ニクの日
今日は29日でニクの日。ということで、久しぶりに行きつけの焼肉屋(韓国家庭料理か?)に行った。なぜならニクの日は肉が全品半額だからだ(笑)。
ここはある意味隠れ家的なお店で、本当に気心の知れた友人としか行かない。今回も、K嬢とN嬢とN嬢の彼氏のYちんさんと、ラーメン師匠のS氏とでニクの会を開こうと考えた。
実は今回久しぶりのニクの日だったので、昨日「行くぜっ!」ってママに電話を入れた。そうしたらテープの声が「この電話はお客様の都合によりかかりません」とアナウンスするではないかっ!これってどうよ。
普通、商売してて電話が通じなくなる事態って、「げげっ!閉店かよっ!?」って100%思うよね。結構ディープなお店だけど確実にリピータのいる、めちゃめちゃ美味しい店なのだ。
昨日はあまりのことにビックリして、S師匠にそんな情報がないか聞いたら師匠も驚き知らないという。だが商売してて電話が通じなくなるなんてありえないとの意見は一致した。
もうK嬢もN嬢も楽しみにしているし、どうしようかと思って連絡を取った。その結果、もし閉店しているとしても見届けなければ納得できないという総意で一致し、本日駅に集合したのであった。
駅から店まで7分くらいかかるだろうか。「なくなってたら近所のラーメン屋でいいか」「いやあそこにカレー屋あるじゃない。まえから気になっていたのよ」みたいな会話をしながら訪れた。
その店は路地を抜けたところにあり、曲がりきらないと見えない。まさに幸せの黄色いハンカチ状態だ(笑)。やっているだろうか。しかし状況証拠からすれば、ほとんど期待できないのだ...。
あった...。何の変化もなくそこにあった。
戸をあけて「こんちは」って入ると、「あれー、今日はご無沙汰の常連さんばっかりだねぇ」とママが叫ぶ。
おいおい、さっきまでのオレたちの不安は何だったんだ!?そもそも電話が通じないなんてありえないだろ!
そう思って、ママに問いただした。「前にもらった名刺の電話変えた?」そしたら「変えないよ。」「でも通じなくなってたよ」「そんなワケないよ。昔から同じだよ!」
どうなってるんだ?さっぱりわからん。しかし、あって良かった!モチベーションが下がりかけていたのが一気に頂点に達して、メニューの上から下までって注文してしまった。
ところがである。そのあと数分してから、近所の酒屋さんが飛び込んできた。「○○さん、電話止まってるよ!」
止まっていたのである。商売してるのに。いつも予約電話を先にいれろって注意する店なのに。止まっていたのである...。
しかもオレはママの携帯も教えてもらっていたのだが、そっちの番号を携帯に登録してなくて、「こっちにかけてくりゃいいじゃないのよぉ」とダメ出しまで喰らった。それなのに、店の電話は、止まってた...。
アバウトやなぁ(笑)。マッコリのひとつもおごって欲しいぞ。と思いつつ、まぁとにかく食いたい食いたい食いたいという衝動に勝てず、文句もいわずに食いまくった。
いつものように頼んでもいないメニューが次々と出てくる(笑)。だが注文したセンマイ刺はいつまでたっても出てこない(笑)。そこにはいつもとかわらない店の空気があって、正直心底ホッとしたのである。
K嬢もN嬢もそれは同じ気持ちだったと思う。だが、とりあえず電話代払い忘れちゃいかん!それは商売のイロハのイだ(笑)。
たらふく食って店をでたら、ママが見送ってくれた。そこで一言。「お父ちゃんに気づかれる前でヨカッタヨ!」最後までおちゃめなママだ!
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