは野党民主党自身だったし、国民不在の政治を推し進めた共犯者でもあったと思う。野心ばかりが先行し実体が伴わないことを国民も感じていたのだろう。
ボクはコイズミの圧倒的なヤバさから民主党を応援したいと思った時期があったが、マエハラ出現以降の民主党の圧倒的ヤバさもコイズミに劣らない。コイズミ対野合民主党の変則タッグマッチは、コイズミ・ザ・ジャイアントの勝ちに終わりそうだ。
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