google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg ネタばれ: ひとくちメモ

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2005/09/20

ネタばれ

いつの頃からか「ネタばれ」が一般に広まっている。ネタばれ注意、ネタばれあり、などなど。

しかしそもそも「ネタばれ」とは、なんだろう?

推理小説で先に犯人がわかると面白さが半減してしまうから「ばらすなよ」ってのがネタもと?

お笑いで、先にオチがわかると面白さがなくなってしまうから「ネタいうなよ」みたいなこと?

このふたつは、まぁわからないでもない。

でも、いまや「ネタばれ」はストーリを最後まで伝えてしまうことを指すような勢いなのだ。

だけど、なんでもかんでも「ネタばれ」に気を使って書く必要があるのだろうか?

ネタがばれてたって、面白いものは面白い。いいものはいい。

わかったうえで作品を見るということは、それだけ深く作品にコミットできるってことじゃない?

わかってしまったらつまらなくなる作品なんて、所詮はその程度のもんじゃない?

あるいは「書く」ことに視線を向けると、「ネタばれ」に気を使うばかりに筆が鈍っちゃ意味がない。

また、ネタばれさせるそのこと自体が金科玉条のごとく鎮座してて、内容がスカスカとか最悪。

ネタをばらすとかばらさないとか、そういう断り書きなしに、素直に作品に迫っていけばいい。

読んでから見ても、見てから読んでも、作品を、鑑賞を、さらに高めることが出来る文章を目指そう。

そんな文章だったら、ネタばれがどうのとか、そういうことを気にすることもなくなると思う。

作品をなぞるのではなく、そこから新たな創造や飛躍を提示できたら最高。

作品を見ることが、この文章を補完するくらいの勢いで書けたら申し分ない。

なんて、自分のハードルを上げまくってみる。ま、なにも変わらないけど。

ここには「ネタばれ」もなけりゃ、タブーもない。これまでも、これからも、な。

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