google-site-verification=o_3FHJq5VZFg5z2av0CltyPU__BSpMstXTEV1P8dafg すべて政局か: ひとくちメモ

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2005/08/02

すべて政局か

とうとう現役議員の自殺者まで出てしまった...。こんなくだらない時間浪費の郵政国会で。政局サイボーグ・コイズミは、これを受けての囲み取材で反対派を「倒閣運動」だと言った。まさに政局サイボーグだ。

コイズミというのは政局以外にこれといった政治家の仕事が出来ない。政治を混乱させることにかけては天才的(天災的)だ。「政局なくして出番なし」のサイボーグなのだ。

郵政民営化も米国に何を言われているのか知らないが、政策の中身は問題ではない。しょーもないクイズのようなもので、「○か×かで答えなさい」と、それだけに党議拘束をかけているのだ。

死んだ議員は、自分は自民党の社員だからと言っていたという。ホントに陰湿な会社の姿そのものだ。その陰湿さは結局「政局」しかできないトップと、それに過剰反応する能力の低い取り巻きの構図だ。

仕事が出来ないから組織や人事をいじってみたり、自分のやることに○か×かの踏み絵をさせてみたりするのだ。それも思いつきだけでやるから、そのしわ寄せがすべて次世代に重くのしかかる。赤字は増え、国際的に孤立し、政治は停滞し、政局だけがヒートアップする。

それは誰もがわかっている。郵政なんてどうでもいい問題だからこそ、賛成・反対ともに言いたい放題言い合えるのだ。そもそも内容なんてない、議論のための議論に終始するしかないのだから、政局好き首相にはたまらない快感だったことだろう。そして取り巻きだけが内向きな“社内政治”で小賢しく振る舞い、外に目が向かなくなってしまうのだ。犠牲者が出て当然だろう。

政治が感情的になると、マスコミがその感情をむやみに増幅させ、日本は衆愚政治一色に染まる。大衆がワーッと一方向に突き進み、政治もそれに乗っかろうとする。まさに負のスパイラルだ。国際社会はそんな日本をよく知っている。過去が証明している。

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