15×33
ほんとにどーでもいいのだが、今日ある作業をやっていて、15×33=495 を暗算できるようになった...。いつかまた、使う機会があるのかなぁ...。
もし将来のいつの日にか、15×33を暗算で「あ、495か」って使える機会が訪れたとき、めちゃめちゃうれしいはずだ(笑)。
できればそれは、個人作業ではなく、共同作業の席でありたい。「えっと、15×33はぁー、誰かー電卓持ってきてー」「あ、495っすよ」「キャーすごーい!」みたいな。
だがもし、将来のいつの日かが、15×32だったら、かなり悔しい。だからボクはいま覚えたい。15×32=480だと...。
うーむ、なんて禅問答のような世界を展開しているんだオレは...。
だが、そんな日がこないとはいえない。
昔、就職してすぐのころだった。新入社員歓迎会のゲームで、数学を生業としている人々とクイズ対決をやったときだった。「円周率を知っているだけ書きなさい」という問題がでた。
「キターーーー!」と思った。3.141592653....というヤツで、数学を生業としている人々が自分が勝つために作った問題だった。彼らは12桁まで覚えていたのだった。
だが、高校生の頃、受験勉強もせずブルーバックスを読みまくっていたオレは、円周率=「身一つ世一つ生くに無意味、曰く泣く身に宮代(みやしろ)に虫さんざん闇に鳴く」というあたりまで、覚えていたのだった。
まさかバブリーな新入社員(バブル社員と呼ばれていたし自称していた)が、いきなり正確な円周率30桁を飲み会のゲームで披露するなんて思ってなかった。オレのことをダミアンと呼ぶやつもいた。
こんなムダ知識にとって、新入社員歓迎会という舞台は最高のシチュエーションだった(笑)。まさか生涯において、こんな役に立つシチュエーションがあるとは想像もしていなかった。
だから、いまボクは信じています。15×33=495も、まったく想定外のシチュエーションで使える日が来ることを(笑)。こういうしょーもないストックをひとつずつ身に着けることこそ、“ひとくちメモ道”の極みなのである!
それには、なんの意味もないが偶然覚えてしまった15×33でなければならない。ならないんだ!それが悟りであり禅の悟道の境地なのだ(?)。15×32は邪道だー!?
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