google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg 新しい世直し: ひとくちメモ

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2005/12/31

新しい世直し

いやー、また観てしまったよ。特捜記者イマイの活躍を!番組で極楽とんぼの加藤が言っていたとおりこれは新しい世直しだと思う。イマイD、かっこいいー。

それにしても、毎度のことだが架空請求業者ってみんなステレオタイプなんだな。絵に描いたような893っていうか。それでも架空請求がなくならないということは、やっぱりダマされる人がいるってことなんだ。

マクロな視点で見れば、これって日本の教育問題だと思うよ。バカにバカに育てようって国策だから。マネー教育もやらないし。一方で国家の犯罪を見抜けない骨抜き国民を大量生産しておいて、もう一方では二世三世や成金組の、こっちもある種バカご子息だけを現有権力で引き上げて、国家犯罪をブラックボックスに入れたまま甘い汁を吸わせようとしているわけだ。

国家に騙されても気づかない民なんて893の手にかかったら一発ってことね。架空請求に限らず、様々なところに893的な手口はあふれていて、キレイに騙されている人はまだ幸せなんだこの国では。知らずに死んでいくわけだからね。知らずに死ねるシアワセを、国を挙げて作り上げていこうとしてるんだよ。

893と国とがWin-Winの関係を作る。国家破産する国の教科書どおりに展開しているのが、まーだわからんちんかこのコイズミ狂いのバカ息子がっ(>海援隊「母に捧げるバラード」風に)。

超格差社会ってのは平たくいえばソーユーコト。とりあえずみんなバカに育てましょう。そしたら国家破産のイタミも感じないし、気づいときは後の祭りで現有権力は勝ち逃げしてるよって話だよ。

特捜記者イマイの活躍はいいけれど、その前にやっていた官僚による年金詐欺みたいな犯罪にも、どうすることも出来ないわけだ。いまコイズミ日本は確かに浪費国家の向きを変えようとしている。でもその変え方、行き先が決定的におかしいために、イタミも方向性も間違ってるわけだ。

胸を切開手術しなきゃなんないのに「痛いけど我慢してね」って足を切断しようとしているヤブ医者コイズミ。いやもしかしたらその足を移植して助かる大富豪が海の向こうにいるのかもしれんけど。とにかく国内よりも国外を見て国家を作ろうとしていることは確かだ。

テレビの世界でヴァラエティ番組は批判されることが多いけれど、こういうヴァラエティ風に料理された報道番組や権力批判番組がブームになるといいな。小泉劇場は大入り満員なので、カウンターカルチャーをぜひ放送作家の皆さんには作って欲しい。

笑って溜飲を下げるだけじゃなく、竹中直人のように笑いながら怒る人(^へ^ +)が一人でも増えたらいいと思う。怒らないとこの国は本当に危険水域に来ているから。

ボクはコイズミが出てきた時点でもう日本はダメだと思っていた(ついでに言えば対抗馬がマエハラになった時点でトドメを指されたと思った)。けれどそれは“怒らない民”が前提だった。笑って怒って行動を起こす。この連鎖にまだ期待をしたい年末だ。

あと、とりあえず中央官庁に複式簿記を導入する法律を作って欲しい。そしたら地方行政も右にならえで劇的に変わると思う。簿記の基本が出来てない国家予算作成&決算委員会なんて笑い話にもならない。これは政治・経済の難しい主義主張じゃなくて、もっと基本的かつ原則論的なテクニカルの話だ。

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