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2005.10.09

投資の師匠揃い踏み!

来年(2006年)の1月7日に個人投資家にとってはビッグイベントになりそうな予感がビシバシの講演会が開かれます。「伝説の投資家ジム・ロジャーズ来日!エンジュク投資家祭り2006」です。

この記事はちょっと気合入れて書こうと構想を練っていたんです。でも気合入りすぎると空回りするんで、投資と同じく冷静にならなくてはと気を静めていたところ、バリュー投資図書館さんから前回のジム・ロジャーズ来日の記事にトラックバックをいただいて、結局呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン(by ハクション大魔王)という気分で書き始めました(笑)。いちおう私の関係者(?)には、ひとくちメモに書くからもし参加するならチケットは早く買っといてくださいとアナウンスしているんで、売り切れたらめんご〜。

●我が師匠、マット今井さんご登場(ブログもあるよ)

さて、どうしてそれだけ気合が入るかというと、もちろんジム・ロジャーズの再来日だからというのもありますが、もうひとり忘れちゃならない重要なトレーダーが同じ舞台で講演されるからです。その人はマット今井こと今井雅人さん。飲み仲間です(<恐れ多くも失敬なオレ!)。

私には師匠と呼べる方が3人いるんですが、そのうちのお二人、ジム&マットが揃い踏みするのです!マット今井さんは、知る人ぞ知る為替のカリスマディーラー。本当に現役で儲けている本物のトレーダーの一人です。いま勝ってるのは為替じゃないらしいですけど(笑)、実際に携帯電話で某相場のポジションを見せてもらったら、確かにすごかった。元金の5倍(数日後のセミナーの日には6倍になってた)くらいに増えてました。また、やられているときにも「昨日やらちゃって!」って言えちゃう胆力の持ち主です。自信がないとなかなか言えないでしょ。まぁ、サンプラザ中野さんも逝ってますけれど(笑)。

普通、本物の相場師はほとんど人前に出てきません。それも業者のセミナーでしゃべるなんて奇跡に近いわけです。ジムの場合はもう儲かりすぎちゃって、悠々自適な生活(旅行)のなかに講演会も含まれていそうです。ラリー・ウィリアムズだって、どっちかというとそんな感じ。でも今井さんは教師になりたかったというだけあり、また飲み会でのマシンガントークを聞くにつけ(笑)、おしゃべり好きなんだなって。

実際、こんな機会はめったに訪れないでしょう。いま個人投資ブームですけれど、どういうスタンスで始めるかは重要だと思います。同じ時代にこういう相場の実力とトークの技術とを併せ持つ人がいるってことそのこと自体が、まさに投資をする環境としてはブル傾向にあるんじゃないかと、そう思います。トークの技術だけが突出してる人はたくさんいますけどね...。人気が先行している銘柄にはご注意を(笑)。

さて、そのマット今井さんがブログ「実践トレードのつぼ」も始められました。こちらでは、なかなかセミナーでは垣間見れない話題なんかも飛び出してきそうで大注目です。ブログをはじめる前は、時間もとられるし大丈夫だろうかとご心配されていましたが、始まったらモーレツな勢いで書いてらっしゃる(笑)。やはり何事もはじめると真剣に取り組む方なんですね。飛ばし過ぎると息切れするので、気長に続けてください。

マット今井さんには、個人的に飲みながらいろんな話をお聞かせいただく機会に恵まれ大感激!セッティングしてくれたY嬢に足を向けて眠れないです。最初はY嬢のお友達と食事しましょうということだったので、Y嬢からお声がかかったとき、それはきっと女友達と飲みたがっていらっしゃるんですよってお断りしました(裏話!)。でも、せっかくの機会だしということで後日お会いしたら、マシンガントーク炸裂のすごい人で(笑)、その熱い思いこそがトレーダーには必要なんだと感じたわけです。

熱い思いといえば、今井さんのブログでちょくちょく出てくるフラグシステムを共同開発された方ともご一緒させていただきましたが、その方も熱かった!超熱かった。しゃべりが(笑)。このお二人がタッグを組んだらうるさいやろなぁ(<ケンカ売ってんのかオレ?)。めちゃめちゃ楽しそうやけど、核心部分は大変緻密。そのバランスがいいんだと思います。

紹介した書籍は、マット今井さんの処女作にして渾身の一冊です。FXをはじめるならまず読んで損しません。某銀行では教科書として採用したという話も...。そこには単なるチャートの読み方入門とか、ファンダメンタルズ指標の解説とか、そういう毒にも薬にもならない書籍とは違い、実践のつぼが盛り込まれています。そして読者自身がそこから考える出発点になります。独学の弊害を最初に軌道修正してから入れるという意味では、初心者にも超オススメできます。

●投資セミナーを聴く側のスタンス

相場の講演会といえば、その聴講の仕方で内容の濃さが決まってくる面もあります。それは前に書いたラリー・ウィリアムズのときのような悲惨な体験から、前回のジム・ロジャーズのすばらしい内容まで様々です。でも、基本的には「質疑応答までは黙って聞いて欲しい」ということです。カネ払ってるのは銘柄くんばっかりじゃないんだよっていうことを、せめて社会人として(投資をしようという人間のスタンスとして)わきまえてほしい。

だいたい儲かる話がそこらじゅうに転がっているわけはないんです。数千円から数万円(なかには数十万円)のセミナーでもそれは同じ。ではそこから何を得るか、何を持ち帰るかといえば、自分自身を映す鏡でしょう。講演者がどういう思考回路で物事を捉え、どう投資に向き合っているかをある意味批判的に捉えることも大切だと思います。それをマネることでも、明日上がる銘柄を聞き出すことでもなく、自分との違いはどこか、講演者の哲学がどう形成されたか、どんな材料に注目しているかではなくなぜそれに注目することになったのか、そして人物像そのものにどこまで迫れるかじゃないかと思います。これは無料・有料問わずあらゆるセミナーやインタビューにおいての鉄則。そして自分自身を振り返って客観視できる人じゃないと、どんな話を聞いても身につくわけないです。できるだけ眼を血走らせないで来てください(>_<)。

まぁ、ジム・ロジャーズは世界偉人伝みたいなものなので、万博に行く感覚で「おぉー!これが世界を2周した男か!」「原油価格高騰をあんなに早くから当てたのはこの口かー!」てな具合でもいいと思いますけどね。いや、すごいオッさんですよ、本当に。頭も相当きれる!

マット今井さんと初めて飲んだ日こう言われました。「相場に魂を入れたい」と。都内がすごい台風だった日のことで、その言葉が妙に印象に残っています。値動きを追うチャートは誰が見ても同じグラフです。しかしその背景にあるプレイヤーの「オレが勝つ!」という思いの集積でもあり、そしてまたその裏をかくゲームでもあります。相場の話を聞きに来る人々の「儲けたい」という思いは共通していますが、しかし勝つために「自分で考えなければ」という部分がもっとも大切かつ抜け落ちている部分なのではないでしょうか。人が儲けさせてくれるわけじゃないんで、「自分の力で勝つ」という意識を持つためのヒントをひとつでも持ち帰れたらいいと思います。それは講演会の金額の高低ではなく、結局自分自身の規律(ディシプリン)の問題だと思いますね。

うだうだ書いてしまいましたが、ひとくちで言えば「黙って聞け」ってことです(笑)。講演者も変な客は相手にせず、淡々とプログラムを進めて欲しいです。あー楽しみだ!

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Comments

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

Posted by: 株の投資の初心者 | 2011.11.28 at 12:23

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