民主党も、あきらめたい...
いやはや...。前に「日本を、あきらめたい。」と書いたが、衆院選惨敗の責任を取って岡田代表が辞任し、新たに民主党新党首が決まった。名前は書く必要もないから書かないけれど、もう日本は本当におしまいなのかも。
もっとも、オレ自身はこと内政に関しては完全なネガティブ・インジケータだ(笑)。ネガティブ・インジケータというのは、常に言ったことの逆に物事が動いてしまう人のこと。だから、オレがこの国はおしまいだといえば言うほど、回復に向かう可能性もあるかもしれない。そう願って、あえて書き続けたいと思う。
今度の民主党党首が党首をやっている限り、民主党は支持しない。ウルトラタカ派じゃないか。タカ派を超えてバカ派とも言われている。コイズミより始末がわるい。世代間闘争ごっこもいいが、民主党にはまともな政治家の出番がほとんどないことを露呈したとしか思えない。
そもそも今回選挙で勝った人間だけの投票で決めたこと自体、立て直す気があるとも思えない。今回の負け方の異常さを検討して再出発するには、負けた人間の言葉こそ聞く耳を持たなければ...。
コイズミは郵政民営化を問う国民投票的選挙と言った。だが死票が得票数を超えているような選挙結果。国民投票なら負けだが選挙制度上の結果は結果で、コイズミ独裁政権は延命した。しかも宗教団体の票がなければ百数十議席分は取れなかったとも言う。
そんな危険な状況で、右か超右かの選択肢しかない国に本当にしていくのか?毒を喰らわば皿まで式の政権交代ならしなくていい。強力な野党がストッパーになるほうがいい。与党がコイズミ独裁党(+新興宗教)になったのだから、民主党も割れて、両方の負け組で野合したほうがマシだと思う。
強者の論理だけが支配する国なんてヤバすぎる。勝つことだけしか頭にない人間はイザというとき弱い。自己主張とパフォーマンスさえ出来れば論理の一貫性は不問なリーダー像。権力者の言い逃れが通用する社会は確実に教育もダメにしていく。だからこそカウンターカルチャーは必要だし、オレは常にそちらに身を置きたいと思う。
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